2024年11月16日　松阪競輪
第11回施設整備等協賛競輪in松阪
「ザ・レオニズカップ」G3（3日目）

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【松阪競輪G3（3日目）10R＝S級準決勝】
前受けした新村穣が畑段嵐士を突っ張って、南関東ラインが先手を握る。打鐘で畑段は内を突いて、4番手に上がる。畑段は捲りを狙うが、新村マークの海老根もけん制。海老根はゴール前で差し脚を伸ばし1着。南関3番手の中村浩士が2着。最終HSで8番手だった塚本大樹は切り替えて、内を進み、直線外に持ち出して3着。

1着／海老根恵太（S2・千葉86期）
今回成績：一4・二3・準1
G3優勝：7回（15年10月千葉）

前からで、突っ張るか、切った上をいけば脚を使わずに仕掛けられると思ったので、半々の作戦。でも（新村穣が）突っ張ってみたら、突っ張れたみたいで。捲ってきていたのも分かっていたけど、初日に失敗していたので、早めにけん制しましたが、止まっていた感じでした。突っ張り先行だから、もう少し残せればよかったです、申し訳なかったです。新村君のおかげ。G3決勝は記憶にないくらい久しぶりですね。（感触は）2場所前くらいから良くて、今回楽しみでした。
（決勝は）栃茨の3番手に。

2着／中村浩士（S1・千葉79期）
今回成績：一4・二3・準2
G3優勝：4回（10年4月高知）

（昨年は）柔らかい頭で、突っ張るか、早めに来たら引いて巻き返せばいいかなと。とにかく前に出る作戦でした。前に付いて、あとはしゃくられたときに、しめこむことだけを考えていました。初日に感触が良かったので、それを忘れないように。
（決勝は）海老根君の後ろ（4番手）。

3着／塚本大樹（S1・熊本96期）
今回成績：特5・二1・準3
G3優勝：０回

（作戦は）中団でした。突っ張られて、すぐいけるとこでいけばラインで決まったと思いますが、入られてしまったので。1コーナーでの進み方を見ながら、あのコースでないと届かないと思い、あとはイチかバチか。動き自体は、良いかなと思います。3日目変わらず、展開さえよければ、（上位に）来られるかなと。
（決勝は）どこまでやれるか、やってみようかと。何でもありで。

◆10Rレース結果

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【松阪競輪G3（3日目）11R＝S級準決勝】
栃茨勢が前受で、赤板で福田知也が内を狙い中団を取ると、7番手の久田裕也が一気にスパートして長島大介を打鐘後に叩いて先行態勢に入っていく。4番手になった長島が捲り追い込むが、久田マークの堤洋が直線鋭く抜け出し1着。栃茨3番手から芦澤辰弘が中コースを伸びて2着。長島が3着に入線した。

1着／堤洋（S1・徳島75期）
今回成績：一2・二3・準1
G3優勝：4回（01年9月防府）

芦澤（辰弘）も福田（知也）もはスタートが早いし、後ろ攻めの確率が高いと思いましたが、稲吉（悠大）君が頑張ってくれましたね。僕は何もしていないです。雨で外帯線を外してしまうから、やっぱりしゃくってきましたけど、（久田には）落ち着いていけるところからいけと。自分も若干、余裕があったので、来たら仕事しようと思っていましたが。久田の頑張りに尽きます。サイズは一緒ですが、富山から変えた新車がマッチしています。
（決勝は）初の塚本君に。あと1日頑張ります。

2着／芦澤辰弘（S2・茨城95期）
今回成績：一4・二4・準2
G3優勝：0回

（長島）大介が前がいいとのことだったので、前から。大介はあの形を想定していただろうし、うまく4番手を取って、皆にチャンスがあるような展開を作ってくれました。自分は内をしゃくられるのが嫌なので、ずっとまっすぐ走っていただけ。（感触は）よくわからないですね、見ての通り。僕が一番緊張しなかったのが良かったのかも。
（決勝も）大介に。

3着／長島大介（S1・栃木96期）
今回成績：特1・二4・準3
G3優勝：2回（21年8月高知）

4番手も、2コーナーくらいから勝負に行かないといけないのに、置きに行ったレースになってしまいましたね。今日は先行も考えていたんですけど。今日の松阪のコンディションを見て、弱気になってしまいました。いいレースができませんでしたが、勝ち上がれたのは良かったです。（体調は）問題ないです。
（決勝は）自力選手も少ないですし、やるしかない。自力です。

◆11Rレース結果

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【松阪競輪G3（3日目）12R＝S級準決勝】
赤板で松坂洋平が中井太祐を突っ張ると、皿屋豊が仕掛けて打鐘で松坂を叩いて中部ラインが主導権取り。皿屋の先行で一本棒となり、4番手に松坂、7番手に中井で最終HSを通過。最終2コーナーから中井が捲りを打つと、松坂も合わせて捲りを打つ。皿屋マークの西村光太が後続をけん制し、ゴール前では中部3番手の笠松信幸が差し切り1着。松坂の仕掛けに乗って、マークの伏見俊昭が2着。西村が3着に入線した。

1着／笠松信幸（S1・愛知84期）
今回成績：特2・二4・準1
G3優勝：0回

（皿屋豊は）出てから、かかっていましたね。ナイターの光で下を見ながらでしたが、来られる感じも無かったけど、2回持っていったときに、詰まった勢いで来た感じでしたね。皿屋が頑張ってくれました。脚の感じも、初日から変わらず良かったと思います。
（決勝は）西村（光太）君を信頼して、付いていきます。

2着／伏見俊昭（S1・福島75期）
今回成績：一1・二3・準2
G3優勝：24回（11年6月函館）

（松坂）洋平が前々に踏んでくれて、ありがたかったです。脚を使っていたし、中井（太祐）に合わせていったので、自分のタイミングでもなかったと思います。もっと引きつけてから行きたかったとは思いますが、あそこでいかないとかぶってしまうし、踏んでくれたおかげで僕のコースができました。（地元勢は）だいぶ皿屋（豊）君を残したい気持ちがでていましたし、逆にコースができたのかなと。（最後は）無我夢中で、3着までにと思って踏みました。久しぶりのG3決勝は嬉しいですね。
（決勝は）単騎です。

3着／西村光太（S1・三重96期）
今回成績：一2・二2・準3
G3優勝：0回

皿屋（豊）さんが勝ちに行くレースしてくれると思っていましたが、男気を見せられて、すごかったです。一つ上の出力で踏んでいた感じで、捲らせない気迫が伝わってきました。あとは一本棒だったし、捲り追い込みに気を付けて。来ていなくても波だけ作ったのですが、呼吸が合わず、自分の甘さでした。恵まれの3着です。状態は良い悪いは気にせず、ここまで来たら気持ちです。
決勝は、デビューしたときから後ろに付いてくれて、アドバイスもしてくれた笠松さんが付いてくれるので、自分で何とかしないといけない気持ちです。地元戦なので、しっかりと走ります。

◆12Rレース結果

※G3優勝の（　）は前回の優勝

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【松阪競輪G3（最終日）12R＝S級決勝】
1／笠松信幸（S1・愛知84期）
2／塚本大樹（S1・熊本96期）
3／長島大介（S1・栃木96期）
4／芦澤辰弘（S2・茨城95期）
5／伏見俊昭（S1・福島75期）
6／中村浩士（S1・千葉79期）
7／西村光太（S1・三重96期）
8／海老根恵太（S2・千葉86期）
9／堤洋（S1・徳島75期）

注目の並び想定は
7西村-1笠松
2塚本-9堤
3長島-4芦澤-8海老根-6中村
5伏見（単騎）

注目の並び想定は、
長島大介に芦澤が付く栃茨2車に、千葉両者も固める4車ライン。
西村に笠松が付く中部2車ライン。
塚本に堤が任せる即席ライン。
伏見は単騎を選択した。

機動型が少なく、長島の先行1車ともいえるメンバー構成。さらに千葉勢も後位を固めるとくれば、ラインの長さも生かして、より優位にレースを進めるか。
注目されるのは、西村と塚本の動向だろう。展開によっては、4車ラインの分断もありそう。特に西村はホームバンクのG3だけに、G3初優勝に向けて気持ちが入るところ。混戦になれば、単騎を選択した伏見の出番も。
レジェンド級のベテラン勢も多数優出して大注目の決勝は、16時35分発走予定です。

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(P-Navi編集部)