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【別府競輪・ミッドナイト】長い距離を踏める脚力がある長野魅切

2025/08/07(木) 12:44 0 0

別府競輪のミッドナイト「チャリロト杯(FII)」が7日に2日目を開催する。チャレンジ準決4Rを走る長野魅切に話を聞いた。

「トップスピードを維持できるのが持ち味だと思います」と話した長野魅切

 7月に本デビューを果たした127期生の中でも今節、参戦している長野がノっている。7月久留米松阪と連続優勝を飾り、今開催も初日からしっかりと競走で示した。

 持ち味はドがつくほどの強地脚で「長い距離を踏むのは嫌ではないです。トップスピードを維持できるのが持ち味だと思います」と長所を自覚している。

 初日予選3Rは前受けからの突っ張り先行でラインの石黒健-廣川貞治と3人で決め、圧倒的な人気に応えてみせたが「道中の駆け方が悪かった」と本人はそこまで満足していない。振り返ったのは打鐘からホームにかけてのシーンだった。

「打鐘すぎにペースを緩めすぎた。もっと上げておけば石黒さんと、特に廣川さんがもっと付いてきやすかったはず」

 実際に廣川からも「打鐘でガツンと踏んでおけば(一本棒となって)後ろからの仕掛けは来にくくなるし、結果的にペースで行ける。俺たちも追走しやすくなるしラインで決めるには最善」とアドバイスがあった。

 長い距離を踏める脚力があるのに一瞬でも流した、そこに悔いが残った。それは師匠、佐々木豪の言葉が頭にあるからだ。

「突っ張り先行じゃないときは、ゴール前のリプレーで自分しか映らないぐらい後ろを何車身もちぎるようなレースで勝て、とよく言われています」

 初日は突っ張り先行だったため例外だが、それほど“魅せて勝つ”ことを強く意識している。準決4Rは持ち味をフルに発揮して、パワフルな立ち回りで連勝を目指す。(netkeirin特派員)

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