2019/01/27(日) 18:49
松阪G3(最終日)蒲生氏郷杯王座競輪
【12R=S級決勝】
1/浅井康太(SS・三重90期)
2/吉田拓矢(S1・茨城107期)
3/村上博幸(SS・京都86期)
4/野田源一(S1・福岡81期)
5/武田豊樹(SS・茨城88期)
6/舛井幹雄(S2・三重71期)
7/神田紘輔(S2・大阪100期)
8/大塚玲(S2・神奈川89期)
9/竹内雄作(S1・岐阜99期)
中部ラインが正攻法で前受け、まずは916・37・4・258の並びとなる。
青板から吉田が動いて、竹内を抑える。
そして、赤板突入で吉田はさらにペースを上げた。
だが、1度は引いた形の中部ラインも早目に動き、巻き返しに掛かったところで打鐘。
打鐘後、すぐに主導権を奪い返した中部ライン、竹内の先行で残り1周回。
最終BS、吉田が捲くりを放つが、第3コーナー過ぎで浅井の牽制により浮いた形に。
そこから7番手にいた村上が一気に踏み込んでの捲り追い込み。
最後の直線、竹内の番手から浅井が飛び出すが、外から村上が強襲。
ゴールライン間際で、村上が差し切って1着に。
2着には最後方から内を突いた野田、3着は浅井となった。
村上は今開催、4日間、オール1着の完全優勝を決めた。
優勝/村上博幸(SS・京都86期)
中団、中団って、思っていた。
展開が遅ければ、番手勝負だとも考えていた。
それなのに7番手になってしまって、最終ホームではホンマに独り言で「最悪や……」でした(苦笑)。
自分が踏める距離は短いし、第2コーナーからは捲れなかった。
最後、思いっ切り踏み込むだけでしたね。
完全優勝ができるほどデキが良いとは思っていなかった。
今の競輪はピッチが速いので、それに対応するタテ脚を意識して練習。
今開催はレースの中で、自分が普段の練習でやっていることを試す感覚もあった。
決勝のこのメンバーで届くなんて「まさか!」ですよ。
これまでは3着・3着・3着・1着とかでの優勝ばかり(笑)。
記念の完全優勝は初めてなので、ホンマに嬉しいですね。
今年はS級S班として、まずはG3以上での優勝をしたいと思っていたので、早々に決められて良かった。
ただ、スタートが良くても、まだまだ先は長いんでね。
これからもトレーニングをシッカリして頑張りたいです。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/志智俊夫(S1・岐阜70期)
2/新山将史(S2・青森98期)
3/佐藤幸治(S2・長崎92期)
4/安部達也(S2・埼玉83期)
5/稲毛健太(S1・和歌山97期)
6/河野要(S2・神奈川94期)
7/佐々木則幸(S1・高知79期)
初手は246・51・37、号砲からほぼ1周回半で隊列は落ち着く。
赤板に入り、後ろ攻めであった佐藤がジリジリ上昇。
それに稲毛も乗り、新山は引いた形に。
佐藤が完全に新山を抑えたところで打鐘。
しかし、すぐに稲毛が踏み込む。
稲毛が主導権を完全に奪い、残り1周回。
新山も再び後方から上がり、稲毛の番手・志智と並走状態。
だが、稲毛はそこからもスピードに乗り、新山は追走するのが精一杯。
最終BS、稲毛の先行に志智が続き、新山が追う形。
その後ろは完全に車間が開いてしまった。
最終第4コーナー、志智が満を持して踏み込んで、稲毛を差し切って1着。
2着に稲毛、3着は新山となった。
1着/志智俊夫(S1・岐阜70期)
今日は稲毛君の力のおかげですね(笑)。
周回中は淡々と、走っていました。
後ろは見ていない。
ついてきていないだろうって、稲毛君の掛かりが良かったんで。
もう30年近く自転車に乗っている訳だから、その辺のスピードとかは勘で分かりますね。
(P-Navi編集部)