松阪G3(最終日)レポート

2018/01/28(日) 23:25

松阪G3(最終日)レポート

2018年1月28日

松阪G3(最終日)蒲生氏郷杯王座競輪

【12R=S級決勝】

1/坂口晃輔(S1・三重95期)
2/山中秀将(S1・千葉95期)
3/村上義弘(S1・京都73期)
4/根田空史(S1・千葉94期)
5/稲川翔(S1・大阪90期)
6/高橋和也(S1・愛知91期)
7/小倉竜二(S1・徳島77期)
8/早坂秀悟(S1・宮城90期)
9/岡村潤(S1・静岡86期)

87・61・35・35・249の並びで赤板周回を迎える。
HSでまず村上が動いて近畿勢が前へ、これを南関勢もすぐに追う。

第1センターで山中が先行態勢に入り、249・35・61・87で打鐘。
そして、ライン毎に車間がやや空いてラスト1周。

南関ラインは戦前の筋書き通りのように、山中がグイグイ引っ張る。
第2コーナーで後方を警戒しながら根田が満を持して番手捲り。
3番手の岡村もシッカリ根田を追走、近畿勢も食らいついて最終BSを通過。

第4コーナー、内から外に空いたスペースを稲川が見逃さなかった。

最後の直線で岡村が伸び、稲川も負けじと鋭い差し脚を見せる。

ゴールライン手前で稲川が突っ込んで1着、2016年4月の川崎以来の記念Vを飾る。
2着には岡村、3着は根田がしぶとく残った。

優勝/稲川翔(S1・大阪90期)
落車明け(岸和田F1)で万全じゃなかったけど、少しでも怯んだら優勝はできないと。
村上さんが必ず仕掛けてくれるから、自分もシッカリ判断を。
やることをやろうと思って走って、村上さんとの連携で勝てたのが嬉しい。
最後の直線は無我夢中でした。
地元の岸和田は不完全燃焼だったけど、今回は思い切ったレースができたと思う。

【9R=S級企画レース・KEIRIN EVOLUTION】

1/内藤宣彦(S1・秋田67期)
2/松岡貴久(S1・熊本90期)
3/佐藤亙(S2・愛知85期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/坂本周輝(S2・青森100期)
6/馬場和広(S2・埼玉98期)
7/山口貴弘(S2・佐賀92期)

6・4・5・1・2・3・7の並びでレースは進む。

静かな展開で、打鐘を迎えても大きな動きはなし。
ここで坂本が正攻法で先行。

最終BS手前、3番手から坂本が一気にスパート。

第3コーナーで完全に捲り切る。

最後の直線でも坂本のスピードは落ちることなく、押し切っての1着。
2着には坂本を追走した内藤、3着には神山が入った。

尚、1週間前の大宮G3企画レースのブロックセブンは実兄・坂本貴史(S1・青森94期)が制した。
兄弟で続けて記念競輪での企画レースを制したことになる。

1着/坂本周輝(S2・青森100期)
誰かきたら合わせようと思ってたが、展開に動きがなかった。
その結果、いい位置が取れたところがあったと思う。
出切ってからは自信あった、抜かれる感覚は全然なかったです。
後ろを振り向いた時、神山さんと視線を合わさないように気をつけました。
立川記念の後、インフルエンザになって体重が減った。
体重を戻すために毎日、肉ばかり食べて、飲みにもいってた。
今回の賞金(82万円)でも肉が食べれるし、飲みにもいけますね(笑)。

(P-Navi編集部)

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