2024/08/11(日) 17:56
第10回施設整備等協賛競輪in松山
道後温泉本館全館営業再開・改築130周年記念
「道後温泉杯争覇戦」G3(最終日)
松山競輪場において8月8日から開催された「第10回施設整備等協賛競輪・道後温泉杯争覇戦」G3は本日11日、最終日を迎えた。35度を超す猛暑日の中でレースが展開されたが、シリーズも日を追うごとにヒートアップ。オールスター競輪の直前とあって、S級S班らの出場はないものの、注目を一身に集めたのが新田祐大の参戦で、その新田は圧倒的なスピードで初日から勝利を重ね、ただひとり3連勝で決勝進出を果たした。また、地元・愛媛からは真鍋智寛、吉田智哉の2名が準決勝を突破、香川勢との4車連携で、新田にどう挑むかが注目された。
決勝は、前受けを選択した四国勢が突っ張って先行態勢に入ると、新田が内から上昇して真鍋の番手を狙う。真鍋が主導権を握る中、番手を取り切った新田が捲りで抜け出すと、そのまま押し切り優勝ゴール。今年1月のいわき平以来、通算14回目のG3優勝で人気に応えた。
※3日目準決勝レポートはこちら
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【最終日12R=S級決勝】
1/福島武士(S1・香川96期)
2/新田祐大(S1・福島90期)
3/坂本健太郎(S1・福岡86期)
4/真鍋智寛(S2・愛媛121期)
5/宿口潤平(S2・埼玉91期)
6/原誠宏(S1・香川91期)
7/片岡迪之(S1・岡山93期)
8/吉田智哉(S2・愛媛111期)
9/飯野祐太(S1・福島90期)
【レース展開】
誘導以下、4真鍋-8吉田-1福島-6原、2新田-9飯野-5宿口、7片岡-3坂本で周回。まず片岡が上昇していくと、赤板で真鍋が突っ張っていく。5番手の新田は内から上昇して、真鍋の後位までポジションを上げる。新田はさらに真鍋の内まで上がると、打鐘から真鍋がスパートして先行態勢に入っていく。番手は内に新田、外から吉田が追い上げる。最終2コーナーで新田が番手を取り切ると、最終BS前から捲り発進。新田には香川勢が続いていく。福島もゴール前で詰め寄るが、新田が振り切って優勝ゴール。2着に福島、3着に原が入線した。
【最終日12R=松山競輪G3決勝】
2車単2‐1 680円(3番人気)
3連単2-1-6 3,530円(11番人気)
決まり手:捲り-マーク
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