2025/08/07(木) 12:40 0 0
2023年に沖縄からデビューをしたが今年2月に大分へ移籍した。5月に地元ホームとして別府デビュー戦を迎える予定だったが、怪我の影響で欠場したため、今回が初の“地元戦”となる。それも予備からの繰り上がりという思わぬかたちで巡ってきた。
「予備とはいえ直前はバンクで集中して練習ができていたし準備はできていました」と焦らず、本番を迎えることができた。
初日1Rは前を任せた與古田龍門が後方で行き切れずとみるや、3角から外を回して直線を突き抜けた。
「人の後ろは3回目。慣れない位置なので怖かった。でも、まずは良かった」と待望の初勝利は普段の持ち場ではない番手回りとあって、心底ホッとし素直に喜んだ。
それは與古田の存在もあってこそだ。「與古田は(沖縄時代に)一緒に練習をしていました。自分の弟々子なので、まさかこんなタイミングで連係できるとは。感慨深かったですね」と、同門の絆を体現した地元初陣は忘れられない思い出となった。(netkeirin特派員)