松阪G2(最終日)レポート

2019/09/16(月) 19:15

松阪G2(最終日)レポート

2019年9月16日

松阪G2(最終日)第35回共同通信社杯

【11R=S級決勝】

1/郡司浩平(S1・神奈川99期)
2/柴崎淳(S1・三重91期)
3/渡邉一成(S1・福島88期)
4/山﨑賢人(S1・長崎111期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/稲川翔(S2・大阪90期)
7/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
8/金子貴志(S1・愛知75期)
9/諸橋愛(S1・新潟79期)

号砲で渡邉が前へ飛び出す。
1周回でスンナリと、並びは落ち着く。
37・28・59・46・1の細切れ戦。

赤板突入、まずは中団から平原が前へ踏む。

平原の動きに乗った山﨑が上から抑えにいく。

山﨑ー稲川の2車が前を取ったところで打鐘。

山﨑ー稲川の後ろ、3番手には単騎の郡司が収まる。

山﨑の主導権で残り1周回。

最終BS手前から平原の動きを気にしながら郡司が仕掛けていく。

郡司は第3コーナーで山﨑を捲り切る。
そして、そのままゴール線まで押し切って1着。

2着には第3コーナーから内をしゃくった佐藤。
3着は第3コーナーで稲川のブロックを受けながらも乗り越えた平原となった。

郡司は2017年の高松G2ウィナーズカップ以来、2回目のG2制覇。
賞金ランキングでも7位まで順位を押し上げ、悲願のグランプリ出場へ大きく前進した。


優勝/郡司浩平(S1・神奈川99期)
嬉しいですね!
前回(2017年=高松G2ウィナーズカップ)と違い、今回は1着を確信できたので感情を爆発させられた。
シッカリと、ガッツポーズできましたね(笑)。
組み立ては流れの中で何でも、ワンチャンスがあれば仕掛けようと思っていました。
1番車なのにスタートで遅れてしまって後方になってしまった。
それで山﨑君ラインについていこうと思っていたら、スンナリ3番手になりましたね。

平原さんも位置を取りにくると思ったけど、並走も仕方ないし、そこは対応すればいい。
状況把握はできていたので、あとは平原さんが仕掛ける前に仕掛けようと思いました。
平原さんに差されたら仕方ない、力不足なだけですし、それよりも被るのが一番怖かったので。

グランプリは意識しないと言えば嘘になります。
グランプリ出場を逃した2017年の気持ちを忘れられないですし、だからこそ今があると思っています。
後半戦だけど、まだまだG1も2つある。
G1を獲ってグランプリに出るのが一番、気を抜かずに頑張りたいですね。

(開催初日のレース後に入院中の林雄一については)病院がここ(競輪場)から近いと聞いています。
帰りに立ち寄って、声を掛けにいきたい。
最高の報告ができますね。

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2着/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
一成が最終ホームでいくのかどうか、色々と考えて準備し過ぎて、脚が溜まらなかった。
(稲川の牽制があり)あそこまで大きい動きがあるとは想定していなかった。
だけど、必ずコースが開くとは思っていた。
もっとタテ脚がないと、今のレースでは勝負できないですね。

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3着/平原康多(SS・埼玉87期)
イナショーのブロックで凄い車間が開いてしまって。
イナショーは郡司とタイミングが合っていないので、僕のところにきましたしね。
ん〜っ、あの山を越えるので精一杯でした。
チャンスはあったと思うけど、悔しいですね……また、頑張ります。(P-Navi編集部)

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