2024年にオートレースで活躍した選手を表彰する「2024年オートレース選手表彰式・ファン感謝祭」が3月11日、都内ホテルにて行われた。最優秀選手賞は、2年ぶりに5回目となる鈴木圭一郎（浜松32期）が受賞した。鈴木は「2025年も選手一同、ファンの方々の期待に応えられるよう、魅力あるレースをできるよう、努力してまいりますので、これからもオートレースをよろしくお願いします」と受賞選手を代表してあいさつし、表彰式は盛況のうちに幕を閉じた。

※2024年の競輪優秀選手表彰式典レポートはこちら

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【最優秀選手賞】
鈴木圭一郎／浜松32期
受賞回数：5回目

※インタビューより
新幹線での移動中に（受賞の）連絡が来て、信じられなかったです。「一番上の賞ですか？」と何回も聞きました。
（年間114勝は）すごいと思います。年間96勝したときに、周りの方から、もう抜かれないよと言われたのですが、そんなに甘くないと思っていたら、次の年に抜かれて悔しい思いをしました。
自分の中で、昨年は成績が良かった年とは思えなかったんですけど、1着回数は多かったので、記録もあって、悪い年ではない、すごく記憶の残る年でした。
（連勝記録は）何度も抜かれそうになりながら、（鈴木）宏和や（佐藤）貴也さんが止めてくれたので、感謝しています。
（スーパースター王座決定戦は）2番手発進を想定していなかったので、長いなと思いました。でも、エンジンもタイヤも良かったので、気持ちよく走れましたね。もう忘れることのない優勝でした。同期だけでなく、支えてくださっている方の顔がたくさん浮かびましたね。
昨年のスーパースターを勝って、今年は優勝回数を増やしたいと思った瞬間、優勝できなくなりました。まだ優勝が無くて、今年はまだうまくいっていないので、今年これからうまくいくように頑張っていきます。

【2024年の主な獲得タイトル】
SG第39回スーパースター王座決定戦（川口）
特別G1共同通信社杯プレミアムカップ（山陽）
G1スピード王決定戦（浜松）
G1令和グランドチャンピオンカップ（山陽）
G1ゴールデンレース（浜松）
G2小林啓二杯（山陽）

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【優秀選手賞】

青山周平／伊勢崎31期
受賞回数：7回目

※（寄せられたメッセージ）
昨年は優秀選手賞を受賞でき、嬉しく思います。
昨年は100回目となる優勝を達成し、SGでは2度の優勝、その中には地元伊勢崎で完全優勝となる成績を収められ、充実した1年でした。本日は所用のため、表彰式には出席することができず、申し訳ございません。2025年は昨年よりいい成績が取れるように、感謝の気持ちを忘れずに頑張っていきます。今後も皆様の温かいご声援よろしくお願いします。

【2024年の主な獲得タイトル】
SG第43回オールスターオートレース（飯塚）
SG第28回オートレースグランプリ（伊勢崎）
特別G1共同通信社杯プレミアムカップートレース（山陽）
G1シルクカップ（伊勢崎）
G1開設記念グランプリレース（川口）
G1ムーンライトチャンピオンカップ（伊勢崎）
G1スピード王決定戦（浜松）
G2オートレースメモリアル（山陽）

【優秀選手賞】
黒川京介／川口33期
受賞回数：2回目

※インタビューより
（2024年は）オートレース人生で、一番結果が出ましたし、何より悪い時期が少なかった1年でした。（日本選手権でのSG初制覇は）嬉しかったです。（スタートで）行けて良かったけど、（フライングで）迷惑かけたので何とも言えませんね。エンジンもタイヤもすごく良かったので、2回目のスタートは吹っ切れていました。（SG優勝戦で）何回か序盤で先頭はありましたが、毎回やられていたので、状態も良かったので、どうにか抜かれないようにと思って走っていました。
（1月川口では競走タイム3.304をマークして）自分でもあんなタイムが出るとは思っていませんでした。前の日の試走から、今までと違う風景でした。
（2強の）壁はなかなか厚いですが、諦めているわけではないので。自分の足りないもの、反省点があるので、そういうところ練習して、良いレースができるようにと思っています。（課題は）捌きがどうにもこうにも下手。まだまだなので、捌きの質も自信もつけていきたい。
（後輩も）恐ろしいくらい速いですが、どうにかこらえられるに頑張っていきたいです。一昨年より昨年が良かったので、昨年より今年が良い結果を出せるように、1走、1走、頑張っていきます。

【2024年の主な獲得タイトル】
SG第56回日本選手権オートレース（川口）
G1キューポラ杯（川口）
G2若獅子杯争奪戦（山陽）

【優秀選手賞】
金子大輔／浜松29期
受賞回数：3回目

※インタビューより
（受賞は）頑張って良かったと思います。（昨年の全日本選抜は）後ろからのレースではないので何とも言えないですが、（スタートは）一つの要因。準決勝戦が晴れであまり良くなかったので、雨の方がと思っていました。でも準決勝戦で1着でなければ、優勝は獲れなかったと思うし、（2枠を取れたのが）一番大きかったですね。（9年ぶりのSG優勝は）いろいろな方から祝福してもらって、ありがたかったです。返信全部が終わるのに1週間くらいかかりました。
優勝戦に乗って、しっかり優勝を狙うのが今年のテーマ。優勝戦に乗っただけで満足しないようにしています。でも、そこまで皆さんが思っているほどエンジンは良くもなく、毎日必死に整備して、けっこうギリギリの状態で戦っていて、いつまで続くか僕も分からないです。
たくさんいいレースを見せて、お客さんに楽しんでもらえるように、そして賞金をたくさん稼げるように、本賞金が上がるように、（優勝戦は）0mオープンになるように、一生懸命に頑張ります。

【2024年の主な獲得タイトル】
SG第37回全日本選抜オートレース（川口）

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【最優秀新人選手賞】
浅倉樹良／伊勢崎37期

※インタビューより
とても嬉しいですね。（デビュー最短優勝は）なかなか緊張しました。周りの期待も結構あったので、それに応えたいと思っていましたし、優勝して当たり前じゃないですけど、そういう雰囲気でしたね。
同期は、全員が速い。だいぶ刺激をもらっているので、そのおかげで自分もここまで成長できていると思います。仲もめちゃくちゃいいです。
（後輩も入ってきたが）ほぼ自分もまだ同じ目線。同じ2級車だし、先輩風をふかすほど速いわけでもないので、教えもしますけど、自分もそれ以上のことをしないといけないので、気を引き締めています。
今年はまた記録が出せるかは分からないですが、ひとつひとつ自分らしいレーススタイルを貫いて、スタートはもちろん、最後まで全力で走ろうと思うので応援よろしくお願いします。

デビュー13連勝達成！
デビュー22日目で史上最速優勝！

【優秀新人選手賞】
福岡鷹／飯塚37期

※インタビューより
やっぱり一番いい賞を受賞したかったので、悔しさはありますけど、今年この悔しさをバネに頑張りたいと思います。
（2024年は）結果的には4回優勝することができたんですけど、まだまだ未熟なところがあるので、今年はそこをもっと練習して、大事に走って、精進したいと思います。
（同期は）皆が速すぎるので、負けないように頑張ります。（意識は）めちゃくちゃしています。やっぱり負けたくないので。
まだまだ乗り手の方が、成長できていないとは思いますので、もっともっと同期にも負けないように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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【特別賞】

青山周平／伊勢崎31期
通算優勝記録選手：100回優勝達成
SG第28回オートレースグランプリ完全優勝

鈴木圭一郎／浜松32期
年間勝利記録更新選手：114勝達成
連続勝利記録更新選手：18連勝達成

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【特別賞（平尾昌晃賞）】
小椋華恋／川口35期

※インタビューより
すごい選手ばかりなので、自分がここにいていいのかという気持ちです。
（川口記念G2は）優勝戦に乗れただけで信じられないくらい。試走は得意なのでタイムは出ましたけど、（後ろに）すぐやられるかなと。でも、全力で頑張ろうと思っていました。優勝したのも信じられず、ガッツポーズするのも忘れてしまいました。
デビューしてから自分はとにかく運がいい。よく戦えています。なので、もう少し実力をつけたい。運だけでは戦えない世界になっているので、そこを頑張っていきたいですね。
これからもオートレースをたくさん盛り上げられるように頑張ります。

G2川口記念（川口）
※女子選手デビュー最短グレードレース優勝

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【通算勝利記録選手賞】
荒尾聡／飯塚27期

※インタビューより
デビューした当時は、まさか自分が1000勝できるとは思ってもいなかったですし、なだたる先輩方の中に名前を刻めたので良かったです。振り返れば、短かった気もしますが、いろいろな出来事もあったので、不思議な感覚です。
前節の準決勝戦でリーチをかけたので、優勝で1000勝達成なら格好いいなと思っていたのですが、次のプレミアムカップで達成。それも、僕らしいかなと思います。
でも、（1000勝は）そこまで意識はしていませんでした。これも通過点だと。 （思い出のレースは）スーパースター王座決定戦の優勝ですね。少し前から意識を変えて、その結果が出たのがスーパースターだったので、自分の中ではターニングポイントです。
（昨年の稲妻賞は大激戦を制したが）昭和、平成、令和となりましたが、あれがオートレースのあるべき姿ではないかなと思っています。
若手の勢いが今はすごいので、少しずつ対抗しながら、頑張れればいいかなと思います。引き続き応援よろしくお願いします。

通算1着回数1000回達成

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【ベストマッチオブザイヤー2024】
2024年12月8日　伊勢崎オート
G2レジェンドカップ優勝戦
優勝／池田政和（川口23期）

（※寄せられたメッセージ）
2024年のオートレースベストマッチに選ばれ、嬉しく思います。レジェンドカップの開催節は成績が良く、優勝戦の試走も3.27で、スタートいければ、いいところがあると思っていました。スタート6番手になり、やってしまったと思いましたが、走りには余裕がありました。1台、1台を抜いていくぞという思いで走りました。よく追い上げられたなと思います。レース後、お客様、周りの選手からも、よくやったと言われて、とても嬉しかったですね。これからも1走、1走、頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

G2レジェンドカップ（伊勢崎）
G2レジェンドカップ優勝戦レース結果

（P-NAVI編集部）