2024/07/28(日) 23:54
朝陽カントリークラブpresents小林啓二杯
G2第5回山陽王座チャレンジカップ
【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
良走路=走路温度53度
1/浜野淳(山陽24期)3.37
2/藤岡一樹(山陽29期)3.36
3/田中茂(飯塚26期)3.38
4/大木光(川口28期)3.37
5/佐藤裕二(川口24期)3.38
6/早川清太郎(伊勢崎29期)3.34
7/黒川京介(川口33期)3.33
8/鈴木圭一郎(浜松32期)3.31
※右数字は試走タイム
日中は走路温度50度を超す「熱走路」、また3日目には荒天により10レースが不成立、11レースが中止と、不安定な走路コンディションの攻略がカギを握った今シリーズ。
初日から圧巻のレース運びで突き進んだのは鈴木圭一郎で、ただひとり無傷の4連勝で優勝戦に進出。また、当大会ディフェンディングチャンピオンの黒川京介、地元山陽からは浜野淳と藤岡一樹らが準決勝戦を突破した。
最終日も気温は上がり、優勝戦の時間帯でも33度、走路温度は53度で決戦を迎えた。
試走は3.31で鈴木圭がトップ。黒川が3.33で続いた。前回の川口G1キューポラ杯では黒川が優勝、鈴木圭が準優勝だったが、今回もその両者が人気に推された。
17時に優勝戦がスタート。人気の一角だった黒川が後手を踏む中、鈴木圭はスタート3番手に付ける。藤岡、浜野の地元勢が前団を形成するが、鈴木が2周回で浜野を、3周回3コーナーで藤岡をとらえて先頭に立ち、あとは一人旅。鈴木が完全優勝で、2023年6月浜松のチャリロト杯G2浜松記念曳馬野賞以来、通算7回目のG2優勝を果たした。グレードレースに限れば、5月浜松のG1ゴールデンレース以来、今年5回目。SG、G1を含めると通算40回目のグレードレース優勝となった。
■レース展開
提供:山陽オートレース場
提供:山陽オートレース場
提供:山陽オートレース場
提供:山陽オートレース場
スタートは内から1・浜野、2・藤岡が飛び出し、藤岡が1コーナーで浜野を叩いて先頭に立つ。8・鈴木も大外からスタートを決めて、4・大木をかわして3番手のポジションにつける。一方、3・田中と7・黒川はスタートで後手を踏んでしまう。序盤は藤岡が逃げ、2周回で3番手の鈴木が浜野をかわして2番手に上がると、鈴木はさらに3周回3コーナーで藤岡をとらえて先頭に躍り出る。抜け出した鈴木はリードを広げて、優勝のチェッカー。2着に藤岡、7周回で浜野をかわした6・早川が3着に入線した。
【G2小林啓二杯・優勝戦】
2連単8-2 820円(3番人気)
3連単8-2-6 4,450円(17番人気)
提供:山陽オートレース場
優勝/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
競走タイム:3.397
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:山陽(8月1日~4日)
(優勝インタビューより)
スタートが決まって、ホッとしました。
走路もすごく滑る走路になってきたので、とにかくタイヤに負担がかからないエンジンを心がけました、
(試走も)思ったより手応えがあったので、スタートが決まればいいところがあるなと思って、待っていました。
スタートは、今年一番切れたと思います。
(逃げる藤岡をかわし)タイヤもすごく食いついてくれたので、落ち着いていけました。
(抜け出してからは)暑いのでエンジン壊れないでくれと思って、走りました。
タイヤに不安はなく、いい感じで動いてくれました。(タイム3.397も)この走路ではいいと思います。
どんなレースでも、いつも通り1着を目指して頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。
提供:山陽オートレース場
※掲載の写真提供:山陽オートレース場(P-Navi編集部)