【山陽オート特別G1】青山周平が5回目のプレミアムカップ制覇!

2024/09/23(月) 18:40

共同通信社杯プレミアムカップを制した青山周平

2024年9月23日 山陽オート
特別G1共同通信社杯プレミアムカップ(最終日)

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3月に続いて山陽オートレース場でトップレーサーの激戦が繰り広げられた「特別G1共同通信社杯プレミアムカップ」。3日目に突然の雨による走路コンディションの変化はあったものの、4日目から再び天気も回復して、日中は9月とは思えないほどの陽気で走路温度も上昇する中、最終日を迎えた。
シリーズは初日から青山周平、鈴木圭一郎の「2強」がけん引。ともに無傷の連勝で、厳しい展開となった準決勝戦も1着通過し、優勝戦に進出を決めた。黒川京介、鈴木宏和もシリーズ3勝で優出して好調をアピールすれば、新井日和はグレードレース初優出を決める躍進を見せた。
また、開催初日には荒尾聡が史上31人目の通算1000勝を達成した。

優勝戦に進出した8選手

※4日目レポートはこちら
※荒尾聡が通算1000勝達成!はこちら

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 良走路(走路温度42度)
0mオープン戦
1/青山周平(伊勢崎31期)3.31
2/黒川京介(川口33期)3.31
3/鈴木宏和(浜松32期)3.32
4/鈴木圭一郎(浜松32期)3.31
5/有吉辰也(飯塚25期)3.38
6/中村雅人(川口28期)3.37
7/金子大輔(浜松29期)3.38
8/新井日和(伊勢崎35期)3.36
※右数字は試走タイム

最終日も終日、晴れの良走路でレースが展開された。試走タイムは青山、黒川、鈴木圭の3人が3.31で並び一番時計。一番人気には青山が推され、対抗に鈴木圭、黒川が支持を集めた。
ファンファーレからスタンドは拍手に包まれ、多くのファンが見つめる中、優勝戦がスタート。まず黒川がトップスタートを切り、最内枠の青山は早々に2番手に付ける。青山は3周回3コーナーで黒川をかわして先頭に立つと、黒川、鈴木圭を振り切って優勝のチェッカー。前節のムーンライトチャンピオンカップに続き、G1は通算27回目の優勝。プレミアムカップは5年連続5回目の優勝を、完全優勝で飾った。

■レース展開

スタート。2・黒川が勢いよく飛び出していく
1周回2コーナー。2・黒川が先制し、2番手には3・鈴木宏が続く。
3周回3コーナーで、1・青山が2・黒川をかわして先頭に立つ

先頭の1・青山を、2・黒川、4・鈴木圭が追う

後続を振り切った1・青山が優勝のゴール

スタートは0.03のタイミングで黒川が飛び出して先制を決める。2番手に鈴木宏が続くが、3番手の付けた青山がインに入り2周回1コーナーで2番手に上がる。逃げる黒川に対して、青山は徐々に差を詰めると、3周回3コーナーでとらえて先頭を奪取する。青山に黒川が続き、4周回3コーナーで鈴木圭が鈴木宏をかわして3番手に上がり、前の2車を追う。先頭の青山に、黒川そして鈴木圭が逆転のチャンスを狙うも、青山が振り切って優勝。ゴール前で鈴木圭が内から伸びるも、黒川が2着。鈴木圭が3着で入線した。

【特別G1共同通信社杯プレミアムカップ・優勝戦】
2連単1-2 670円(3番人気)
3連単1-2-4 780円(2番人気)


優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
競走タイム:3.
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:伊勢崎(9月27日〜29日)

めちゃくちゃ嬉しいです。
スタートに集中し、自分のベストのスタートが切れるようにと考えていました。
自分のベストを尽くしたつもりでしたが、外側の2人(黒川と鈴木宏)がすごく速くて、前に行かれてしまいました。でも、エンジンがすごく良くて、今までにないくらい山陽では動いてくれたので、前に追いつくことができました。
後ろの気配は感じていましたが、すごくエンジンが良かったので。ミスをしないように心がけながら走りました。ゴール線を通過するまで気を緩めることができないので、長い8周戦でしたね。
なかなか山陽で優勝することができなかったのですが、久しぶりに優勝できて嬉しいです。
今日もオンボードカメラをつけていたので、また映像を見て楽しんでいただけたらと思います。



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▼SG・プレミアムカップの優勝戦ポイント状況
SG優勝:金子大輔、青山周平
鈴木圭一郎 43
黒川京介 22
有吉辰也 21
佐藤摩弥 17
鈴木宏和 16
荒尾 聡 9
中村雅人 8
若井友和 6
中村杏亮 6
加賀谷建明 6
佐藤貴也 5
木村武之 5
長田稚也 4
森本優佑 3
高橋 貢 2
松本 康 1
新井日和 1
※9月23日現在、獲得ポイントのみ集計

(P-Navi編集部)

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