2024/12/31(火) 19:15
2024年12月31日 川口オート
スーパースターフェスタ2024
SG第39回スーパースター王座決定戦(最終日)
27日開幕したスーパースターフェスタ2024「SG第39回スーパースター王座決定戦」は31日、最終日を迎え、トライアル4戦を勝ち上がり、大みそかの頂上決戦に進んだ8名が激戦を展開した。
スーパースター6回目の制覇を狙う青山周平、ナンバーワンの意地を見せたい鈴木圭一郎、今年SGウィナーの仲間入りを果たした黒川京介ら、オートレースの2024年のSGフィナーレにふさわしい好メンバーが顔をそろえた。
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【12R=SG第39回スーパースター王座決定戦】
*10周回=5,100m 0mオープン戦
良走路・走路温度11度
1/青山周平(伊勢崎31期)3.25
2/鈴木圭一郎(浜松32期)3.26
3/有吉辰也(飯塚25期)3.29
4/黒川京介(川口33期)3.25
5/金子大輔(浜松29期)3.27
6/佐藤摩弥(川口31期)3.29
7/鈴木宏和(浜松32期)3.30
8/佐藤貴也(浜松29期)3.28
※右数字は試走タイム
※スーパースターフェスタ2024(4日目)レポートはこちら
トライアル道中は小雨による走路変化もあったが、最終日はきれいに晴れ渡り、良走路。試走は3.25で青山と黒川がトップ、続いて26で鈴木圭が続き、この3名が上位人気を形成した。
大歓声に包まれた優勝戦は、スタートで鈴木圭一郎が飛び出すと、そのまま快速を飛ばして10周回を逃げ切り。SGは15回目の優勝で、2年ぶり3回目となるSGスーパースター王座決定戦制覇。今年はここまでSG無冠と苦戦をしたが、最後に最高の結果を出し、支えてもらった仲間、さらに大観衆の声援で、表彰式では涙をこらえきれなかった。
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【レース展開】
スタートは1・青山と4・黒川が立ち遅れる中、2・鈴木圭が先制して先頭に立つ。2番手に3・有吉、3番手は7・鈴木宏が続き、青山は後方から捌いて5番手まで浮上する。先頭に鈴木圭が快調に逃げ、青山は3周回目に鈴木宏を、さらに4周回目に有吉をとらえて2番手に上がる。鈴木宏も有吉をかわして3番手に浮上する。2番手から青山は鈴木圭を追うが、抜け出した鈴木圭はリードを保ったまま周回を重ね、そのまま10周回を押し切って優勝のチェッカー。2着に青山。8周回3コーナーで鈴木宏をかわした佐藤貴也が3着に入線した。
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【SG第39回スーパースター王座決定戦・結果】
2連単2-1 630円(4番人気)
3連単2-1-8 11,630円(28番人気)
優勝/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走タイム3.335
競走車名:カルマS5K
ランク:S1
今節成績:2着・1着・1着・3着・1着
次回出場予定:浜松(1月6日〜8日)
(SG制覇は)久しぶりなので夢みたいです。
後半はすごく調子を崩してしまい、日本選手権はまったく話にならないくらいの成績だったんですけど、終わりが良かったので、良かったと思います。
トップスタートを切るイメージができてなくて、2番手で発進しようと思って頑張ってスタートを切ったら、運よくトップスタートが切れたので、無我夢中で走りました。
少し風があったので、風に負けないように、ひたすら開けて走りました。試走は少しズレていましたが、最終レースに合ってくれたらと思い、そこまで気にしていませんでした。
(ゴールは)全身の力が抜けきって、落車しそうでした。(ガッツポーズしながら)泣いていました。嬉しいという思いだけです。
今節はスタートも最近の中では切れていたので、しっかり集中して、バタバタすることなく終えることができました。
(今年は18連勝など)記録を作れたのはすごく嬉しかったですけど、それを抜かされそうになった時に、同期が止めてくれていたので、すごく……同期に感謝しています。いろいろな選手にかわいがってもらっているので……ありがとうございます。
今年は波があったので、なるべく波がないように、いい状態で1年を走れるように頑張ります。また来年も、1着をなるべく多く取って、皆様に喜んでもらえるレースを頑張りますので、応援よろしくお願いします。
※スーパースターシリーズ戦のレポートはこちら
(P-Navi編集部)