【山陽オートG1】鈴木圭一郎が完全優勝!

2024/04/14(日) 18:46

【山陽オートG1】鈴木圭一郎が完全優勝!

2024年4月14日 山陽オート

開場59周年記念当たるんですpresents
G1第5回令和グランドチャンピオンカップ(最終日)

4月10日に開幕した山陽オートG1「第5回令和グランドチャンピオンカップ」。今月末にSGオールスターが控える時期でもあり、手ごたえを掴みたいトップレーサーによるスピード戦が連日展開された。
シリーズをけん引したのは、今回もこの二人、青山周平と鈴木圭一郎。青山は前節の伊勢崎で史上11人目の通算100Vを達成し、今節も初日から4連勝で優勝戦に進出。一方、鈴木は2日目に10連勝を達成すると、3日目には800勝のメモリアル勝利で、こちらも初日から無傷の連勝で勝ち上がり、先月のプレミアムカップ同様に両者の連勝対決が中心となった。
また、女子レーサーの活躍も目立ち、金田悠伽と松尾彩がG1初の優勝戦進出。山陽からは佐々木啓も久しぶりのG1優出を果たし、松尾との師弟対決も注目を集めた。荒尾聡、有吉辰也ら実力者も優出を果たし、話題豊富なメンバー構成での0‐10mハンデ戦の優勝戦となった。

※準決勝戦レポートはこちら

山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の選手紹介

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 
良走路=走路温度32度
1/金田悠伽(浜松33期)0m 3.35
2/松尾 彩(山陽34期)10m 3.35
3/佐藤裕二(川口24期)10m 3.33
4/佐々木啓(山陽23期)10m 3.29
5/荒尾 聡(飯塚27期)10m 3.32
6/有吉辰也(飯塚25期)10m 3.30
7/鈴木圭一郎(浜松32期)10m 3.25
8/青山周平(伊勢崎31期)10m 3.26
※右数字はハンデ、試走タイム

最終日は晴れ。気温もぐんぐん上昇して、第6レースでは気温25度、走路温度は46度まで達した。
試走は3.25を出した鈴木がトップタイムをマーク。3.26で青山が続き、試走から2強が抜けたタイムを出したことで、オッズ人気の中心を占めた。

ファンファーレとともに、スタンドから大きな拍手で包まれた優勝戦。
好スタートを切った荒尾がまず抜け出すが、鈴木が2周回3コーナーで荒尾のインに入り先頭を奪取する。鈴木に続くように青山が2番手に上がり、早くも鈴木、青山のマッチレースの展開に。青山も再三の攻めを試みるが、鈴木が振り切って完全優勝のゴール。
鈴木は3月のプレミアムカップに続いて、今年G1を3回目の優勝で、通算18回目。さらにプレミアムカップ初日からの連勝も、自身最多タイ(2回目)となる13までに伸ばした。次の出場予定である飯塚のSGオールスターオートレースでは、大会4連覇、連勝記録の更新など数々の記録に挑むことになる。

■レース展開
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦のスタート
優勝戦のスタート
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の1周回
1周回2コーナー
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の2周回
7・鈴木圭が5・荒尾のインを狙う
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の3周回
序盤から7・鈴木、8・青山のマッチレースに
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の5周回3コーナー
5周回3コーナー8・青山が7・鈴木のインに入る
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の5周回4コーナー
7・鈴木が再度差し返す
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦の最終周回
7・鈴木がリードを広げる
山陽オートG1令和グランドチャンピオンカップ優勝戦のゴール
13連勝&完全優勝のゴール!

スタートで5・荒尾が鋭く飛び出して、0mの1・金田を1周回4コーナーでかわしてトップに立つ。続く形で、7・鈴木が2番手に、8・青山も3番手で先頭の荒尾を追う。鈴木は2周回3コーナーで荒尾のインを狙い、4コーナーで先頭に立つと、青山も続いて2番手に浮上。ここからは逃げる鈴木、追う青山の態勢で両者が抜け出す。5周回3コーナーで青山が鈴木の内に入るも、鈴木が再度差し返して、先頭を譲らない。青山も追走するが、鈴木がリードを広げて、そのまま振り切り優勝ゴール。2着に青山、3着に荒尾で決着した。

【G1令和グランドチャンピオンカップ・優勝戦】
2連単7-8 180円(1番人気)
3連単7-8-5 590円(2番人気)

優勝インタビューの鈴木圭一郎
優勝/鈴木圭一郎(浜松32期)
競走車名:カルマS5K
ランク:S2
競走タイム:3.336
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:SGオールスター(飯塚/4月24日~29日)

きれいなレースではなかったのが……。

(優勝戦までは)とくに変わらずにいつも通りに行けたので、優勝できたと思います。
(試走から)すごくタイヤもエンジンも良かったですし、スタートも今節の中では一番切れました。
(道中は)ずっとプレミアムカップと同じように(青山周平の)音が聞こえていたので、ミスなく走ろうかと。
とにかくいつも通り1着を狙って、冷静に行こうと思っていました。
ペース的にはいいと思っていましたが、音が消えなかったので不安でした。青山さんも仕上げてきたなと思いました。
(競走タイム3.336は)あたたかい走路でしたが、いいタイムが出たと思います。
次節はオールスターも平常心で、1着を取れるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。

鈴木圭一郎

鈴木圭一郎

鈴木圭一郎

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開催最終日には、山陽オートの西駐車場特設コートにて、3人制プロバスケチーム・エキシビションマッチが開催された。
「esDGz OTAKI.EXE」と「MINAKAMI TOWN.EXE」が対戦。スーパープレイの連続と白熱したゲーム展開に、詰めかけたファンからは大きな歓声が沸き起こっていた。


山陽オートの予想でもお馴染みの松山寿人選手があいさつ(P-Navi編集部)

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