【伊勢崎オートG2】池田政和が2回目のレジェンドカップ制覇!

2024/12/08(日) 18:35

2024年12月8日 伊勢崎オート
サンケイスポーツ杯
G2レジェンドカップ(最終日)

29期までが出場した今年のG2レジェンドカップ。中堅からベテラン、レジェンド級のレーサーがそろうメンバー構成で、初日から巧みな技の応酬が数多く見られ、シリーズは混戦模様に。優勝候補だった高橋貢や若井友和、荒尾聡らが勝ち上がりを逸した。
準決勝戦は今節ランク最上位の有吉辰也、復活を期する池田政和、一昨年の覇者である久門徹、そして地元G2で気迫を見せて2日目から連勝の三浦康平が1着突破。優出メンバーで最年少が41歳の山田達也という、レジェンドカップならではのファイナリストが名を連ねた。

優出メンバーの記念撮影

【12R=優勝戦(枠番選択)】
8周回4,100m 0mオープン戦
風走路(走路温度7度)
1/有吉辰也(飯塚25期)3.33
2/池田政和(川口23期)3.27
3/三浦康平(伊勢崎28期)3.28
4/久門徹(飯塚26期)3. 32
5/松尾啓史(山陽26期)3.30
6/山田達也(川口28期)3.31
7/内山高秀(伊勢崎26期)3.32
8/浦田信輔(飯塚23期)3.30
※右数字は試走タイム

優勝戦は、枠番選択順に最内から有吉辰也、大外枠に浦田信輔が入る0mのオープン戦。 試走タイムは3.27で池田がトップタイムで、3.28で三浦、3.30で松尾、浦田が続く。人気は好枠の有吉、さらに試走タイム上位の池田、三浦の内枠3名が支持を集めた。
冷たい風が吹き、走路温度も7度まで下がった優勝戦。スタートは有吉が先制して、三浦が6周回目に有吉をとらえて先頭に立つが、序盤6番手から着実に捌いてきた池田が、最終周回で三浦をかわして優勝のチェッカー。G2レジェンドカップは8年ぶり2回目、G2は通算9回目の制覇。11月の日本選手権では6年ぶりのSG優出で復活を印象づけたが、今開催も機力とテクニックを存分に発揮して、2020年伊勢崎のG1シルクカップ以来となるグレードレース優勝を達成した。

■レース展開

優勝戦のスタート
1・有吉が逃げるも、3・三浦が2番手まで浮上
3・三浦が1・有吉をかわして先頭
2・池田が最終周回で3・三浦をとらえる
2・池田が8年ぶりのグレードレース優勝のゴール
スタートは有吉が先制して、逃げ態勢に持ち込んでいく。2番手に久門、3番手に松尾、4番手に三浦がが付け、池田は6番手からレースを進める。4番手から三浦が松尾、久門をとらえて3周回目に2番手まで浮上。池田も1車ずつ捌いて、5周回目には久門をかわして3番手まで上がってくる。6周回2コーナーで三浦が有吉のインに飛び込んで首位奪還。池田も続いて有吉をかわして2番手に浮上する。三浦も先頭で粘るが、最終周回で池田がインに入ると、2コーナーでついに先頭へ。池田はスタートこそ後手を踏んだものの、そこから強烈な捌きで挽回して優勝。2着に三浦、3着に有吉が入線した。

【G2レジェンドカップ・優勝戦】
2連単2-3 770円(4番人気)
3連単2-3-1 1,670円(4番人気)

優勝/池田政和(川口23期)
競走車名: ミオン
ランク:S26
競走タイム:3.380
今節成績:1着・3着・2着・1着・1着
次走出場予定:川口・スーパースターフェスタ(12月27日〜31日)

(大声援に迎えられ)いいレースだったので、当然の声援だと思います(笑)。
(今日も)いつも通り、一生懸命にやるだけでした。
(試走は)完璧な状態。(スタートは)ちょっと遅れて、有吉君と狭くなってしまって、チェンジを入れられなくて遅れてしまいました。めっちゃ焦ってました。
でも、1台、1台、抜いていけば、チャンスはあるかなと思っていて、とりあえず落ち着こうと。前をみえる状況になったので、浦田君を抜いたあたりで落ち着けました。
(三浦とは)車は完全に僕の方が良かったですが、コースが厳しかったので、どうなるかなという感じでした。
今まで一杯レースをしてきたんですけど、自分の中でもベストレースではないかというくらい、いいレースでした。
(レジェンドを制して)あとは若い子を倒すだけなので、そうしたら復活と言ってください。そういう意気込みで頑張っていきたいと思います。
いつも言っていますが、目標とかはないんです。1走、1走、目の前のレースを頑張っていきますので、また応援してください。

ゴール後に渾身のガッツポーズ

(P-Navi編集部)

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