【伊勢崎オートG1】青山周平がムーンライトチャンピオンカップ3連覇!

2024/09/08(日) 22:15

ムーンライトチャンピオンカップ3連覇を達成した青山周平

2024年9月8日 伊勢崎オート
さわやか杯
G1第31回ムーンライトチャンピオンカップ(最終日)

伊勢崎オートの名物ナイターG1「ムーンライトチャンピオンカップ」が9月4日から5日間の日程で争われ、本日最終日を迎えた。 2日目に落車による走路損傷で3レース以降が中止となるアクシデントもあったが、無事に走路補修もされ、3日目から再び熱戦が展開された。 大会3連覇に挑む青山周平をはじめ、当大会5回の優勝を誇る早川清太郎、さらに地元のレジェンドレーサーである高橋貢、岩田行雄らが優出して、地元ファンで盛り上がるスタンドを大いに沸かせる一方、森且行が準決勝戦1着。落車による長期欠場を挟み、8年ぶりとなるG1優出にも多くの歓声が上がっていた。

優勝戦出場の8選手
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【最終日12R=優勝戦】
*8周回4,100m 10mオープン戦
良走路(走路温度34度)
1/高橋義弘(川口29期)3.35
2/岩田行雄(伊勢崎15期)3.34
3/森且行(川口25期)3.31
4/早川清太郎(伊勢崎29期)3.29
5/高橋貢(伊勢崎22期)3.33
6/永井大介(川口25期)3.33
7/鈴木宏和(浜松32期)3.33
8/青山周平(伊勢崎31期)3.29
※右数字は試走タイム

前日までは雨予報も出ていたが、雨は降らないまま、1日を通して良走路で優勝戦を迎えた。試走は、 3.29で青山と早川がトップタイムをマーク。3.31で森が続いた。一番人気には青山が推され、対抗には早川、鈴木、森が支持を集めるオッズが形成された。

大歓声の中、優勝戦がスタート。好ダッシュを決めた7・鈴木が先頭に立つも、8・青山も2番手に付けてチャンスをうかがう。そして3周回で青山が鈴木をかわすと、鈴木も逆転を狙い粘るが、青山が振り切って優勝のチェッカー。ムーンライトチャンピオンカップは3連覇達成。G1は3月川口の開設記念グランプリレース以来、通算26回目の優勝を果たした。

【レース展開】
スタート
1周回第2コーナー
3周回目に8・青山が先頭に立つ
2番手に7・鈴木宏、3番手で3・森が続く
最終周回
ゴール
スタートは2・岩田が先制も、外から7・鈴木、8・青山も好位置につけ、1周回3コーナーで鈴木が岩田をかわして先頭、青山も2番手で続く。3周回1コーナーで青山は鈴木のインに入り先頭奪取。3番手には岩田をかわして3・森が上がってくる。先頭に立った青山に対して、鈴木は後位につけていくが、青山も逆転を許さず抑えていく。少しずつリードを取った青山は、そのまま押し切り優勝。2着に鈴木。早川も追い上げるが、3着は森が入線した。

【伊勢崎オートG1ムーンライトチャンピオンカップ・優勝戦】
2連単8-7 510円(2番人気)
3連単8-7-3 1,940円(6番人気)

優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S1
競走タイム:3.389
今節成績:1着・中止・2着・1着・1着
次走出場予定:特別G1プレミアムカップ(山陽/9月19日〜23日)

(大会3連覇は)すごく嬉しいです。
試走は一番感じ良く乗れて、タイムも出たので良かったと思います。
(マシンの仕上がりが)思ったようにならなかったんですけど、最後にいい形になって試走を迎えられて良かったです。
(鈴木)宏和君がスタート速かったので、置いていかれないように頑張ろうとも思ってスタート切って、1周目から展開がすごく良かったので冷静に走ることができました。
(先頭に立ってからは)長い周回がありましたけど、ミスしないように、滑らせないように気を付けながら。(後ろから)音はしていましたし、宏和君の走りを見たら強く感じたので、頑張って先頭を守り切ろうという気持ちで走りました。
雨が降らなくて本当に良かったなと思います。レース中も実はちょっとパラパラとシールドに(雨が)ついていたので、お願いだからもう降らないでと思いながら走っていました。グランプリ(SGオートレースグランプリ)に続いて、本当に天気に恵まれて良かったです。
エンジンは安定していいので、壊さないように、1走、1走を丁寧に走りたいです。

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◆G1ムーンライトチャンピオンカップ・過去レポート(参考)
2023年9月開催/優勝:青山周平
2022年9月開催/優勝:青山周平

(P-Navi編集部)

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