【浜松オートG1】青山周平が通算28回目のG1優勝!

2024/12/01(日) 17:15

2024年12月1日 浜松オート
サンケイスポーツ杯
G1第66回スピード王決定戦(最終日)


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11月27日に開幕した第66回スピード王決定戦は、鈴木圭一郎、青山周平の2強を筆頭に、スーパースター王座決定戦トライアル戦の出場権を持つ選手が14名参戦と、年末の大一番を見据えた上でも、注目度の高い激戦が展開された。
中でも青山は、連日鋭い追い上げを見せ、初日から全勝で優出。G1最多優勝タイ記録に挑む一戦となった。一方の鈴木圭は苦戦を強いられながらも決勝進出を果たすと、地元浜松勢は金子大輔、伊藤信夫ら6名がファイナルに名を連ねる活躍を見せた。

優勝戦進出の8選手

※4日目レポートはこちら

【12R=優勝戦】
*8周回4,100m 良走路(走路温度度)
1/山浦博幸(浜松29期)0m 3.32
2/青島正樹(浜松22期)10m 3.32
3/伊藤信夫(浜松24期)10m 3.28
4/木村武之(浜松26期)10m 3.31
5/松尾啓史(山陽26期)10m 3.30
6/金子大輔(浜松29期)10m 3.29
7/青山周平(伊勢崎31期)10m 3.28
8/鈴木圭一郎(浜松32期)10m 3.28
※右数字はハンデ、試走タイム

最終日は前日までの強風はややおさまり、晴れの良走路で行われた。試走タイムは3.28で伊藤、青山、鈴木の3者が並んでのトップタイムをマーク。一番人気に推されたのは青山で、対抗一番手は鈴木、さらに青山から伊藤、松尾も上位人気に推されていた。
西日が差す中、16時に優勝戦がスタート。7枠から好スタートを切った青山が序盤で3番手に付けると、2周回目に先頭に立ち、そのまま押し切り優勝ゴール。完全優勝を達成するとともに、G1は今年5回目の優勝。さらに通算28回目のG1優勝は、オートレースの史上最多G1優勝記録(飯塚将光=引退、高橋貢の2名)に並んだ。

■レース展開

1周回3コーナー。7・青山が3番手につける
2周回1コーナー。7・青山がインを狙う
7・青山が抜け出し、2番手に6・金子が上がる
最終コーナー。独走態勢に持ち込んだ7・青山が優勝!

スタートは0mから1・山浦が飛び出すが、10mから4・木村、外から7・青山が好ポジションにつける。1周回3コーナーで木村が山浦のインを狙うと、さらに青山は両者のインに飛び込み、2周回1コーナーで青山が先頭に立つ。青山の攻めに続いたのが、6・金子と3・伊藤で、それぞれ2番手、3番手に浮上する。抜け出した青山は、徐々に差を広げて、独走態勢に持ち込む。4周回3コーナーで伊藤が金子をかわして2番手に上がるが、青山のリードは大きく、そのまま青山が優勝ゴール。2着に伊藤、3着に金子が入線した。

【G1第66回スピード王決定戦・優勝戦】
2連単7-3 630円(3番人気)
3連単7-3-6 3,290円(12番人気)

優勝/青山周平(伊勢崎31期)
競走車名:ハルク・73
ランク:S2
競走タイム:3.338
今節成績:1着・1着・1着・1着・1着
次走出場予定:川口(12月9日〜12日)

優勝できて本当に嬉しいです。
(試走3.28は)感じが良かったと思いましたが、最終レースだったので、少し心配はありました。
すごくいいスタートが切れたので良かったです。インコースに入った時に、すごく狭くて、(木村)武之さんに迷惑をかけてしまったのですが、あとの周回はすごく集中して走りました。 (タイヤも)今日が一番良く、最後まで感じ良く走れました。
(今節のエンジン状態は)初日からすごく感じ良く乗れて、今日も変わらず良かったです。 浜松で少しずつ成績を残すことができて、嬉しい。次も頑張りますので、応援よろしくお願いします。


(P-NAVI編集部)

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