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大垣競輪G3(準決勝)レポート【決勝進出9選手コメント】

2024/12/02(月) 18:45 0 0

2024年12月2日 大垣競輪
大阪・関西万博協賛
開設72周年記念「水都大垣杯」G3(3日目)


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【大垣競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
中野慎詞の後位は内に恩田淳平、外に瓜生崇智で競り。前受けの中野がそのままペースを上げて先行策に出ると、窓場千加頼も仕掛けるが、前団には届かない。中野の後位は瓜生が取り切り、3番手は白岩大助が続く。中野はそのまま逃げ切り3連勝のゴール。2着は競り勝った瓜生、3着は白岩が入線した。

1着/中野慎詞(S1・岩手121期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特1・二1・準1
G3優勝:0回
G3決勝:4回目(24年11月四日市以来)
後ろが(競りで)見えにくく、やりづらさはありました。窓場(千加頼)さん、同期の纐纈もいつ仕掛けてくるかと、すごく集中していました。自分の力を出し切ることを考えていましたが、もっと余裕があれば、きれいな走りができたのかなと思うので、そこは反省点。持つ距離だったので、うまくは走れました。今開催は師匠(佐藤友和)や北の先輩方からアドバイスをもらえて、対応できています。(感触は)変化ないが、今日は暖かくて、身体の動きは良かったです。
(決勝は)自力。

2着/瓜生崇智(S1・熊本109期)
今回成績:一1・二4・準2
G3優勝:1回(22年5月函館

目標不在だし、単騎なら(番手で)勝負しようと。(中野慎詞は)すごかった、バイクみたいでした。僕的には(仕掛けが)4コーナーの下りだったので、勝負はしやすかったです。(取り切ってからも)余裕はなかったですね、緊張しました。
  (決勝は)中野君に。

3着/白岩大助(S2・埼玉84期)
今回成績:一3・二3・準3
G3決勝:初

連日、展開ですね。瓜生(崇智)君がドンから競りに来たので、前で突っ張る作戦。もっと激しくやる感じかと覚悟していましたが、中野君がかかっていて、瓜生君が付いていったので、恩田(淳平)君には申し訳ないですが、スイッチしました。展開ですけど、自分自身の感じも良かったです。記念は準決勝も4回目で、決勝は初めて。与えられた位置で頑張ります。
(決勝は)関東の3番手。

※10Rレース結果

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【大垣競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
打鐘で藤井侑吾が先頭に立つと、一旦連携は崩れるも、山口拳矢が追い上げて番手をキープ。藤井はペースを上げて先行態勢に入り、4番手には坂井洋が上がる。直線で坂井が外から迫るが、藤井マークの山口が抜け出して1着。2着に坂井。中部ライン3番手の不破将登が3着に入線した。

1着/山口拳矢(SS・岐阜117期)
今回成績:特2・二4・準1
G3優勝:2回(23年7月名古屋

誰もいかなかったので、(初手は)前に。(藤井侑吾の)ダッシュが良くて、出られたのが見えたので、捌いて、早く追い上げないといけないと思いました。余裕はなかったです。見たとき誰も来ていなかったので、最後は(藤井を)ギリギリまで残そうと思いましたが、(坂井)洋さんだけは見えていなかったです。侑吾さんのおかげ。決勝は最低限だと思っていたので、良かったです。
(決勝は)自力。

2着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特3・二4・準2
G3優勝:1回(21年11月四日市

(組み立ては)前々という感じ。でも、藤井(侑吾)君がすごいかかっていました。本当は1コーナー、1センターくらいで仕掛けたかったんですけど、ドンドン伸びていったので、これだと3コーナーでぶつかってしまうと思って様子を見ました。すごく体調がいいという感じではないので、しっかり休みたいと思います。
(決勝は)森田君に。

3着/不破将登(S2・岐阜94期)
今回成績:一1・二2・準3
G3決勝:初

前の2人が頑張ってくれたおかげで、僕は前に付いていっただけ。(初手は)中団の作戦でしたが、誰も出ないなら前から。ごちゃつきましたが、(山口)拳矢も僕も追いつけたので、あとは前2人に任せるだけ。ずっとハイペースだったので、最後は(力を)振り絞りながら。(G3決勝は)嬉しい限り。
自分でも調子がいいなと思っている中での地元決勝なので、拳矢にお任せです。何も言わず、託します。拳矢が獲れる競走をしてくれれば。

※11Rレース結果

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【大垣競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板で単騎の森田優弥が先頭に立つと、打鐘前で志田龍星が前を抑え、中部近畿ラインが主導権を握っていく。4番手に森田、5番手に松浦の態勢で最終HSを通過。森田は最終2コーナー前から捲りを打つと、志田マークの南修二のけん制も乗り越えて抜け出す。森田に松浦も続いて直線勝負に持ち込むが、森田が振り切り1着。2着に松浦、3着に松浦マークの中本匠栄が入線した。

1着/森田優弥(S1・埼玉113期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特8・二1・準1
G3優勝:1回(23年9月立川

関東は別線でやったからには、自分で動いてと思っていました。一番強い人(松浦)が後ろにいたので、振り切れるか分からなかったですが、先に仕掛けていこうと。(南のけん制は)かなり強烈でしたね。(状態は)初日より2日目、2日目より3日目と上がっていると思います。
(決勝は)自力です。

2着/松浦悠士(SS・広島98期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準2
G3優勝:21回(24年9月岐阜

森田(優弥)君だけ突っ張って4番手の方が良かったかなという感じですね。志田君がいいタイミングで駆けたし、もう少し遅ければカマす感じの間合いでは入ってました。ああなったら、森田君の捲りの上を捲ろうと思っていましたが、仕掛けたらすぐ合わされました。抜けてないし、(中本)匠栄さんは(決勝に)上がれましたが、自分が仕掛けていれば原井(博斗)君まで入れたと思うのでレースとしては失敗。乗り方を若干変えていて、今日も悪くないですが、2日目が一番良かったかなと。
(決勝は)自力自在に。

3着/中本匠栄(S1・熊本97期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:1回(23年10月熊本記念in久留米

ある程度、考えたうちの一つ。森田(優弥)が付いてくるのか、切りに来るのかと思っていましたが、(森田は)自分で動いて、最後も抜かれていないし、強いですね。脚が一枚違うなと。(南のけん制は)あそこだけ凌がないと。もう少し松浦(悠士)君に差し込めたかなとは思いますが、あのあたりが課題ですね。最低限、決勝に乗れたので良かったです。
(決勝は)再び松浦君に。

※12Rレース結果

※G3優勝の( )は前回G3優勝開催

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大垣競輪G3(最終日)12R=S級決勝】
1/松浦悠士(SS・広島98期)
2/山口拳矢(SS・岐阜117期)
3/中野慎詞(S1・岩手121期)
4/瓜生崇智(S1・熊本109期)
5/坂井洋(S1・栃木115期)
6/白岩大助(S2・埼玉84期)
7/森田優弥(S1・埼玉113期)
8/不破将登(S2・岐阜94期)
9/中本匠栄(S1・熊本97期)

注目の並び想定は
松浦には準決勝同様に中本が続く2車ライン。
山口を不破がマークする地元・岐阜ライン。
中野に瓜生がマークを宣言して、即席2車。
関東は森田を先頭に、坂井が番手、白岩が3番手で結束。 4分戦の構成となった。

ここまで初日から無傷の3連勝で勝ち上がってきた中野慎詞。初日は単騎戦で特選を制しており、なおかつ決勝は瓜生がマークと即席2車だがラインができるのもアドバンテージになろう。強敵ぞろいのメンバー構成だが、完全優勝でのG3初優勝に期待が高まる。
好調の森田がライン3車の利を生かせば、関東勢にチャンス到来のシーンも。
もちろんレースメイクでは松浦が最上位の存在で、巧みな自力自在戦で混戦を断つことも。山口は今年優勝には届いていないが、この地元記念で勝負強さを発揮することができるか、注目の一戦となろう。
展開ひとつで各ラインに優勝チャンスが訪れそうなメンバー構成となった今回の大垣記念決勝は第12レース、16時35分に発走予定です。

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大垣競輪の直近レースレポート】
施設整備等協賛競輪G3(23年11月)優勝者:山賀雅仁
大垣記念G3(23年6月)優勝者:浅井康太
大垣記念G3(23年3月)優勝者:犬伏湧也
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ウィナーズカップG2(19年3月)優勝者:脇本雄太
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トラック競技支援競輪G3(17年6月)優勝者:パーキンス

(P-Navi編集部)

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