【大垣記念G3】平原康多が大会連覇&完全優勝!

2022/03/13(日) 18:10

【大垣記念G3】平原康多が大会連覇&完全優勝!

2022年3月13日

大垣記念G3(最終日)
開設69周年記念「水都大垣杯」

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岐阜県の気温も20度近くまで上がり、春の訪れを感じさせる中でシリーズが進んだ「水都大垣杯」。
穏やかな気候とは逆に、ウィナーズカップを目前に控えていることもあり、S級S班を中心にレースは激戦の連続。
そのS級S班からは大垣記念連覇を狙う平原康多と、郡司浩平の2名が決勝進出。初日特選では平原が1着、郡司が2着で決着しており、両者の再戦が注目を集めることに。
また地元・中部地区からは山口拳矢が、ただひとり決勝に駒を進めた。今回が地元記念初出場となるニュースターへの期待の大きさも、スタンドに詰めかけたファンの声援が物語っていた。

迎えた決勝。飯野祐太が率いる北日本ラインが主導権を握る中、巧く中団を奪取した平原康多が捲り発進。直線で山口拳矢、岩本俊介らも迫るが、平原が押し切って優勝のゴール。大垣記念は連覇(大垣記念は3回目の優勝)&完全優勝を達成。G3通算29回目の優勝を果たした。

3日目のレポートはこちら

【最終日・12R=S級決勝】
1/山口拳矢(S1・岐阜117期)
2/菊地圭尚(S1・北海道89期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/飯野祐太(S1・福島90期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/石川裕二(S2・茨城99期)
7/岩本俊介(S1・千葉94期)
8/大森慶一(S1・北海道88期)
9/村田雅一(S1・兵庫90期)

【レース展開】

誘導以下、4飯野-2菊地-8大森、5平原-6石川、1山口-9村田、3郡司-7岩本で周回。まず郡司が上昇開始して赤板で飯野を抑えると、すぐさま山口が切り、さらに平原も動いて山口をかわす。入れ替わりが激しい中、打鐘前から飯野がスパートすると、打鐘で平原を叩き、北日本3車が主導権取りに出る。平原が4番手、山口が6番手で続く。8番手になった郡司は最終HS過ぎに内からポジションを上げて捲りを打つが、中団の平原も最終2コーナー過ぎに捲り発進。北日本も菊地が番手捲りで応戦するが、平原が直線でとらえて押し切り優勝。2着は外から捲り追い込んだ山口、3着は郡司マークの岩本が入線した。

【大垣記念G3・決勝結果】
2車単5-1 1,660円(7番人気)
3連単5-1-7 9,270円(32番人気)
決まり手:捲り-捲り


優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
今回成績/特1着・二1着・準1着・決1着
次走出場予定/宇都宮ウィナーズカップG2(3月18日~21日)

車番的に悪かったので、厳しいレースになるなとは思っていました。北日本が先行することも頭になかったですし、順番で前々に行った感じですね。あとは郡司かヤマケン(山口拳矢)よりも前に仕掛けたいとは思っていました。(菊地の)番手捲りも想定外で、同じタイミングになり最悪でしたが、コーナーで山を越えられたので乗り切れました。
今回は後輩の頑張りで3日間を勝ち上がることができたので、決勝はしっかりと力勝負する気持ちでいました。
次のウィナーズカップまで中3日で、疲れは出ると思いますが、考えて万全で行けるようにしたいですね。ウィナーズカップでも、また頑張りたいと思います!

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\最終日注目レースピックアップ/
【11R=S級特秀】
通算300勝達成!
1着/成田健児(S2・神奈川75期)

今日は(山崎芳仁-守澤太志に)必死についていくことだけを考えていました。良かったです。200勝から300勝まで時間がかかりましたけど、これからも一戦、一戦を頑張りたいと思います。(P-Navi編集部)

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