2019/03/24(日) 19:24
大垣G2(最終日)第3回ウィナーズカップ
【12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/郡司浩平(S1・神奈川99期)
3/山﨑賢人(S1・長崎111期)
4/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
5/浅井康太(SS・三重90期)
6/太田竜馬(S1・徳島109期)
7/渡邉雄太(S1・静岡105期)
8/中村浩士(S1・千葉79期)
9/松浦悠士(S1・広島98期)
34・69・15・728の並びでレースは進んでいく。
青板突入と共に、まずは太田が前へ。
この太田の動きに乗った渡邉が第1センター過ぎから一気にスピードを上げる。
そして、南関3車が先行したところで打鐘。
第2センターから6番手にいた山﨑がスパート、残り1周回で主導権を奪う。
山﨑に続き、8番手にいた脇本もペースを上げる。
脇本は第1センターからさらに加速して、脇本の番手・浅井もシッカリ追走。
最終BS手前で脇本は完全に山﨑を捲り切る。
郡司もBS過ぎから踏み込むが、脇本と浅井との距離は縮まらない。
脇本と浅井のマッチレースとなったが、最後の直線でも脇本のスピードは緩むことがない。
そのまま押し切って脇本が1着でゴールラインに飛び込んだ。
2着は浅井、3着は郡司となった。
優勝/脇本雄太(SS・福井94期)
今節の中で決勝が一番、展開が向いた。
山﨑賢人君が動いたタイミングと自分が仕掛けようとしたタイミングが全く同じ。
スピードを貰える感じで、運が良かった。
今回は競輪祭の時より自信があった。
優勝して、安心したのが80%ですね。
オッズも見ていたので、期待に応えないといけないという重圧や不安もあった。
疲れはここで抜いて、東京五輪へ向けたシーズンに向けた身体を作りたいと思います。
自転車に関しては現状で満足しているが、身体のの方はまだまだ鍛えられる。
次のダービー(松戸G1日本選手権競輪)は出ますけど、なかなか競輪の開催に参加する機会が少ない。
その中でお客さんの期待に応える、車券に貢献することができれば。
昨年末のグランプリでは失敗しているので、数少ない競輪への参加で出場権利を獲得して、リベンジしたいという気持ちは強いです。
【9R=L級ガールズコレクション】
1/小林優香(L1・福岡106期)
2/児玉碧衣(L1・福岡108期)
3/石井寛子(L1・東京104期)
4/石井貴子(L1・千葉106期)
5/梅川風子(L1・東京112期)
6/山原さくら(L1・高知104期)
7/梶田舞(L1・栃木104期)
号砲から外枠の梶田が積極的に飛び出し、並びは7・3・6・2・1・4・5となる。
赤板突入を合図に最後方の梅川が徐々に車を上げていく。
梅川は3番手にいた山原の外を並走する形で打鐘を迎えた。
打鐘からは石井寛が先行するが、梅川が叩いて主導権を奪ったところで残り1周回。
ここから6番手にいた児玉が踏み、それに石井貴も続く。
児玉が第2コーナ過ぎで梅川を捲り切る。
児玉の後ろでは石井寛、石井貴、小林が並走となる。
しかし、大外の小林がBS過ぎから伸びる。
第4コーナーで小林は児玉を捲り切ると、そのまま余裕すら感じさせてゴール。
2着には児玉が残り、3着はしぶとく小林と児玉を追った石井寛となった。
優勝/小林優香(L1・福岡106期)
前回のレース(松戸G2サマーナイトフェスティバル)からだいぶ空いていた。
緊張感はあったんですけど、ここでシッカリ勝ちたいという気持ちで臨んでいました。
日本のお客さんにも“小林優香”という存在を忘れならいないように、結果を出したいなと。
レースでは中団は欲しいと思っていたので、作戦通りでした。
落ち着いて展開を見ることができたし、1回、引いてからいける自分の脚力を信じた。
そこは冷静に対処できました。
風が一番あるBSで4車並走になってから、そこを抜ければ、いけると思っていました。
前に碧衣がいたのでスピード感も貰えたので、後は思いっ切りいくだけだった。
第3コーナーで碧衣を抜くだけになった時、いけると感じました。
久しぶりにたくさんの声援を受けましたし、応援して下さる方がいるので優勝できたと思います。
国内の競輪は4月末の伊東記念のガールズインターナショナルレースが決まっているだけ。
競輪は数少ないチャンスで車券に貢献、絶対に優勝します。
競技では今シーズンの世界チャンピオンになるため、明日からトレーニングに励みます。
(P-Navi編集部)