2022/11/01 (火) 12:00 3
京王閣競輪場で開催されている「ゴールドカップレース(GIII)」の決勝レース展望をお届け! 決勝は16時30分発走予定。
読み通り古性優作が逃げ、ヨシタクが3番手に追い上げた時点で寛仁親王牌決勝は妄想車券で決まった…と思ったが! 最終周回ホームでは、ひとり絶叫マシン化するオレ! 「ヨッシャ、ヨッシャ〜出来た〜!」「ヨシタク〜!稲川〜!」と絶叫。しまいには「イ・ナ・タ・ク〜!」とゴッチャになってたようで、周りを顧みず連呼する始末(^^;)。
だが、結果は窮地に立たされた新田祐大が内を突きグランドスラムを達成した! 新田祐大が「勝負は下駄を履くまでわからねー」って事を証明した形だったべ。負け惜しみじゃねーけど、オレは展開の読みがドンピシャなら外れても「しゃーあんめー!」って、こざっぱり納得できるんよね(^^)v
新田祐大選手、優勝とグランドスラム達成、本当におめでとうございます!
さあ、回顧はこのくれーで、京王閣記念に妄想を膨らますとするべー。2日目は荒れたねー! 二次予選9Rは眞杉匠-鈴木竜士でどうしようもない! 固く決まると思っていたが、眞杉は失格になり、ゴール前では大量落車が起き“ミリオン車券”が飛び出すし、10Rはグランドスラマー新田祐大が4着に! 11Rでも古性優作が5着に敗れちまった。本命党には散々な一日だったね(^^;)。
仕切り直しの準決勝を振り返る。
10Rは吉田有希が岩本俊介を突っ張り坂井洋に差されたが、高橋築まで流れ込みライン決着だ。吉田は確実に成長してきたぞ!
11Rは河合佑弥の男気先行で佐々木悠葵が番手まくり、宿口が差し切ってここも関東ラインの上位独占。新田はグランドスラマーの重圧なのか精細を欠く始末。
12Rは森田優弥が前受けから隅田洋介を突っ張り、北井佑季に出られると番手に飛びついて捌く縦横無尽の走りで平原康多とワンツー。
決勝戦は関東勢が8人に南関の北井になってしまった!
まずは並びを整理する。
埼玉4人は⑤森田優弥-①平原康多-⑦宿口陽一-⑧中田健太、茨栃は⑨吉田有希-②坂井洋-⑥高橋築、群馬の④佐々木悠葵と③北井佑季は単騎(⇦⑤①⑦⑧・⑨②⑥・④・③)。
今回の妄想先取りは厳し過ぎるのでお休みだべ(^^;) ノーマル展開と少し捻るぐらいをやってみっか。
先ずスタートだが、森田が先頭で埼玉カルテット。森田のやることは、突っ張り先行か出られて飛びつきだよね!
無双平原はどちらでもOK。森田の残りと、宿口の流れ込み。これだけだと思うよね! 「どっちか決めろ!」と言われたら宿口になるかねー。
せいぜいあっても吉田の逃げで森田がまくりになって坂井の番手まくり。この時も平原が突っ込んできて①平原=②坂井までか…!
少し捻って高橋を絡め、①平原、②坂井、⑥高橋に④佐々木を加えボックスぐらいかね。
あっ! 高橋地元記念Vなら妄想成立ってか(^^)v
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。