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平原康多の勝ちペダル

【#25】どんなに怪我をしても…考えることは「どうやったらもっと速く走れるか」/ 高松宮記念杯競輪

2022/06/22 (水) 18:00 32

 こんにちは、平原康多です。

 高松宮記念杯競輪では3日目に落車し、途中欠場となってしまいました。右半身の打撲、擦過傷が酷く、いまは休んでケアしています。

今年の宮杯は、残念ながら途中欠場に(撮影:島尻譲)

今節を振り返って

 初日はヨシタクの頑張りもあって、関東3人勝ち上がらせてもらいました。新田の捲りに対して番手から出るかたちになり、その時の判断で横に動いて止めに行ったらラインが全部飲み込まれるような感覚だったので、それが正しかったのかはわからないですけど、前に踏ませてもらいました。 

初日は関東4車で結束(撮影:島尻譲)

 2日目は初手の並びやイレギュラーな動きなどあり、自分で赤板から前に踏んだのですが、同じ関東の吉澤君に突っ張られお互いに踏み合うかたちになってしまいました。別線で闘っている以上ガチンコなので、その辺は新鮮な感覚でした。結果的に厳しい展開となり、かなり脚を消耗してしまいましたが、それをカバーできる脚力は現状無かったです。

 3日目は、前を宿口に任すレースになりました。落車という結果になってしまい、反省すべき内容です。宿口と一緒に医務室に運ばれたのですが、その時に少しと、その後にレースの反省などをLINEでやりとりしました。

 次は同じような結果にならないよう、努力したいです。

毎レース覚悟を決めて

 この3日目は10Rから3レース続けて落車が発生しました。直前のレースで落車があってもあまり気にしてはいないですけど、落車は見たくないですね…。

 もちろん、落車したい選手は1人もいないと思います。走っているグレードによる違いもそうですけど、諦めないで最後まで勝負してる選手が多いほど、落車という結果も増えてしまうような気がしています。あとは雨だとスリップがあるので落車の確率も上がると思いますが、かといって天候によって乗り方を変えるとかは特にないですね。

 でもみんなが真剣に勝負してる結果起きる事故なので、毎レース覚悟を決めて挑んでいます。

 落車後は怪我の程度にもよりますが、まずは休みながらケアをしないとトレーニングに移れません。ただ、落車でどんなに怪我をしても、何故かすぐに“どうやったらもっと速く走れるか”を考えてしまいますね。

取材時“怪我との闘いも競輪”と話した平原選手(撮影:島尻譲)

 今回、みなさんの期待に応えることが出来ず残念な結果になってしまいましたが、この分ももっと強くなって帰ってきたいと思ってます。今後とも応援よろしくお願いします。

(※文中敬称略)

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平原康多

Hirahara Kota

埼玉県狭山市出身。日本競輪学校87期卒。競輪選手・平原康広(28期)を父に持ち、その影響も受けて高校時代から自転車競技をスタート。ジュニア世界自転車競技大会などで活躍し、頭角を現していった。レースデビューは2002年8月5日の西武園。同レースで初勝利を記録。2009年には高松宮記念杯と競輪祭を制し、2010年も高松宮記念杯で勝利。その後もGⅠ決勝進出常連の存在感を示し、2013年は全日本選抜、2014年と2016年には競輪祭、2017年も全日本選抜などで頂点に輝く。最高峰のS級S班に君臨し続け、全国の強者と凌ぎを削っている。

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