アプリ限定 2025/10/13 (月) 16:00 4
2024年のKEIRINグランプリ、2025年の日本選手権決勝、高松宮記念杯決勝、さらには真夏のオールスター決勝も的中。ビッグレースで連発ヒットを飛ばす高木真備さんが、今度は秋の大一番、寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントを大展望。舞台は風のないドーム。直線が短く、カントがきつい高速バンク。スピード決戦の特別舞台で光る本命◎は誰だ?
ーー10月といえば「月見バーガー」ですが、今年はもう楽しまれましたか? 楽しまれる予定ですか?
実は今、人生最大と言ってもいいぐらいのダイエット中なんです(笑)。脂質の量を一日で決めていて、会食や好きなものを食べる時は数日かけて調整するようにしています。なので、今年は「月見バーガー」を我慢しました。食べなかった年は初めてかもしれないです。納得のいく体重になるまでは“マック断ち”をします!
ーーほかに季節のイベントや食べ物で、高木真備さん流の秋ならではの楽しみは?
最近ではサツマイモにハマっています。飼っている犬が美味しそうに食べるのを見て、「そんなに美味しいの?」と思って食べてみたら…見事にハマりましたね(笑)。意外な発見を感じながら秋を楽しんでいます。
ーーさて、前橋競輪場は、他場と比べてどんな印象でしたか?
室内バンクで風の影響がなく、カントもあってスピードに乗りやすいですね。一度スピードに乗ると、他のラインがまくりきれない展開もありそう。仕掛けどころも早くなって、目まぐるしい展開になると思います。 その意味で「仕掛け遅れ」が怖いバンクだなと感じています。
ーーオールスター競輪での寺崎浩平選手の初GI制覇、共同通信社杯競輪で南修二選手が優勝、近畿勢の活躍どう見えていますか?
やっぱり近畿勢の結束が強いですよね。ここ2、3年やってきたことが、今年しっかり実を結んでいる印象です。ラインの中でお互いがお互いの役割を果たし続けていくと、良い結果が返ってくる。その好例だと思いました。
ーー初日理事長杯のメンバー構成をどう見ますか?
夏のサマーナイトで怪我した古性選手がどこまでコンディションを戻しているかが鍵となりそうですね。脇本選手も腰の状態が気になるところで、近畿勢の仕上がり具合には注目したいと思います。あとは新山選手が先行しやすい構成だけに、展開を活かせば押し切りも十分ありそうです。北日本勢では新田選手にも期待。前橋でG1を制した経験があり、流れに乗れれば怖い存在です。
ーー地元地区関東勢は、どのように対抗できるでしょうか?
やっぱり眞杉選手と吉田選手の「ゴールデンコンビ」に加えて、佐々木悠葵選手がどこまで食い込めるかに注目しています。サマーナイトの決勝では、眞杉選手の前を走るという判断が話題になりました。番手であれば優勝を狙えたという声もありましたが、その選択にはさまざまな見方があったと思います。今回の地元GIでは、その経験を経てどんな走りを見せてくれるのか、非常に楽しみです。
ーー他にダークホース的な存在は?
河端朋之選手と菊池岳仁選手に注目しています。河端選手は去年も決勝3着でしたし、この大会での相性が良いのと、菊池選手は持ち前のスピードが発揮できる舞台だと考えています。早めの仕掛けでスピードに乗れれば一気に押し切れる舞台ですし、佐々木選手とラインを組めば面白い展開になると思います。
ーー中四国勢についてはいかがですか?
犬伏湧也選手の仕掛けどころに注目しています。構えるよりも早めに動くことが重要なバンクなので、奈良G3のように積極的に仕掛けていければチャンスはありますね。
ーー高木さんの同期、清水裕友選手もそろそろチャンスが巡ってきそうですか?
もちろん期待はしていますが、最近はコメントで「スランプ気味」「糸口が見えない」と話していて少し心配ですね。まだ賞金的にグランプリ出場のチャンスはありますが、「可能性があるのに結果が出ない時期」って一番苦しいのではないかと想像しています。この前橋G1をきっかけに、復調の流れをつかんでほしいですね。
ーー最後に、ファンへ今回の寛仁親王牌の見どころを教えてください。
とにかく目まぐるしい展開になると思います。誰かが仕掛けたら、すぐ次の選手が動いていく。そんなスピード感あるレース。「パズルを解くような感覚」で予想を楽しんでもらえたらうれしいですね。決勝を当てたらご褒美ですか? 美味しいサツマイモを食べられるように、私もパズルを解けるよう頑張ります(笑)。
高木真備さんが寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント競輪決勝を予想します(10/26公開)!どうぞお楽しみに!
※競輪は適度に楽しみましょう
netkeirin取材スタッフ
Interview staff
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