2021/09/15 (水) 12:00 22
9月6日から8日まで行われた防府競輪と、追加あっせんとなった松山競輪で、妹弟子の尾方真生選手と再び対決した児玉選手。以前のコラムで「妹弟子とのレースは緊張する」と語っていましたが、今回のレースはいったいどんな心境だったのでしょうか。
ーーサマーナイトの振り返りの際、「妹弟子・真生さんとの走りは緊張する」と仰っていましたね。防府競輪、松山競輪ともに見事完全優勝されましたが、心境はどうでしたか?
そうですね〜、少しだけ緊張しました(笑)。
でもサマーナイトの時とは違い、勝たなきゃいけないっていう気持ちは捨てて、「負けたらそこを練習で強化したらいい」って思うようにしました。今回の開催とサマーナイトではグレードが違うので、そういう部分でも緊張の差はあるのかなと思います。
だから、もし真生と競輪祭を走ることになったら、サマーナイト同様かなり緊張すると思います。でも練習していれば自信持って走ることができるし、今の私のモチベーションはサマーナイトの時とは違うのでしっかり戦えると思います。姉弟子の立場として戦う時のメンタル強化も大切ですね(笑)。
ーー児玉さんが思う「理想の姉弟子像」とは?
私が思う理想の姉弟子像…んーそうだなー難しい。アドバイスしてくれるとかそういう感じじゃなくて、姉妹みたいに仲良くしたいかな? 自転車の相談よりも恋愛相談とか、ファッションとか、そんな感じ♩
どんなレースをすればよかったのかっていうアドバイスは教えて欲しくないというか…、私が聞いた時に教えてくれるのが理想です!
ーー先輩先輩しているというよりは、フランクに接するお姉さんのような人が理想なんですね。
ーー最近肌寒くなってきましたが、暑い時期と寒い時期、自転車で走るのがつらいのはどちらですか?
暑い時期は日焼けするしすぐ汗かくし嫌いです。寒い時期は自転車に乗っていると手足が壊死するんじゃないかってくらい冷たいまんまで、身体もすぐ温まらないし嫌いです。
練習は秋くらいが1番好きですね。暑くもなくほどよい涼しさだから!
レースだったら暑い時期が好きです。レースは3、4分で終わるので日焼けはそんなにしないし、身体も冬に比べると全然動くので。
ーー夏と冬、どちらも違ったつらさがありますね。プライベートではどうでしょうか?
私生活だと寒い時期が好きです。汗をかくことがないし、毎日すべすべでいられるからです! 暑くても服を脱ぐのには限界があると思います。でも寒かったら着ることに限界はないですよね!
ーー汗でベトベトするのが苦手なんですね。冬にたくさん着込んでいる児玉さん、見てみたいです(笑)。
◆児玉碧衣選手の出走情報
名古屋 09/28〜09/30
松阪 10/18〜10/20
別府 10/25〜10/27
児玉碧衣
福岡県大野城市出身、108期生のガールズ選手。2015年に松戸競輪場でレースデビュー、初勝利。2018年8月にはガールズケイリンコレクションいわき平ステージ・ガールズドリームレースでビッグレースの初優勝を経験し、同年11月のガールズグランプリトライアルレースの優勝してグランプリの出場権を得た。初出場でガールズケイリングランプリ2018のタイトルを獲得すると、2019年、2020年も優勝し、グランプリ史上初の3連覇を達成。3年連続で賞金女王となった。好きなアーティストは倖田來未。