2021/08/09 (月) 18:00 16
三重県の競輪選手・浅井康太です。この度、コラムを書かせて頂くこととなりました。よろしくお願いします!!
まず初めに
“Lab”は英語で、実験室・研究室・研究所などの意味がある。私は競輪選手になってから沢山のことを学び、教わり、発見もしてきました。これまで身につけてきた(身体の)動作や(身体の)使い方などを伝える場所。「競輪」という「ギャンブル」の魅力や奥深さをわかりやすく伝え競輪について学べる場所。読者の皆様の心に届き、少しでも人生のプラスになるようなことを伝えられる場所。
そして、私自身の事を発信する場所。
そんな場所にしたい気持ちから【ASAI☆Lab】という名前を付けました。
※ここだけの話 netkeirin様からのオファー時には【浅井論】と言われたので即却下させてもらい私自身が考えたことは…内緒です(笑)。
さて、最近はとても暑い日が続いていますが仕事は捗(はかど)っていますか??
そこの旦那!! 旦那!! これを見ているあなたですよ!!
仕事が“嫌だ嫌だ”と思っていると毎日がつまらん。まぁ実際、私達選手の中にも練習が“嫌だ嫌だ”と思いながらやる人は(確実に)大勢いるし、やらない人も大勢います。
(うんうん、わかるよ〜わかる。その気持ち)
でもさ、ほんの少し楽しく出来るように考えればいいんだよ。“嫌”な事をどのようにすれば楽しめることが出来るのかは、見る角度を変える、やり方を変えるなどのひと工夫。ほんの少しね。
一つの事に対して向き合うこともまた楽しみに変えられるはず。
人は眠っている時に夢を見る。
嫌なことがあれば魘(うな)されたり、いいことがあれば楽しかったりと…。
夢で見るくらい“夢中”になってみてはいかがでしょう。夢中になればなるほど見方や解き方、捉え方などが細かくわかるようになってきます。その一つの事に夢中になることが出来れば“夢”を叶えることができる。
私は最大の“欲”が“夢”だと思っています。“夢欲”だから強くなれる。
長い間、上のランクで仕事をしたい人や息の長い選手になりたい人は“夢”を必ず持って欲しいと思います。
***
あ〜嫌だ
競輪の話はそこまでしたくないんだけど、とりあえず入れとくね(笑)。
オールスター競輪ではファンの皆様の投票により上位18名が“ドリームレース”と“オリオン賞レース”のどちらかを走れる可能性をいただけます。
あっ!! これなら皆様への感謝の気持ちを書ける(笑)。
年間を通してこのレースだけは、ファンの皆様が番組を作っているとも言えるレースです。オールスターの優勝を狙うことは勿論ですが、このレースで一着を獲ることは期待を形として残せる喜びがあります。
選ばれた選手一人一人はいい緊張感を持ち、思い切ったレースを見せようかな!? と強気になりいい方向に向かう時もあります(考え方は人それぞれですが)。是非来年からはあなたの一票を私、浅井康太に入れて頂きたい。よろしくお願いします(笑)。
今年はオリオン賞に乗せて頂きましたので、縦横好き勝手にいつも通り走りますので、
僕と一緒に心中できるあなた!!!
これを読んだあなた!!!
頑張りますので車券買ってくださいね。結果はどうであれ、罵声は拒否、ヤジは許可してますのでご理解を(笑)。
最後になりましたが、私なりに全力で仕事(人生)に取り組んでいますので今後ともよろしくお願いします。
そして、一人でも競輪が「好きだ」って思う人が増えることを願い、今回のコラムを終わりにしたいと思います。
浅井康太
Asai Kota
1984年、三重県生まれ。日本競輪学校90期卒、ホームバンクは四日市競輪場。2005年7月松坂競輪場にてデビュー。第20回寛仁親王牌(GI)で特別競輪初優勝を決めた。その後もKEIRINグランプリを2度制するなど競輪界の中心選手として活躍、中部を牽引する存在としていまなお進化を続けている。キーワードは「KEEP LEFT」