2024/07/25 (木) 08:00 3
別府記念のS班は古性優作、松浦悠士、山口拳矢が参戦してきた。近況のデキをみていけば、ヤマケンがすこぶる良くなってきている! 取手記念、サマーナイトの走りは目を見張るものがあった。かたや古性優作はサマーナイトで決勝戦には乗ったが、絶好の展開を生かすことができない。別府で変わり身を見せ“本来の古性”に戻るのか? これは初日の走りで見えてこよう。
松浦悠士も身体は戻ってきているようだが、いまいち流れに乗りきれてない。平たくいえば、ツキがない。そうなると今回の主役はヤマケンでいけそうだベ。強豪を迎え撃つ地元地区は阿部将大、伊藤颯馬、松本秀之介の若い機動型に北津留翼を加えた連携があれば十分戦えるポテンシャルがある。
マーク陣では小岩大介が良いね。サマーナイトでの動きも上々。その前から縦脚に研きがかかり随所で突っ込むシーンをみせてくれている。地元記念なら尚更のこと! 好目標を得れば優勝まで見えてくるのでは。
妄想期待の選手は地元の121期・一丸尚伍に目を向ける。S級戦ではまだ翻弄されて力を出し切れていないところがあるが、慣れてくると本領発揮になるべ。それが今回だと願いたい。それと人気にもなりそうだし、妄想期待枠には入らねえけど、南潤が良いぞ! 勝ち上がりで大物食いをやってくれるかもよ! むしろ、「やっちゃえ! ナンジュン」ってわけで期待大だベ。
妄想先取りのレースはナンジュンの乗る2Rをピックアップする。まずは並びの整理から。①南潤-⑦清水一幸-⑤山内卓也の近畿中部ライン、⑨嵯峨昇喜郎-②阿部拓真の東北コンビに⑥丸山直樹がつけ、南関ラインは⑧鈴木陸来-③佐藤龍二-④齊藤竜也で並び、三分戦となっている(⇐①⑦⑤・⑨②⑥・⑧③④)。
スタートは枠なりでナンジュンが取り、鈴木が後方から押さえにいき、それに合わせて嵯峨が切る展開と読む。切られたナンジュンが下げて一気の巻き返しを決め、清水とのゴール勝負の①=⑦が本線。嵯峨が逃げナンジュンがまくり阿部への①-②、ナンジュンがかまし嵯峨がはまり①=⑨あたりまでが本線になる。
妄想だが、スタートはナンジュンが取るとして、スタートの早い佐藤が中団を取るとき。そうなれば嵯峨が押さえて行くしかねえ。嵯峨が押さえて切りペースダウンするところを鈴木がかまし南関3車で出切ってしまう。嵯峨は追いかけ脚を削られる。鈴木の番手でヌクヌクと回る佐藤が抜け出すって公算だよ。佐藤の頭から③-②④⑦⑧で妄想〆にするベ!
いつもなら1本ピックアップして終わるが、12Rの特選も面白いべ。よっしゃここも追加で書いてみるべ。並びは①松浦悠士-⑨武藤龍生の同期コンビ、②古性優作-⑤成田和也で混成コンビ、⑦山口拳矢-③浅井康太で中部コンビ、④阿部将大-⑧小岩大介の地元コンビ、⑥松谷秀幸は単騎になり細切れ戦だ。
どっからでも狙えるし初手の位置取りがモノを言う。そこで初手は松浦で古性が追う。ヤマケンがその後になる。勝負どころでヤマケンが切り、地元コンビが出ていく。ここを取れば気配良好なヤマケンがまくって浅井とのゴール勝負で③=⑦。古性、松浦が力で強襲する①②⑦の“S班ボックス”を本線とするベ。
妄想は逃げる阿部に乗る小岩からがいい。単騎の松谷が小岩に続き流れ込む⑧-⑥、小岩の頭からと2着目を手広くいってもいいかね。結論は⑧=①②⑤⑦⑨っていこうじゃねーの。
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。