【11月イチの日】

皆さんこんにちは！
最近はぐっと気温が下がって、冬の気配がしてきましたね。
今年も残すところあと2ヶ月。体調管理に気をつけながら頑張ります。

〇開催中の過ごし方〇

選手は前検日に競輪場入りして、3泊4日を競輪場内の宿舎で過ごします。
その日に自分の走るレースのスタートからゴールまでは約3分なのですが、その3分以外の時間の過ごし方にも色々あります。

キーになってくるのが、開催の時間帯。現在は、モーニング（午前中）、デイ（日中）、ナイター（午後から20:30ごろ）、ミッドナイト（21:00から23:30ごろ）の4種類の開催があり、開催の時間帯によって私たちの生活は大きく異なります。

ひとつは食事の時間。
自分のレースの発走時間から逆算してウォームアップや準備の時間を設定するため、そこに支障のない時間に食事を摂ります。私の場合、動き始めるまでに食後4時間は欲しいと感じます。
ミッドナイト開催の夕食時間は多くの宿舎で16:30からですが、1Rを走る日は、メニューと量を間違えるとウォームアップ中に気持ち悪くなって吐くことになります。うどんなど消化の良いものを選んだり、お茶漬けのもとを常備して対策しています。ゼリーなどの補食で調節しながら、空腹感も吐き気も感じない「集中して頑張れる状態」を作れるように考えています。

睡眠時間にも気を遣います。
モーニング開催の1R、2Rにガールズ予選が設定されている場合には8:30ごろスタートします。
身体を覚醒させて、動き始めに間に合うように朝食を済まさなければならないので、私は4:00ごろ起きている事が多いです。冬季の早朝はまだ暗いので、意識的に光を浴びるようにしています。
ミッドナイト開催の就寝時間も気を遣います。
21:00ごろスタートのレース後、速やかに身体を休息モードに切り替えていかなくてはなりません。
24:00から食堂で夜食が出ますが私は食べに行かず、クールダウン後にプロテインとヨーグルトやバナナをお腹に入れます。
「その日のうちに寝る！」を目標に、片付けをさっさと済ませてお風呂で温まって、体温が下がっていくタイミングで消灯します。

季節による変化、宿舎ごとの生活環境の違い、その時々の体調の変化や年齢の変化もあります。
3分間のレースを可能な限り良いコンディションで走って、できるだけ良いパフォーマンスを出すために、これからもずっと試行錯誤です。

〇最近のあれこれ〇

JPCU（日本競輪選手会）カレンダー2026の3月に載せて頂いております。
今年もカレンダーが出回り始めるような時期になったんだな…と、しみじみ。
4月イチの日のコラムで紹介した、七宝焼の蝶々ブローチをデビューさせてみました。

たくさんのガールズ選手が登場します。チェックしてみて下さい♪

【今後の出場予定】
11月19日〜21日　競輪祭女子王座戦G1
11月29日〜12月1日　別府F2

※当コラムは、事前に石井選手よりいただいた原稿を、パーフェクタナビ編集部が毎月1日に更新します。