2025/07/21(月) 01:30 0 0
2025年7月20日 玉野競輪場
第21回サマーナイトフェスティバルG2(3日目)
※ナイター開催
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【サマーナイトフェスティバル(3日目)10R=S級準決勝】
青野将大が赤板過ぎに太田海也をかわして先頭に立つと、3番手は内に太田、外に志田龍星で並走になる。太田は志田を捌くと、最終HSからスパート。太田の先行に、清水裕友がマークし、3番手は眞杉匠が続く。逃げる太田をゴール前で清水が差し切り1着。2着に太田で中国ワンツー。3着に眞杉が入線した。
1着/清水裕友(SS・山口105期)
今回成績:特1・ア7・準1
G2優勝:3回(22年3月ウィナーズカップ)
サマーナイト優勝:1回(20年いわき平)
志田(龍星)君の動きは予想外でした。3人で決められれば良かったですね。後ろに眞杉(匠)君がいるのは分かっていました。(太田海也を)抜いた時の感触は良かったですね。昨日と同じ自転車でいきました。人の後ろにつく分には反応が良かったですし、状態は初日よりもいいと思います。
(決勝は)太田(海也)君の後ろ。
2着/太田海也(S1・岡山121期)
今回成績:一5・二2・準2
G2優勝:1回(23年12月ヤンググランプリ)
サマーナイト:初出場
後ろを見たら、すごいダッシュできたので、3番手を取られないことを意識してダッシュしました。青野(将大)さんがいいピッチで来て、3番手になったら、眞杉(匠)さんに狙われる想定をしていたのですが、志田(龍星)さんは想定外でした。踏み出した感覚は良かったと思います。後ろのことは分からなかったですが、(清水)裕友さんが何場所も前から自分が勝てるように走れと言ってくれていて、それがすごく心強くて、今日の走りに繋がったと思います。今日、体がすごく良くなっているので、コンディションを崩さないようにしたいと思います。
(決勝は)自力です。自分が勝てるようにレースします。
3着/眞杉匠(SS・栃木113期)
今回成績:特8・二1・準3
G2優勝:2回(24年9月共同通信社杯)
サマーナイト優勝:1回(24年松戸)
理想の位置が取れたのですが、動けなかったです。昨日(2日目)は、タイムだけ見れば10秒台なのですが、周回中から軽いところがなくて、身体の使い方が悪いと思うのですが、そこが上手く改善できていないですね。自転車の調整をもう少し煮詰めます。連覇は意識せずに頑張ります。
(決勝は)佐々木(悠葵)さんの後ろ。初めてです。
※10Rレース結果
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【サマーナイトフェスティバル(3日目)11R=S級準決勝】
松井宏佑が寺崎浩平を突っ張ると、打鐘から佐々木悠葵がスパートして、関東ラインが先手を奪っていく。松井マークの郡司浩平がけん制して、松井が3番手に入る。佐々木悠の先行で番手は吉田が車間を切っていく。寺崎の捲りは不発で、松井マークの郡司が最終4コーナーで内コースから前に踏むと、吉田も直線抜け出して1着ゴール。2着に郡司、3着に逃げた佐々木悠が粘った。
1着/吉田拓矢(S1・茨城107期)
今回成績:特1・ア9・準1
G2優勝:0回
サマーナイト決勝:2年連続3回目
(佐々木悠葵は)すごいダッシュでした。2車で難しい戦いでしたが、すごく強かったです。最終BSは、スピードが全然垂れていなかったし、寺崎(浩平)さんが見え、松井(宏佑)さんも後ろにはまっているので、横にけん制したら郡司(浩平)さんも入ってくると思ったので、スピードで合わせるようにして、どれだけ佐々木を残せるかでした。3走しては、少し物足りませんが、前のおかげで勝てています。初日よりはいいと思います。
(決勝は)関東の3番手。
2着/郡司浩平(SS・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特6・二1・準2
G2優勝:3回(22年9月共同通信社杯)
サマーナイト決勝:2年連続3回目
(最終HSで松井宏佑は)突っ張れそうだったのですが、迷いながら外を迂回したりして、関東勢には行きやすくなってしまったのかなと。佐々木(悠葵)のラインは勢い的にけん制は無理だったので、(新田祐大をけん制し)最低限3番手に迎えいれる準備をしました。最終3コーナーで寺崎(浩平)が被ってきてからは、(松井)宏佑に申し訳なかったのですが、内に行かせてもらいました。連日、余力を持って臨めていますが、なかなかラインで勝ち上がれない。壁になっているので、考えていかないといけないですね。2日間自力で、今日は宏佑に任せたおかげで決勝に乗れたと思っています。
(決勝は)自力です。レースの流れを見て、しっかり組み立てていきます。
3着/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
今回成績:特5・二1・準3
G2優勝:0回
G2決勝:2回目(23年7月サマーナイト以来)
サマーナイト決勝:2年ぶり2回目
(松井宏佑が)突っ張ると思ったので、いくところを逃さないようにと。最近では一番全開で踏みました。バックも踏まなくて良かったです。最近、競走もいいので、身体のことを考えながら過ごせて、それがいいと思います。(弥彦記念から)中3日なので、疲れを残さないようにやっています。
(決勝は)自力です。ラスト1走、しっかり頑張ります。
※11Rレース結果
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【サマーナイトフェスティバル(3日目)12R=S級準決勝】
赤板で中野慎詞が前をかわして、そのまま先行態勢に入っていく。東北ラインが先手で、3番手に坂井洋、5番手に古性優作、7番手に深谷知広の隊列で最終HSを通過。最終2コーナーから坂井が捲りで、逃げる中野をとらえると、直線で鈴木竜士と古性優作が落車。抜け出した坂井が1着。南関3番手の松谷秀幸が直線伸びて2着、3着に中野マークの和田が入線、3連単は43万円台の高配当となった。
1着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特4・二4・準1
G2優勝:0回
G2決勝:2回目(24年3月ウィナーズカップ以来)
サマーナイト決勝:初
後ろからの組み立ての選択肢は無かったです。このメンバーでは隙がないので、しっかり脚を使わないといけないと思い、腹をくくって位置を取りました。(最終2コーナーは)和田(圭)さんが車間をあけていたので、詰まっていく感じは無かったのですが、後ろから先に来られたらチャンスがないので、仕掛けました。身体は、落車の影響が少なくなってきているし、自転車も変えたので、良くなったと思います。
(決勝は)関東の4番手。
2着/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
今回成績:一1・二2・準2
G2優勝:0回
G2決勝:3回目(24年7月サマーナイト以来)
サマーナイト決勝:2年連続2回目
打鐘で深谷(知広)が踏んでいった時に目一杯に踏み込んだし、あの後はバックも踏んで迎え入れたのでキツかったですね。落車した2人には申し訳なかったのですが、何とか(着に)届きました。コースを見る余裕もなかったです。脚もないので、ラインに迷惑をかけないように走るだけです。
(決勝は)郡司(浩平)君の後ろ。
3着/和田圭(S1・宮城92期)
今回成績:一2・二3・準3
G2優勝:0回
G2決勝:2回目(18年9月共同通信社杯以来)
サマーナイト決勝:初
(中野)慎詞は、すごいピッチでした。最終BSは自分が下手。坂井(洋)君のスピードが全然、違っていた、まだ慎詞が踏めていたので、どこかに絡まないとと思い必死に絡みました。久留米記念と静岡F1、まったくいいところが無かったので、信じられない成績ですが、決勝に乗った以上、しっかり頑張りたいです。
(決勝は)神奈川へ。3番手。
※12Rレース結果
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【サマーナイトフェスティバルG2(最終日)12R=決勝】
1/眞杉匠(SS・栃木113期)
2/清水裕友(SS・山口105期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/太田海也(S1・岡山121期)
5/吉田拓矢(S1・茨城107期)
6/和田圭(S1・宮城92期)
7/坂井洋(S1・栃木115期)
8/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
9/佐々木悠葵(S1・群馬115期)
並び想定は
9佐々木-1眞杉-5吉田-7坂井
4太田-2清水
3郡司-8松谷-6 和田
決勝は、佐々木悠葵の番手に眞杉匠、その後ろに吉田拓矢、坂井洋が続く関東の4車ライン。
太田海也には、準決勝同様に清水裕友が付く中国の2人。
郡司浩平の後ろに、松谷秀幸、3番手に和田圭が付く神奈川と宮城の3車ラインの3分戦となった。
先手を握るのはどのラインか。太田海也が連日のような果敢な攻めの走りを見せれば、番手の清水裕友とともに地元中国ラインに勝機が巡ってくるか。また、ライン4車の長さを活かし、近況好調の佐々木悠葵がアグレッシブにラインをけん引するば、関東勢の上位独占も考えられる。特に番手の眞杉は、サマーナイト連覇のかかる一戦となる。一方、初日のレースから手応えを感じている郡司浩平が、早めに動き出して好位から巻き返せば、初のサマーナイトVの可能性も十分だろう。
4日制になったサマーナイトフェスティバルの新王者は誰なのか。激戦必至の決勝は、20時30分発走予定。
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◆サマーナイトフェスティバルG2(3日目)注目選手ピックアップ
【3日目8R=特選】
「苦手を克服したい」
1着/石原颯(S1・香川117期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
今日は、後ろからの組み立てを考えていました。スタートで前に出て、誰も行かなかったら前からと。(赤板過ぎは)早く引いて、でも、そこから車間が空きすぎたので、良くないなと思います。そのまま付いていけたら、一番脚を使わずに行けるのですが、バックを踏んだ分、遅れました。最終BSまでに行ききりたかったですね。その方が番手も付きやすいし、ラインとして生きてくるかなと思います。脚は、まずますです。(今は)抑え先行や突っ張り先行は苦手で、位置取りができない。今日などは和田(真久留)さんと並走するくらいでないと。
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◆サマーナイトフェスティバルG2・過去レポート
2024年7月(松戸)優勝:眞杉匠
2023年7月(函館)優勝:松浦悠士
2022年7月(玉野)優勝:松浦悠士
2021年7月(函館)優勝:松浦悠士
2020年7月(いわき平)優勝:清水裕友
2019年7月(別府)優勝:村上博幸
2018年7月(松戸)優勝:渡邉一成
2017年7月(伊東温泉)優勝:新田祐大
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◆今開催のレポート
【前検日】【初日・一予】【初日・特選予】【2日目】
(P-Navi編集部)