別府G2(最終日)レポート

2019/07/15(月) 23:55

別府G2(最終日)レポート

2019年7月15日

別府G2(最終日)サマーナイトフェスティバル

【12R=S級決勝】

1/中川誠一郎(S1・熊本85期)
2/小倉竜二(S1・徳島77期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/渡邉雄太(S1・静岡105期)
5/村上博幸(SS・京都86期)
6/吉田拓矢(S1・茨城107期)
7/松浦悠士(S1・広島98期)
8/園田匠(S1・福岡87期)
9/佐藤慎太郎(S1・福島78期)

地元の九州勢の前受け。
18・72・839・45の並びでレースは進んでいく。

赤板周回、後方からまずは渡邉が前へ。

渡邉が中川を抑えて、後方もペースアップ。

吉田が渡邉を叩いたところで打鐘。

主導権を握った関東3車ラインだが、松浦ー小倉も踏み上げたところで残り1周回。

吉田と松浦が踏み合う形に。

最終BS、後方から中川が捲り、この動きに渡邉も乗る。
吉田に踏み勝った松浦を渡邉が最終第4コーナーで飲み込んだ。

しかし、ゴール線間際、渡邉の番手・村上が差し切って優勝。
2着は渡邉、3着には捲りが不発に終わった中川を追走した園田が大外から飛び込んだ。

数々のタイトルを手中に収めてきた村上だが、G2サマーナイトフェスティバルは初制覇。

優勝/村上博幸(SS・京都86期)
自力選手4人が動いて、本当に激しいレースでしたね。
最後は緊張じゃないんですけど、脚が三角に回っていた。
もっとペダルに力の伝わる走りができたんじゃないかなって。
でも、落ち着いて走ることはできましたね。
最初は単騎も考えたけど、渡邉君のところへいった。
「ラインの方が戦いやすい、迷惑じゃなければ、つかせてくれないか」と。
渡邉君は今年、G1戦線でも活躍している選手。
そういう強くて、スピードのある選手について、最後に追い込めたのは自信になる。
SSのアドバンテージもあるので、今年はまずG3優勝という目標は果たせた。
もうベテランの域、40歳なんで、今のうちに新しいことにチャレンジしないといけないと思っている。
そうやって1日、1日を過ごして、今日のような結果につながれば。
ビッグタイトルの重みも分かっていますけどね。
G1やG2でも強い気持ちで、自信を持って戦っていきたいです。

2019年7月15日

別府F2(最終日)GIRL'S KEIRIN FESTIVAL 2019

【11R=L級決勝】

1/小林莉子(L1・東京102期)
2/児玉碧衣(L1・福岡108期)
3/石井貴子(L1・千葉106期)
4/長澤彩(L1・愛知106期)
5/細田愛未(L1・埼玉108期)
6/大久保花梨(L1・福岡112期)
7/梅川風子(L1・東京112期)

並びは6・5・7・3・2・1・4となる。

赤板に入り、まずは最後方の長澤が前へ出る。

長澤が児玉の前、5番手に収まったところで打鐘。

残り1周回、梅川が細田を叩く。
梅川の動きに石井も乗る。

最終第2コーナー、梅川が主導権を握る。
後方から長澤、児玉も踏み込んでくる。

最終BS過ぎ、梅川の後ろに収まっていた石井も捲り上げる。

第4コーナーで石井が抜け出し、直線勝負も押し切って、石井が優勝。
捲りが届かなかった児玉が2着、逃げた梅川が3着に残った。

ゴール線到達後、石井は勝利を確信し、高々と右拳を天へ突き上げた。

優勝/石井貴子(L1・千葉106期)
壮大なドッキリじゃないですよね?ビックリしています(笑)。
今年は年明けから不甲斐ない成績。
大垣のコレクションでも弱くて、情けなくて、悔しかった。
そこから何とかしたいと思って、懸命に練習してきた。
今後もそういう気持ちを大事にしていきたいですね。
これまでもサマーナイトでは決勝にも勝ち上がれながった。
それにビッグレースでは初めての自力、捲りで勝てたので、本当に嬉しい優勝です。
隣だったし、児玉さんの後ろも考えたが、警戒されていた。
小林さんも位置を主張していたので、前へ出たところで梅川さんの後ろへ、恵まれましたね。
別府は相性の良いバンク、道中で不安になっても「ここはどこ?別府だ!」と、自信を持つようにしていました。
本当に必死だったので、どこから踏み込んだのかはビデオを観ないと分からない。
感覚的には最終BSくらいだと思うんですけど。
着差があったので、ゴールした瞬間に優勝は分かりました。
それでガッツポーズが出ましたね。
今夜は大好きな別府の街で美味しいお魚を食べたいです。
あっ、でも、今日は暑かったから別府冷麺も良いかも(笑)。

(P-Navi編集部)

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