【サマーナイトフェスティバル】眞杉匠がG2初制覇!

2024/07/15(月) 23:32

【サマーナイトフェスティバル】眞杉匠がG2初制覇!

2024年7月15日 松戸競輪場

令和6年能登半島地震復興支援競輪
第20回サマーナイトフェスティバルG2(最終日)

松戸の33バンク特有の目まぐるしく展開が入れ替わるレースで、初日から激戦となったシリーズは、短期決戦にふさわしく展開に応じた臨機応変な走りが鍵を握った。その中でも、ただひとり連勝で勝ち上がったのは新田祐大で、展開をうまく見極めてシリーズをリードした。また、番手戦から苦しい戦いを潜り抜けた郡司浩平や、S級S班からは眞杉匠、切れ味のある捲りが戻ってきた山口拳矢、脇本雄太や古性優作らがファイナル進出を決めた。

激戦が予想された決勝は、北井と脇本の主導権争いを中団で様子を見ていた眞杉が、古性のけん制をかいくぐり、捲りで突き抜け優勝。すでにG1タイトルを持っている眞杉だが、サマーナイトフェスティバルでG2初優勝を手にした。

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前検日 初日 2日目

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前検日 初日 2日目 最終日

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【最終日・12R=第20回サマーナイトフェスティバル決勝】
1/北井佑季(S1・神奈川119期)
2/古性優作(SS・大阪100期)
3/眞杉匠(SS・栃木113期)
4/吉田拓矢(S2・茨城107期)
5/郡司浩平(S1・神奈川99期)
6/松谷秀幸(S1・神奈川96期)
7/山口拳矢(SS・岐阜117期)
8/新田祐大(S1・福島90期)
9/脇本雄太(SS・福井94期)

【レース展開】
第20回サマーナイトフェスティバルS級決勝青板BS

第20回サマーナイトフェスティバルS級決勝最終HS

第20回サマーナイトフェスティバルS級決勝ゴール

誘導以下、9脇本-2古性、3眞杉-4吉田、7山口、1北井-5郡司-6松谷、8新田で周回。まず北井が上昇していくと、青板BSで脇本が突っ張り、両者の主導権争いになる。北井は赤板で脇本の前に出切るが、古性が郡司を捌いて、北井の後位に近畿ラインが入る。郡司は再度追い上げるが、古性も再度けん制して位置を確保。最終HSで脇本は番手から出ていくと、3番手から眞杉も捲りに出るが、これも古性がけん制。だが眞杉は再度踏み込み、近畿勢を直線でとらえて優勝ゴール。2着に眞杉マークの吉田で栃茨ワンツー。3着に単騎の新田が入線した。

【サマーナイトフェスティバル=決勝結果】
2車単3-4 2,930円(11番人気)
3連単3-4-8 16,100円(57番人気)
決まり手:捲り-マーク

第20回サマーナイトフェスティバル優勝眞杉匠
優勝/眞杉匠(SS・栃木113期)
今回成績/特5・準1・決1
次走出場予定/福井G3(7月20日~23日)

前半戦はずっと苦しかったのですが、ここでいい流れが持って来られたと思います。
道中から想定外の並びでした。(最終HSの仕掛けは)あれ以上遅くなるとコーナーに入り、古性(優作)さんとかぶり、外々を回ることになるので、あそこで踏んでいきました。いいタイミングでいけたと思います。
脚は溜まっていましたが、すごいかかりで、余裕ではなく、キツかったです。古性(優作)さんのキツいけん制があるだろうと思っていたので、喰らわないようにと思っていました。ガムシャラでしたね。
ずっといい走りができていなかったし、前半戦が苦しかったので、今年のG2初優出の優勝は、後半につながると思いますし、松戸では、チャレンジもA級もS級も優勝がなかったので、この優勝は嬉しいですね。昨年優勝しているオールスター、競輪祭もあり、地元(宇都宮)の共同通信社杯もあるので、攻める姿勢で残り半年を頑張りたいと思います。

第20回サマーナイトフェスティバル優勝眞杉匠

第20回サマーナイトフェスティバル優勝眞杉匠

第20回サマーナイトフェスティバル優勝眞杉匠

第20回サマーナイトフェスティバル優勝眞杉匠

第20回サマーナイトフェスティバル優勝眞杉匠

\サマーナイトフェスティバル(最終日)注目選手/
【最終日・4R=S級一般】
石原颯
「毎回出られるように頑張ります」
1着:石原颯(S2・香川117期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)

赤板では、この車間を詰めて行けたらいいのかなと思っていました。連日、消化不良だったので、最終日くらいはと思い、行きました。単騎だったので流せずにずっと踏みっぱなし。最終2コーナーで後ろを確認しましたが、1車身半くらい車間が空いていたので、なんとかなるかなと。このグレードで走り慣れないとダメですね。毎回出られるように頑張ります。(P-Navi編集部)

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