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四日市競輪G3ナイター(準決勝)レポート【決勝進出の9選手コメント】

2025/03/16(日) 00:10 0 2

2025年3月15日 四日市競輪
大阪・関西万博協賛
ベイサイドナイトドリームG3(3日目)

※ナイター開催

※同時開催の4日制ガールズケイリンの準決勝レポートはこちら

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【四日市競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板で田中大我北津留翼をかわして先頭に立つ。北津留は4番手に引くと、打鐘後に雨谷一樹が追い上げて、最終HSで4番手を北津留から奪取。田中がペースを上げて先行し、番手の中井俊亮は車間をあけて後続の仕掛けを警戒。最終BSで雨谷は捲りを仕掛け、中井の内を突いて抜け出して1着入線も、押圧により失格判定。中井が1着、雨谷マークの諸橋愛が2着、三浦翔大が3着にそれぞれ繰り上がった。

1着/中井俊亮(S1・奈良103期)
今回成績:一1・二5・準1
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(21年2月奈良以来)

田中大我は)落ち着いてレースをしていました。2人で決めたかったのですが、田中君の頑張りをもったいないことにしました。最後はいいスピードで後ろから来ていたので、自分もスピードを合わせながらと思って外を見た瞬間に来ていたので、難しかったですね。最近は、番手の競走も増えてきているので、前に信頼してもらえる選手になりたいのですが、今日のレースは反省ですね。1カ月空いて、その練習の成果が出ていると思うので、明日は一発を狙えたらと思います。

(決勝は)自力。

2着/諸橋愛(S1・新潟79期)
今回成績:特4・二4・準2
G3優勝:8回(21年4月四日市

雨谷(一樹)は、いってくれているし悪くないと思うのですが。少し強引だったのかなぁ。僕は、練習ができるようになり、だんだん感じが良くなってきています。昨日も離れたけど、脚に力が入って感覚が戻ってきたなと。また練習で、地獄の日々が送れるようになると思います。

(決勝は)和田(真久留)の後ろ。

3着/三浦翔大(S2・宮城98期)
今回成績:一4・二4・準3
G3決勝:初

G3決勝は初めてです。単騎だったので、自分の好きな位置から踏んでいくのが一番と思っていました。雨谷(一樹)さんは後手を踏まないし、後ろの諸橋(愛)さんもコースを突くかなと思い、そこから脚を溜めてと思いました。途中で離れたのですが、追い上げながらいったら、いいところにはまりました。連日、ギリギリ勝ち上がれたので、ツキもあると思います。4着かと思ったのですが、諦めないで踏んだ結果だと思います。

(決勝は)自力自在。最近、G3で相性がいいので、明日も競輪祭の出場権を目指して頑張ります。

◆10Rレース結果

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【四日市競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板過ぎに兼本将太鈴木玄人をおさえて先頭に上がり、そのまま先行態勢に入っていく。4番手の鈴木は最終HS前からカマして、最終2コーナーで兼本をとらえるが、番手は兼本マークの瓜生崇智佐藤健太がスイッチ。最終2コーナー7番手から和田真久留が仕掛けると、逃げる鈴木を最終2センターで捲り切り1着。鈴木の番手から抜け出した瓜生が2着、佐藤が続いて3着に入線した。

1着/和田真久留(S1・神奈川99期)
今回成績:特3・二1・準1
G3優勝:2回(20年8月小田原

初手は、後ろ以外だったらどこでも。残り2周で切れたら良かったのですが、鈴木(玄人)君も自在でやっているし、切らせない雰囲気があったので、引いて詰まったところでと。兼本(将太)君がかなりハイピッチだったので、(最終HSは)焦りました。走路は昨日、一昨日よりは流れましたが、寒さで難しいです。脚は、あまり良くないのですが、新車でカバーしている感じです。体調は問題ないです。

(決勝は)自力です。

2着/瓜生崇智(S1・熊本109期)
今回成績:一1・二3・準2
G3優勝:1回(22年5月函館

兼本(将太)のことを思うなら、少し切り替えが早かった。佐藤(健太)さんも付いていたので、判断が難しかったですね。でも、決勝に乗るにはあそこで切り替えないとラインで共倒れしてしまうと。兼本には申し訳なかったですが、(ワンツーは)最低限ですね。脚は余裕なのですが、日に日に良くなっていますが、花粉が。
(決勝は)今後のこともあるので、前々に頑張ります。

3着/佐藤健太(S2・福岡101期)
今回成績:一3・二4・準3
G3決勝:初

兼本(将太)君がしっかり踏んでくれました。(最終BSは)追走は楽でしたが、前が(ごちゃついて)怖くて脚を使いました。瓜生(崇智)を追えばいいと思っていました。(和田真久留に)行かれたのは仕方ないですね。流れが良すぎます。脚も体調もバッチリです。

(決勝は)瓜生(崇智)君の後ろ。

◆11Rレース結果

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【四日市競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板過ぎに飯野祐太黒瀬浩太郎をかわすと、打鐘前に皿屋豊が飯野をおさえて先頭に立つ。打鐘過ぎ7番手から黒瀬が一気にスパートすると、最終HSで皿屋を叩き、番手の小倉竜二、3番手の牧剛央までライン3車が出切る。黒瀬の主導権取りで4番手から皿屋が捲りを狙うが、前団を捕えきれない。黒瀬マークの小倉がゴール前で差し脚を伸ばすが、8番手から飯野マークの阿部力也が直線一気に突き抜けて1着。2着に小倉、3着に牧が入線。皿屋は4着で優出を逃した。

1着/阿部力也(S1・宮城100期)
今回成績:特6・二1・準1
G3優勝:1回(19年9月向日町

今日は、(黒瀬浩太郎に)カマされた時点でダメだと思いました。たまたま前が空いて、勢いを殺さずに入っていったら(1着に)届いた感じですね。脚も使っていなかったので、うまいこと進みました。体調を崩して入ったのですが、日に日に良くなっています。

(決勝は)三浦(翔大)君の後ろ。

2着/小倉竜二(S1・徳島77期)
今回成績:特7・二1・準2
G3優勝:8回(21年5月前橋

黒瀬浩太郎は)立ち上げのスピードがすごいですね。出脚に付けたことが良かったですね。3日間とも悪くなく、90パーセントのデキです。年始の大宮記念が悪すぎて、そこから体質改善などをして体調は良くなったので、上向いています。

(決勝は)中井(俊亮)君の後ろ。捲りがあると思うので、(中井の)勝つ競走でいいと思います。

3着/牧剛央(S2・大分80期)
今回成績:一5・二4・準3
G3決勝:7回目(14年12月広島以来)

とにかく前に切れないこと。全力でSを取りに行きました。うまいこと取れたので、あとは付いていくだけでした。さほどデキがいいわけではないのですが、展開に恵まれているし、伸びていたので悪くないのかなと思います。

(決勝は)単騎です。徹底先行がいないので。

◆12Rレース結果

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【最終日12R=S級決勝】
1/小倉竜二(S1・徳島77期)
2/和田真久留(S1・神奈川99期)
3/瓜生崇智(S1・熊本109期)
4/牧剛央(S2・大分80期)
5/諸橋愛(S1・新潟79期)
6/三浦翔大(S2・宮城98期)
7/中井俊亮(S1・奈良103期)
8/佐藤健太(S2・福岡101期)
9/阿部力也(S1・宮城100期)

並び想定は
7中井-1小倉
2和田-5諸橋
3瓜生-8佐藤
6三浦-9阿部
4牧(単騎)

決勝は、中井俊亮の番手に小倉竜二が付く奈良と徳島の2人。
和田真久留には、諸橋愛が付く神奈川、新潟の2車。
瓜生崇智の番手は、佐藤健太がまわる九州2車ライン。
三浦翔大阿部力也が付く宮城の両者。
牧剛央は単騎の競走を選択した。

徹底先行型不在のレースで、どこが主導権を握るのか判断が難しいところだが、競走得点上位の和田がチャンスを逃さずに仕掛けて、好展開に持ち込むか。繰り上がりながら決勝進出を手にした三浦が、果敢に攻めると、番手の阿部の差し切りも十分。また、捲りのある中井、前々に動くと話す瓜生の動向も気になり混戦必至か。レースの行方が錯綜しそうな一戦に期待です。

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(P-Navi編集部)

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