四日市G3(最終日)レポート

2019/11/10(日) 23:59

四日市G3(最終日)レポート

2019年11月10日

四日市G3(最終日)泗水杯争奪戦

【12R=S級決勝】

1/柴崎淳(S1・三重91期)
2/大森慶一(S1・北海88期)
3/村上義弘(SS・京都73期)
4/岩津裕介(S1・岡山87期)
5/佐藤慎太郎(S1・福島78期)
6/嵯峨昇喜郎(S2・青森113期)
7/浅井康太(SS・三重90期)
8/小松崎大地(S1・福島99期)
9/諸橋愛(S1・新潟79期)

号砲と共に浅井が飛び出し、柴崎を迎え入れての地元ラインが正攻法。
北日本4車ラインは後ろ攻めを選択し、17・34・9・6852の隊列で周回を重ねていく。

赤板で嵯峨が主導権を取りに出るも、村上も合わせて踏み込んでいく。

嵯峨の後ろで内に村上、外に小松崎で並走となる。
村上が厳しい攻めを見せるも、小松崎も譲らずに応戦。
両者の競り合いが続いていく。

小松崎と村上の競りは、最終ホームで小松崎に軍配が上がる。
前団のつばぜり合いを尻目に脚を溜めた柴崎が仕掛けのタイミングを伺う。

最終第1コーナー付近から捲りを打った柴崎。
抜群のスピードで、北日本ラインに迫っていく。

最終バックで柴崎が嵯峨を捕らえ、先頭に躍り出る。
浅井がピッタリと、マークする。
三重勢には諸橋が続いていく。

諸橋が最終2センターから内に切り込み、浅井と激しく争う中、柴崎がそのまま押し切って地元優勝を決めた。
2着に諸橋、3着に浅井が入線した。

優勝/柴崎淳(S1・三重91期)
ゴールしてから1周する間に『10年ぶりの地元記念優勝か』と、思っていました。
(地元記念を)2連覇してから、自分の思うような競走もできずに葛藤もありました。
10年ぶりの地元記念優勝は『やったぞー!』という感じ(笑)。
昨年の競輪祭の決勝で大チャンスだったのにモノにできなかった時から、モチベーションが人一倍、上がっていると思っています。
まさか自分が優勝できると思っていなかったですが、次の競輪祭も頑張ってきますので応援、宜しくお願いします!

表彰式の最後に、出場した地元勢が応援してくれたファンへ感謝の一礼をした。

【6R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/松岡篤哉(S1・岐阜97期)
2/石毛克幸(S1・千葉84期)
3/大崎飛雄馬(S2・愛媛88期)
4/安部達也(S2・埼玉83期)
5/林慶次郎(S2・福岡111期)
6/佐藤佑一(S2・岩手92期)
7/前田拓也(S1・大阪71期)

林と大崎が前受けを選択。
単騎・安部の初手は中部近畿ラインの後ろとなった。
35・17・4・62で隊列が整い、周回を重ねていく。

赤板前から佐藤が動き、赤板を通過すると共に前へ出る。
ここで林と大崎の連携が崩れてしまう。

林は打鐘と同時に一気にスパート。
林の後位には佐藤、石毛のラインがハマる。

連携は崩れるも林が主導権取りで、最終ホームを通過。

5番手になった松岡が最終第2コーナー過ぎから捲りを仕掛ける。
前団との差をグングン詰め、最終バックを迎える。

松岡は最終第2センターで佐藤の牽制をかわして先頭に迫る。
前田は大崎と絡んで、松岡との車間が開いてしまう。

直線で抜け出した松岡が押し切り1着。
2着に佐藤、3着に石毛が入線した。

1着/松岡篤哉(S1・岐阜97期)
後方に置かれないようにと思っていましたが、ちょっとゴチャゴチャして苦しい展開になりましたね。
番手に(佐藤が)ハマったのは分かっていましたが、緩んでいたので、いくしかないなと思いました。
(自転車が)結構、進んでいたので、いけるかなという感じはありましたね。
(佐藤に)前に踏まれたら、厳しかったかも知れないです。
前回は失格したので、今回で取り返せて良かったです。
次は広島F1で頑張りますので、応援、宜しくお願いします。

(P-Navi編集部)

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