2019/06/09(日) 23:59
四日市G3(最終日)ベイサイドナイトドリーム
【12R=S級決勝】
1/岡本総(S1・愛知105期)
2/松本貴治(S1・愛媛111期)
3/小岩大介(S1・大分90期)
4/宮本隼輔(S2・山口113期)
5/武藤龍生(S1・埼玉98期)
6/柴崎俊光(S1・三重91期)
7/北村信明(S2・徳島93期)
8/山岸佳太(S1・茨城107期)
9/阿竹智史(S1・徳島90期)
43・85・297・16で周回を重ねる。
赤板突入前に後方から地元の柴崎を率いた岡本が上昇。
岡本が宮本にフタをするが、その上から松本率いる四国3車も前へ踏む。
そして、松本が前へ出たところで打鐘。
1度は引いた宮本だったが、第2センターから巻き返す。
そして、残り1周回で松本と先行争い。
だが、宮本の番手・小岩が離れてしまう。
また、松本の後ろの位置を阿竹に取らせまいと、山岸ー武藤の関東2車が絶好の位置取り。
宮本が逃げて最終BSを通過。
しかし、最終第4コーナー過ぎ、外から山岸が伸びる。
横一線の競り合いは山岸に軍配が上がる。
2着には宮本の後ろから追い込んだ松本、3着は山岸の番手・武藤となる。
山岸は一昨年の小田原記念以来、2回目のG3制覇を果たした。
優勝/山岸佳太(S1・茨城107期)
ある意味でイメージ通りの展開でした。
岡本君が積極的に動く、宮本君の踏み出しが良いので、小岩さんが離れ気味になるのも想定内。
準決勝で最後に伸びるコースも掴めていた。
記念優勝は2回目ですけど、前と同じで実感はあまりないです(苦笑)。
今回は関東勢も茨城勢も少ないし、宮杯メンバーもいないので、自分のために走らせて貰うような形だった。
渡邉雄太や裕友(清水)と仲が良いから、色々と話しをして戦法のバリエーションは必要だなと。
今日、松本君や宮本君と先行争いしても、叩かれて終わっていたのは正直なところ。
若い子がドンドン出てきている現実を受け止めながらも、基本は先行でやっていきたいとは思っている。
ただ、やっぱり、戦法のバリエーションが多くて悪いことはない。
自分の優勝もですけど、武藤君が3着で競輪祭出場が確定したことも嬉しい。
武藤君は関東勢の中でも信頼している1人ですから。
これからも色々と考えて、G1でも活躍できるようにしていきたいですね。
【9R=L級ガールズ決勝・ベイサイドナイトクィーン】
1/小林莉子(L1・東京102期)
2/田中まい(L1・千葉104期)
3/児玉碧衣(L1・福岡108期)
4/那須萌美(L1・宮崎114期)
5/尾崎睦(L1・神奈川108期)
6/石井寛子(L1・東京104期)
7/梅川風子(L1・東京112期)
並びは速やかに整い、7・6・5・3・1・2・4でレースは進む。
赤板第1センター過ぎ、最後方の那須がジワジワ上昇していく。
那須はさらにペースを上げ、児玉の前の4番手の位置を取ったところで打鐘。
しかし、第4コーナーから一気に児玉が踏み込む。
レースの主導権を児玉が奪ったところで残り1周回。
初手と変わらず、小林、田中が児玉を追走。
児玉の先行、小林、田中が続く形のまま最終BSを通過。
4番手の梅川が捲りを放つものの不発。
児玉、小林、田中のデッドヒート、後方からは尾崎が飛び込んでくる。
この接戦、ゴール線間際で小林が差し切って1着。
2着に児玉が残り、3着には田中が飛び込んだ。
児玉の20連勝を小林が阻み、人気を集めた自力型の尾崎や梅川が着外。
よって3連単は65,900円の配当となった。
優勝/小林莉子(L1・東京102期)
児玉さんの脚が一番抜けているのは分かっていた。
最初から決めていた、児玉さんの後ろを狙いにいきました。
後ろに置かれるのは嫌だったし、スタートさえ決めればと。
児玉さんの踏み出しが本当に凄くて、バイクみたいだった。
ついていくのに必死で、呼吸もしていなかったです。
道中はちぎれないことだけを考えていた。
児玉さんは本当に強いんで、最後まで差せた感覚はなかった。
ゴールした後も分からなかったですね。
松戸のガールズコレクションがダメだったので、今回は巻き返したい気持ちだった。
初日から良いメンバーが揃っている中で、この時期に優勝できたこと。
戦法としてもレベルアップできたと思うし、大きな自信になりました。
7月のサマーナイトも今開催のように良いメンバーが集まるし。
年末のグランプリが地元・立川なので、そこを目指して頑張っていきたいです。
(P-Navi編集部)