2024/11/09(土) 23:30 0 4
2024年11月9日 四日市競輪
開設73周年記念「泗水杯争奪戦」G3(3日目)
※競輪ルーキーシリーズ2024プラスの前検日レポートはこちら
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【四日市競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
赤板過ぎに先頭に立った晝田宗一郎を打鐘で菊池岳仁が叩いて主導権を握る。最終HSで7番手から寺崎浩平が捲りを仕掛けると、逃げ粘る菊池を直線でとらえて1着。2着に寺崎マークの柴崎淳。晝田マークの松浦悠士も切り替えて近畿中部ラインを追うが、菊池の3番手から伸びた大森慶一が3着。
1着/寺崎浩平(S1・福井117期)
今回成績:特7・二4・準1
G3優勝:0回
G3決勝:6回目(24年2月静岡以来)
他のラインが僕のことを意識して、すごくやりづらかったのですが、昨日仕掛けられなかったので、しっかり仕掛けてと思っていました。道中は落ち着いていけました。ロング捲りは得意で武器だったので、そこを生かして走れたのかなと。仕掛けどころが悪く、もっと楽にいけたと思うので、そこを修正します。オーバーワーク気味に入ってきましたが、疲れも抜けてきました。昨日は気持ち、メンタルの部分が大きかったと思います。
決勝は、自力でやります。優勝を狙っていきます。
2着/柴崎淳(S1・三重91期)
今回成績:一1・二4・準2
G3優勝:5回(21年6月福井)
(寺崎浩平が)すごかった。よく付いていけたと思います。めちゃくちゃキツいです。(競走得点が)5点差以上あったら無理ですよ。よく付いていけたと思うし、絶対に抜けないとも思いました。決勝に乗れて良かったです。
決勝は、1人でやります。単騎。頑張ります。
3着/大森慶一(S1・北海道88期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:9回目(24年9月向日町以来)
寺崎(浩平)に前を取られると一番キツいので、いつも以上に気合いが入り、前を取りにいきました。ゴール前(松浦悠士がきていたが)なんとか踏み勝ちました。初日に中野慎詞、昨日は新山響平の番手でキツかった分、今日が一番余裕がありました。
決勝は、北日本の4番手。
◆10Rレース結果
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【四日市競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
赤板で後藤大輝が川口聖二を突っ張ると、新山響平はうまく4番手を確保する。後藤の先行でレースが進み、最終2コーナー前から新山が捲りを打つ。後藤マークの伊藤旭も、新山に合わせるように捲りを打つが、最終3コーナーで先頭に立った新山が押し切り1着。2着は伊藤、3着に九州3番手の井上昌己。地元の浅井康太も直線迫るが 4着まで。
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特9・二1・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野)
(初手の中団は)あまり考えていなかったです。(最終BSで)初速は悪くなかったと思うので、踏み勝つと思ったのですが、車を(外に)持ち出してからのスピードは良くなかった感じがありましね。賞金の(上積み)ことは考えずに攻めたレースをします。
決勝は、中野(慎詞)君の番手。
2着/伊藤旭(S1・熊本117期)
今回成績:一2・二2・準2
G3優勝:0回
G3決勝:7回目(24年1月いわき平以来)
(後藤)大輝が、前を回ると言ってくれた以上、後ろの仕事もあるので、スタートからすごく集中していました。(最終BSは新山響平が捲ってきて)いかれたのは脚の違いですね。2着、2着、2着ときている、力の差が大きく出ているのかなと思います。決勝に大輝が勝ち上がらせてくれたので、しっかり力を出し切ります。
決勝は、自力です。ラインで決着できたらと思います。
3着/井上昌己(S1・長崎86期)
今回成績:一1・二1・準3
G3優勝:10回(15年12月佐世保)
(初手で)前が取れたのが大きかったですね。(レースの動き出しが)けっこう早かったので、(後藤大輝が)よく新山(響平)の動きを見ていたと思います。脚がいっぱいです。後藤(大輝)の頑張りが一番ですね、気合いが入っていました。(伊藤)旭も仕上がっていそうだし、明日は楽しみですね。
決勝は、伊藤(旭)君の後ろ。番手。
◆11Rレース結果
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【四日市競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
赤板過ぎに伊藤裕貴が前を抑えると、中野慎詞がスパートして、マーク佐藤慎太郎とともに前を叩いてレースの主導権を握る。北日本ラインには三谷将太が3番手、佐々木豪が4番手で続く。最終2コーナー過ぎから佐々木が捲りを打つが、佐藤がけん制。逃げた中野が押し切り1着。2着に佐藤で北日本ワンツー。佐々木も再度追い込むが、三谷が3着に入線した。
1着/中野慎詞(S1・岩手121期)
今回成績:一1・二2・準1
G3優勝:0回
G3決勝:3回目(22年12月伊東温泉以来)
(初手は)前受けが良かったのですが、中団からの組み立ても考えていたので、冷静に走れました。伊藤(裕貴)さんが(赤板で)動いてくれたことで前に行きやすかったし、流れに乗って仕掛けられたと思います。(先頭に)出切ってからは、(佐藤)慎太郎さんが番手なので、安心して仕掛けられました。日に日に状態は良くなっているし、冷静さを保てていると思います。
決勝は、北日本の先頭です。自力。明日は、北日本で目標にする選手の(新山)響平さんが番手で、すごくプレッシャーがかかりますが、それを跳ねのけて全力で頑張ります。
2着/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
今回成績:特4・二1・準2
G3優勝:10回(22年4月平塚)
(中野慎詞が)強いですね。いいレースをしてくれました。今日は、飛び付きなどあるのかなと、警戒していました。また、佐々木豪が4番手から仕掛けてきていたので、昨日のスピードが頭をよぎったので、けん制にいきました。ワンツーで良かったと思います。
決勝は、北日本の3番手。
3着/三谷将太(S1・奈良92期)
今回成績:特8・二3・準3
G3優勝:1回(21年5月奈良)
(レースは)出たところからでした。体調は、大丈夫です。(自転車の)セッティングも大丈夫です。
決勝は、寺崎(浩平)君の番手。寺崎君と頑張ります。
◆12Rレース結果
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【最終日12R=S級決勝】
1/寺崎浩平(S1・福井117期)
2/新山響平(SS・青森107期)
3/伊藤旭(S1・熊本117期)
4/大森慶一(S1・北海道88期)
5/三谷将太(S1・奈良92期)
6/柴崎淳(S1・三重91期)
7/佐藤慎太郎(SS・福島78期)
8/井上昌己(S1・長崎86期)
9/中野慎詞(S1・岩手121期)
並び想定は
1寺崎-5三谷
9中野-2新山-7佐藤-4大森
3伊藤-8井上
6柴崎(単騎)
決勝は、寺崎浩平の番手に三谷将太が付く近畿の2車。
中野慎詞の後ろには、新山響平が付き、佐藤慎太郎、大森慶一と続く北日本の4車ライン。
伊藤旭には、井上昌己が続く九州の2人。
地元の柴崎淳は単騎の競走となった。
連日、力強い先行で躍動する中野慎詞が、決勝もラインの先頭でその力を発揮すると、新山響平の優勝や北日本の上位独占が濃厚になりそう。
日に日に状態を上げてきた寺崎浩平が早めの巻き返しに出ると、競技で鍛えてきた者同士の白熱したせめぎ合いもありそうで、レースの行方が複雑になるか。
またここ一発の捲りを秘める伊藤旭や、地元から唯一決勝に進んだ柴崎淳も単騎ながら動向注目。今年最後のG1、競輪祭を目前に、弾みをつけたい強者達の激戦に注目です。
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【四日市競輪レポート・プレイバック】
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(P-Navi編集部)