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前田睦生の感情移入

【ウィンチケットミッドナイトG3】小松島ミッドGIIIで新田祐大、児玉碧衣、太田りゆが躍動

2025/02/16 (日) 12:00 17

新田祐大にはトロフィーが似合う

新田祐大の独壇場なのか

 小松島競輪で「ウインチケットミッドナイトG3」が2月17〜19日に開催される。昨年7月に佐世保で始まったミッドナイト開催でのGIII。優勝は松本貴治(31歳・愛媛=111期)で、平原康多(42歳・埼玉=87期)がミッド参戦で注目を集めたことは記憶に新しい。

 今回は新田祐大(39歳・福島=90期)が抜けた存在で、中川誠一郎(45歳・熊本=85期)のビッグネームもシリーズを盛り上げる。地元徳島からも島川将貴(30歳・徳島=109期)、久田裕也(25歳・徳島=117期)、そして今期は2班だが太田竜馬(28歳・徳島=109期)とメンツは揃っている。

 新田は今年初出走になる。昨年の失格過多のため、規定により走れない月が多くなる。一戦必勝、丁寧な走りで人気に応えていく。出走本数が少ないのでGI、GIIへの出場権を取る重要な日々になる。持ち前の爆発力を、深夜のバンクに轟かせてほしい。2022年8月に小倉でミッドナイトは走っているが、久しぶりの実戦に加えてミッドナイトということで、集中力を高めていく。

怪しげなセイちゃんが好き

中川誠一郎の大事な時間が続く

 中川の今年は、“らしさ発揮”といっていいだろう。昨年末、川崎の「東京スポーツ杯」を優勝すると、今年は踏める展開なら結果を出している。絡まれるとダメなのは変わりない。でも、やっぱり魅力…。この怪しげなセイちゃんを、深夜に追いかけたい。夜の男なので、元気はビンビン。後は、絡まれなければ…だ。夜の街では絡まれないだろうが、バンクの中は夜の街より怖い。

 何より、早い話でも来年2月に熊本で「全日本選抜競輪(GI)」が開催される。今年は全日本選抜に出場できない。まだ選考期間は始まっていないとはいえ、6月からの半年にいい形で入らないといけない。今回のミッドナイトGIIIで「やっぱりセイちゃんが元気でないと」を、世界に印象付ける。

 また125期の森田一郎(24歳・埼玉=125期)と阿部英斗(20歳・福岡=125期)の名前があるのも興味深い。森田は体に不調を抱えているようで、大ブレークは先のことになりそうだ。阿部はS級に上がってからの一戦一戦が競輪を楽しんでいるよう。子どものころから競輪を見てきた男が、大いに目立ち、さらに名前を売るだろう。

ガールズも大激戦

児玉碧衣の今年も大きなものが問われている

 平常の2個レース制で争われるガールズケイリンも児玉碧衣(29歳・福岡=108期)と太田りゆ(30歳・埼玉=112期)がいて大変だ。恐ろしいほど華やかな開催になりそうで、そこは楽しみな限りも、2人としては意識し合い、今を知る、ある意味では現状を知らされる開催になる。

 こういった注目を集めるシリーズで自信をつけられれば、今年の戦いの弾みとなる。正念場、といっていい。

 2人だけが意識し合えば、超絶先行技術を誇る石井貴子(37歳・東京=104期)が逃げ粘るシーンもありそうだし、デビューすぐの鎖骨骨折から活躍のステージを上げてきている豊田美香(29歳・徳島=126期)も面白い存在。

 教師から転身した異色の人生。教え子たちには「先生は競輪選手を目指すので、みんなも夢を諦めないでください」と伝えたという。

126期も逸材揃い、豊田美香(右)、伊藤優里も走るぞ(右から2番目)


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前田睦生

Maeda Mutuo

鹿児島県生まれ。2006年東京スポーツ新聞社入社、競輪担当として幅広く取材。現場取材から得たニュース(テキスト/Youtube動画)を発信する傍ら、予想系番組やイベントに出演。頭髪は短くしているだけで、毛根は生きている。

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