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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

【広島GIII・決勝レース展望】期末の刃の穴目予想! 117期が獲るか!? 競輪は○○だ『ひろしまピースカップ』

2020/12/27 (日) 11:00 0

現在広島競輪場で開催されている「ひろしまピースカップ」(GIII・広島記念)の決勝レース展望をお届け! 決勝は本日16時20分発走。


タイプ違えど強烈な117期の二人

 町田太我、山口拳矢の117期が強烈な走りで決勝戦まで進んできた。タイプの違いは3日間のレースでわかる通り、町田は長い距離を踏む地脚タイプ。かたや山口拳矢はダッシュスピードを活かすまくりが武器のタイプだ。振り替えれば町田の2次予選はジャン前から先行し、すんなりマークの池田良を影さえ踏ませず逃げきった。上がりタイム11,7秒は立派なもんだ。

 準決勝だって1周半逃げて番手の池田が離れ、皿屋がはまる嫌な展開になったが…! 番まくされず皿屋が追い込んだだけ。普通は決勝戦を考えれば敵になる相手。強引に番まく打って沈めちゃうのに!! これをさせないほど掛かりがよかった。すなわち強いのだ。

 ヤマコウの倅はチョッとチョッと、まくって強いのわかるけど…上がりタイムもずば抜けてるけど…。

 「決勝戦は同期対決で真っ向勝負がみたいのに。どうなの?」ファンの声その1が語っている。「いや今の若いモンはそんなことね〜よ。勝つ競走するべよ」ファンの声その2が言う。どっち?どっち? 鬼滅の刃ならぬ期末の刃を振るい渾身の穴目予想に…!

妄想先取りレース実況! 競輪は番手だ

 並びは②野原雅也-⑤鈴木竜士が前受け。単騎①松谷秀幸、⑧山口拳矢-④皿屋豊-⑦吉田敏洋に後方は⑥町田太我-③佐々木雄一-⑨安部力也の順だろう。(⇐②⑤・①・⑧④⑦・⑥③⑨)

 競輪は逃げる番手。となれば佐々木が恵まれ優勝だ。相手は町田の残り③-⑥に安部の流れ込み③-⑨。佐々木が番手ブロックで内を空ければ松谷が突っ込み逆転優勝あり。①=③でいかが!

 でもヤマコウの倅強いから、まくって頭で流し⑧-全-全はご祝儀車券で狙ってみるか。

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吉井秀仁の妄想先取りレース実況

吉井秀仁

Yoshii Hidehito

千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。

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