天気予報は雨、それでも熱中症には気をつけて

　昨年のサマーナイトフェスティバルは松浦悠士の優勝で幕を閉じた。さて、今年はどんなドラマが待ち受けているのか？ 暑さは佳境に達する勢いで、命の危険にさらされぬよう、クーラーを効かせ水分補給を怠らないようにと促している。

　同じサマーナイトでも、気候は前回の函館と訳が違う。今日からの3日間、天気予報は雨マークだが、現地で観戦する人は熱中症には重々気をつけて楽しんでいただきたい。今年はオレのホームバンクで開催！ 現地でにぎやかにやっているから、ぜひ対策をして遊びにきてくださいよ！

ランキング6位の地元岩本は賞金積み増したい一戦

　さあ、メンバーだが、S班がフルラインナップの参戦はもとより、今年のタイトルホルダー郡司浩平、北井佑季も加わり激しいせめぎ合いになる。もうひとりのタイトルホルダー平原康多の名前がないが、選考基準に満たなく出場できず、仕方ないが残念だ。前半戦から中盤戦になり、いささか早いと思うのだが、賞金ランキングの行方が気になり出してきた。

　とりわけ地元岩本俊介はランキング上位に食い込み、グランプリ出場にも現実味をおびてきている。タイトルを取れば申し分ないが、このまま賞金の上積みを重ね是が非でもグランプリ出場を叶えてもらいたいね。

　トップ10外のS班・深谷知広、眞杉匠、松浦悠士、新山響平、慎太郎さんのほか、S班を脅かす機動型のせめぎ合いにも熱視線を向けてみたい。強いて挙げれば嘉永泰斗、犬伏湧也、松井宏佑、窓場千加頼、阿部将大らが台風の目になってくるか！

　また、ガールズケイリンフェスティバルの方はパールカップ優勝で勢いづく地元石井貴子にリベンジを狙う児玉碧衣らが凌ぎを削る熱い戦いが期待できるはず。いずれにせよ、3日間の短期決戦で伏兵が躍り出ることだってあるかも。暑い夜ならキンキンに冷えたビールを片手に現地観戦もおつなものだベ。

初日オレが狙いたいのは6R！ 前受けが窓場なら九州勢に展開向くかも

　妄想レースはどこにしようか？ 迷ったが６Rを狙うとする。まずは並びから整理するベ。②坂井洋-⑨吉澤純平-⑥武田豊樹で関東ライン、⑤窓場千加頼-①三谷竜生-⑧中井太祐の近畿ライン。九州ラインは⑦伊藤颯馬-③山田英明-④瓜生崇智の三分戦となっている。

　初手は坂井がスタートを決めて、中団は三谷が取り窓場を迎え入れる。伊藤が後方から押さえに行く展開になろう(←②⑨⑥・⑤①⑧・⑦③④)。窓場は「後半戦に向け良いトレーニングができ、隙のないレースが課題」だと語っていたが、伊藤が出たところを叩いて逃げる競走になれば三谷とのゴール勝負で①=⑤。伊藤から切り替え突っ込む山田への①-③。

　妄想は窓場が前受けをしたとき、だ。伊藤に合わせて坂井が切りに行く。坂井は窓場の抵抗に合い、出るのに脚を削られてしまうってわけだ。そうなれば逃げ有利な松戸バンクだし伊藤を使い山田が恵まれ伊藤の残り③-⑦に瓜生の流れ込み③-④が妄想の大本線になる。

　もうひと捻りすれば、番手の山田がまくりをブロックし止めにいったときに高配当が生まれてしまうってわけだ。3番手の瓜生は伸び脚上々だし、中を割って突き抜ける。瓜生の頭から手広くが妄想〆になるね。