2023/08/03 (木) 08:00 7
7月28日の午後、児童養護施設『晴香園』を訪問した! コロナ禍にあって中止していた「水鉄砲遊び」と「スイカ割り」イベントの復活ってわけ! 園の子どもたちも楽しみに待っててくれたし、訪れた瞬間からテンションMAX!
オレたち名輪会メンバーは高木真備と事務局の三浦、地元選手はオレの弟子・武井大介、佐藤壮、松戸市職員さんと少数精鋭の参加だ。(孫弟子・野口裕史も参加表明してくれていたが、追加で名古屋記念に参戦することとなった)あいさつもほどほどに、子どもたちは自転車を前に話を聞いたり、自転車に跨ってみたり興味津々。
メインは水鉄砲遊び&スイカ割りだ。いざスタートすればコロナ前以上にハード!子どもたちは誰の言うことも聞かねえ、大人たちは撃たれまくり、やられたい放題だ! 高木真備さんの頑張りも子どもたちにとって最高のおもてなしになったようでよかった!
たまには童心に返り、楽しく過ごす日があってもいいよね。大規模ではないが、名輪会として身の丈にあった社会貢献ができたことが本当に嬉しい。社会貢献なんて堅いもんでもねえけどな! 全員がホッコリした気持ちを持ち帰れるような最高の一日だった。活動報告はこれくらいにすっか!
さて、富山記念を占っていくぞ! SS班は慎太郎さん、新山響平、郡司浩平、松浦悠士の4人が参戦。そこに割って入る眞杉匠! ここらがシリーズリーダーになるよね。先行にこだわる新山を目標にできる慎太郎さんが一歩リードといった印象ではあるが。
小回りバンクだし新山の押し切りも十分期待できるし、眞杉と新山の先行争いだってあるだろ。その展開なら郡司、松浦のお出まし! 両者の安定感は説明不要、群を抜く存在だ。いずれにしろ上位陣の優勝争いになってくるはず。ここを切り崩す選手は果たしているのか? そこを探ってみるかね。
まず自力型は北井佑季になる。先行力は上位陣を脅かす破壊力を秘める。決勝戦に乗れば俄然郡司に優勝が近づく。侮れないのが地元地区の谷口遼平。逃がすとしぶてえ! それに藤井栄二も直近乗れてるひとりだね。逃げっぷりはさることながら、番手戦もこなせる。
そして今期初S級の堀江省吾だ。9車立てに翻弄されず、果敢に攻めれば思わぬ結果をもたらし、高配当だってあるはず。マーク陣と自在型に注目すれば、とても伏兵とは言えないが渡部幸訓が安定株だろ。慎太郎さんばりの競走スタイルはどのレースでも狙ってみたくなるベ。
中田健太も差し脚に研きがかかり、ライン違いの高配当候補に上げたい。忘れてはいけないのがバンクレコードホルダー小堺浩二。動き良く地の利を生かしきれれば面白い存在になる。
さて、オレの初日の推奨レースは8Rだ! まずは並びからだが、①藤井栄二-⑧吉川起也-⑤小堺浩二の中近ライン、関東は⑥幸田望夢-②天田裕輝-⑨大澤雄大、⑦奥村諭志-③網谷竜次-④室井竜二の中四国の三分戦だ。中近は小堺が番手と思いきや吉川が番手。いささかタマゲタ並びになった! スタートは藤井が取り枠なりで初手の並びになる(⇐①⑧⑤・⑥②⑨・⑦③④)。
こうなると、奥村が押さえ藤井の突っ張りか? はたまた飛びつきもあるべ! 本線は藤井からが順当だよね! 吉川の流れ込みに小堺の強襲。力で奥村までの①-⑤⑦⑧-③⑤⑦⑧。①⑤⑦ボックスを少々って感じか!
それじゃ先取りの妄想をひとつ! 奥村が押さえ藤井が飛びつけば! 当然奥村は流し、幸田の“カマシごろ”ってわけ。となれば天田が展開に恵まれる。幸田の残りも一考し、少し手広く流すかね。②-①⑥⑦⑨でどうよ!
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。