アプリ限定 2023/08/16 (水) 18:00 34
元ガールズケイリン選手・高木真備さんのコラム。今月はオールスター競輪(GI・西武園)内で行われる「ガールズドリームレース」の予想と、読者からの質問にお答えします。記事の後半はアプリ限定になっています。真備さん提供のお写真もございますので、ぜひnetkeirinアプリをダウンロードしてご覧ください(アプリのダウンロード、ご利用は無料です)。
車番 | 級班 | 選手名 | マキビ印 |
---|---|---|---|
1 | L1 | 児玉碧衣(27歳・福岡=108期) | ◎ |
2 | L1 | 佐藤水菜(24歳・神奈川=114期) | 〇 |
3 | L1 | 小林優香(29歳・福岡=106期) | △ |
4 | L1 | 久米詩(23歳・静岡=116期) | × |
5 | L1 | 柳原真緒(26歳・福井=114期) | |
6 | L1 | 山原さくら (30歳・高知=104期) | |
7 | L1 | 太田りゆ(28歳・埼玉=112期) |
GI優勝の児玉選手と、世界で戦う佐藤選手のスピード勝負が見どころかなと思います。どちらも互角だと思いましたが、佐藤選手は世界戦に参加していたばかりで帰国して間も無いので、今回は児玉選手を本命にしました。
小林選手は怪我明けで状態がまだ分かりませんが、幾度の怪我を乗り越えてきた経験からここも力強く復活してきてくれると願っています。
久米選手は先日のサマーナイトで優勝し、ビッグレースの舞台にも慣れてきたと思うので、自在な走りでいい位置が取れればチャンスがあるかなと思います。
児玉選手と佐藤選手のスピードに他の選手がどう対抗するかとても楽しみです!
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Q.私は今猫を飼っていて、いつか犬も飼ってみたいと思っています。犬はこれまで飼ったことがなく、散歩やおトイレのしつけが大変そうで心配です。犬初心者でも、保護犬を迎えることはできますか?
A.全然OKだと思います! 保護されたわんちゃんの中にはしつけがばっちりの子もいたりするので、子犬から飼うよりむしろ大変じゃない、ということもあるかもしれません。
わんちゃんを初めて飼う方は、まず最初に犬種について調べてみるといいと思います。実は、わんちゃんの種類によって性格や特徴が全然違うんです!
例えば大型犬ハスキーやコリーは運動量が多いので、1日1〜2時間ほどの散歩が必要です。お仕事しながら一人暮らしで飼うとなると、散歩の時間を確保するのが難しいかもしれませんね。小型犬には運動量が少なくても大丈夫な子もいますが、人気のチワワはもともと猟犬のルーツがあって、ちゃんとしつけてあげないと吠えてしまったり噛みついてしまったり…ということもあるみたいです。ネットで調べるのはもちろん、犬種についてまとまっている本もありますよ!
それから育て方やしつけ方について。私は、わんちゃんに「自分は飼い主さんに守られる存在」だとわかってもらうことが“しつけ”だと思っています。わんちゃんは群れで生活する動物です。群れはリーダーと、リーダーに従う子たちで構成されています。リーダーは群れを仕切ってみんなを守り、他の子たちはリーダーに従うことで安心して暮らしています。人と一緒に暮らす時も一緒で、おうちという群れの中にリーダーがいないと、わんちゃんは不安になってしまうんです。そんな不安から吠えてしまったり噛んでしまったり…という問題行動に至ってしまうことも。
例えば雷やインターホンの音で吠えてしまう子がよくいます。この場合、守る側と守られる側の関係性がしっかりしていないと「自分がこの家を守らなきゃ!」と正義感で吠えてしまっているケースもあるんだとか。
飼い主さんがリーダーとなってわんちゃんをしっかりリードし、時間と根気をかけて、わんちゃんに「自分は飼い主さんに守られているから安心して暮らせる」と思ってもらうことが大切だと知りました。
しつけに関しては様々な意見があって、どれが正しいというものではないと思います。私も今は自分なりの考え方を勉強中です! ぜひ皆さんもペットを飼う時には、たくさんの方の意見や話を聞いて、自分のやり方を探してみてくださいね。
わんちゃんについての知識がついてきたら、保護犬カフェに行ってみたり、譲渡会に参加してみたり、保護団体さんに問い合わせたりしてみてください。
ただ団体さんによって審査や面談があったり、環境や飼育有無を聞かれたりすることがあります。こういった審査や条件が厳しくて保護犬を迎えるのを諦めてしまい、ペットショップで買ってしまったという話も…。これは保護犬を迎えるにあたって大きなハードルかもしれません。
私も最初は保護団体さんが厳しすぎるかも? と思ったこともありました。しかし、譲渡されたわんちゃんのうち、10匹に3匹が保護団体に戻って来てしまうというデータがあるそうです。せっかくお家が決まったわんちゃんがまた戻ってきてしまったら、大事にお世話してきた保護団体さんは悲しいですよね。
中には保護犬はタダで飼えるからお得と思って保護団体に来る方もいるそうです。軽い気持ちで動物を飼おうとする方に譲渡しないため、保護団体の方が面談の場を設けたり、条件を厳しくする理由がわかるようになりました。
心からわんちゃん飼いたいと思って行ったけれどお譲りできないと言われてしまった方もいると思います。保護犬を助けたいと思っていたのに断られてしまったら、ショックだし傷ついてしまいますよね…。
でも、保護団体さんによって譲渡の条件はさまざまです。例えば一人暮らしの方は絶対NGというところもあれば、一人暮らしでも条件を満たしていればOKというところもあります。一つの団体さんで決め切らず、いろいろな団体さんを調べて、自分に合ったところを探してもらえたら嬉しいです。
高木真備
Takagi Makibi
元ガールズケイリン選手(106期)。2014年に奈良競輪場でデビューし、玉野競輪場で初優勝する。2016年のガールズケイリンコレクションでファン投票1位を獲得して、優勝。同年末にガールズグランプリ初出場を果たす。2020年には、特別競輪ガールズケイリンフェスティバル(いわき平)で完全優勝し、同年のガールズケイリンコレクション(伊東)も優勝した。ガールズケイリングランプリ2021で悲願の優勝を果たし、2022年4月に引退。現在は動物保護活動をしている。