2023/06/26(月) 19:12
開設74周年「第29回中野カップレース」G3(3日目)
※レインボーカップチャレンジファイナルの前検日レポートはこちら
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【久留米競輪G3(3日目)10R=S級準決勝】
北井佑季を突っ張った新山響平を、打鐘で伊藤颯馬が叩いて九州ラインが先手を奪取。新山は3番手を確保する。最終HS8番手から中西大が捲りを打つも、最終2コーナーから3番手の新山が合わせて捲り発進。新山は伊藤を捲り切ると、マークの成田和也の差しを振り切って1着。2着に成田で東北ワンツー。最終2センターで4車落車のアクシデントも起こるが、先行した伊藤マークの津村が3着に入線した。
1着/新山響平(SS・青森107期)
今回成績:特7・二2・準1
G3優勝:4回(20年3月玉野)
伊藤(颯馬)君がタイミングも良く、スピードも良かったので、突っ張り切れないと思い、早めに引きました。後ろを見たら、8番(中西大)も遠くに見えたので。そこからは落ち着いて、自分のタイミングで仕掛けていきました。巧く立ち回れたと思います。身体のズレがあり、良くはないけど、レース内容は悪くないし、ポジティブに考えます。
決勝も自力です。
2着/成田和也(S1・福島88期)
今回成績:特4・二1・準2
G3優勝:4回(13年6月函館)
伊藤(颯馬)君が行ってくれれば、丁度いいし、想定内でした。新山(響平)君が強かったし、すごかったです。追走一杯。津村(洸次郎)君も踏んでいましたが、新山君が強くて、さすがSSの選手でした。自分の感触も悪くないですよ。修正点もないです。
決勝は北日本の3番手。
3着/津村洸次郎(S2・福岡101期)
今回成績:一1・二4・準3
G3優勝:0回
G3決勝:2回目(15年1月和歌山以来)
北井(佑季)さんもいるので、初手は前から2番目で、新山(響平)君がどこまで抵抗するか。あとは全部、(伊藤)颯馬君に任せていました。あのスピードで出て、全力で付いていきましたが、後ろに新山君がいて、飲み込まれてしまうと思い、踏み出しました。颯馬君がしっかり行ってくれての3着です。この久留米で、記念の決勝に乗れて、すごく嬉しい。
決勝は、坂本(健太郎)さんの後ろに。
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【久留米競輪G3(3日目)11R=S級準決勝】
打鐘で吉田拓矢を叩いた北津留翼が快速を飛ばして、九州ラインが主導権を握っていく。坂本貴史が4番手を奪取し、最終2コーナーから捲りを打つ。これは不発に終わるも、坂本貴マークの新田祐大が自力に転じて、九州勢を捲り切り1着ゴール。新田を追った渡部幸訓が2着で、10レースに続き、東北ワンツーが決まった。北津留の先行を8分の1車輪かわした坂本健太郎が3着に入線。
1着/新田祐大(SS・福島90期)
今回成績:特5・二2・準1
G3優勝:11回(23年4月高知)
前からの作戦で、(坂本)貴史がすごく良いレースをしてくれたと思います。しっかりと追い上げて中団を取り切りましたし、絶対に苦しいところで仕掛けてくれたので、貴史の気持ちをくみ取りました。関東ラインも潰してくれたし、北津留も消耗させたし、今日は貴史の頑張りに尽きます。その動きに合わせてレースできたので、僕の感触も問題ないです。
決勝は新山(響平)君に。
2着/渡部幸訓(S2・福島89期)
今回成績:一1・二2・準2
G3優勝:1回(21年3月宇都宮)
流れで後手になったので、あとは(坂本)貴史のタイミングで。早めに来ていたので、3番手追走だけを考えていました。余裕はあったと思います。新田(祐大)が自力を出してくれて、最後は外を思い切り踏みました。伸びてくれましたね。疲れを取って、明日も勝負できるように頑張ります。
決勝は、北日本の4番手。
3着/坂本健太郎(S1・福岡86期)
今回成績:一2・二2・準3
G3優勝:0回
G3決勝:13回目(22年5月宇都宮以来)
前受けと思ったけど、北日本の前受けから突っ張りもあるかなと思って、その後ろからに変更しました。(北津留)翼がグリグリかかっていたし、僕も(中村)圭志さんも脚は売り切れで、キツかったです。厳しいと思っていたけど、連日、前が良いレースをしてくれて、それに食らいついていけています。
決勝は坂井君の番手に。過去に連携もあります。
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【久留米競輪G3(3日目)12R=S級準決勝】
打鐘で前を抑えた後藤大輝がそのまま先行態勢に入っていく。3番手に酒井雄多、5番手に坂井洋、脇本は7番手で最終HSを通過。5番手の坂井が最終BS前から捲りを打ち、直線で前団をとらえて先頭に立つも、そのさらに外を脇本が上がりタイム10秒6の捲り追い込みでとらえて1着。2着に坂井、脇本マークの東口が3着に入線した。
1着/脇本雄太(SS・福井94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)
今回成績:特8・二1・準1
G3優勝:14回(23年4月武雄)
バンクは軽かったと思いますが、向い風も吹いていて、全体的には重く感じました、(感触は)横ばいですね。良くはないです。手応えも、昨日と一緒か、少し悪いくらい。(決勝には)やれることをやりたいと思います。
決勝も自力です。
2着/坂井洋(S1・栃木115期)
今回成績:特2・二4・準2
G3優勝:1回(21年11月四日市)
脇本(雄太)さんが中心にレースが動くので、他の2つのラインの動きを見てという感じ。でも、初手でもう1個前の位置を取らないとダメでしたね。最終2コーナーから酒井(雄多)君が行かず、脇本さんが来てからでは間に合わないので自分で行きました。踏み出しは良かったんですけど、難しかったですね。感触はいいと思います。
決勝は自力。地元が付いてくれて、3車になるのも大きいです。
3着/東口善朋(S1・和歌山85期)
今回成績:特9・二1・準3
G3優勝:1回(18年1月和歌山)
いつも前を取っていますし、いつも通りのレーススタイルでいいのではないかという感じでした。走る回数を重ねるごとに、感触も掴めてきているし、もっといろいろ試していかないといけないですね。(3着争いは)また高松宮記念杯と一緒だと思いました(苦笑)。付いていくことだけを意識して、必死に諦めずに付いていいくだけ。
決勝も脇本君に。
※G3優勝の( )は前回の優勝
※G3決勝の( )は直近の優出
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【最終日12R=S級決勝】
1/脇本雄太(SS・福井94期)
2/坂井洋(S1・栃木115期)
3/成田和也(S1・福島88期)
4/渡部幸訓(S2・福島89期)
5/東口善朋(S1・和歌山85期)
6/津村洸次郎(S2・福岡101期)
7/新田祐大(SS・福島90期)
8/坂本健太郎(S1・福岡86期)
9/新山響平(SS・青森107期)
注目の並び想定は
1脇本—5東口
2坂井—8坂本—6津村
9新山—7新田—3成田-4渡部
決勝は、初日特選、準決勝同様に脇本雄太と東口善朋の近畿連携。
新山響平を先頭に、新田、成田、渡部と4車連携となった北日本ライン。
そして関東の坂井には、地元の坂本と津村が続いて即席3車ラインの3分戦となった。
ここまで景気の良いコメントはなく、調子も「横ばい」という脇本だが、準決勝は10秒6の豪快捲りで格の違いを見せつけた。決勝も次元の違うスピードを繰り出して、今年4回目のG3優勝を手にできるか。
だが、対するは4車連携の北日本と、準決勝のリベンジを狙う坂井洋の両ライン。
北日本は再び新山を先頭に、新田、成田が続き、さらに渡部が4番手を回る強固な布陣を敷く。初日特選では新山が先行して、捲った栃茨ラインのワンツーが決まり、脇本は不発。初日の新田は番手回りで飲み込まれてしまっているだけに、決勝で新山が先手を奪ったならば、今度はどう立ち回るか。
坂井は準決勝でスピード良く捲り切ったものの、脇本に力でねじ伏せられた。関東は1人で単騎と思われたが、地元・福岡勢が続くことでライン3車のアドバンテージができたのはプラス材料。もちろん地元勢の思いも背負うだろうし、脇本、そして北日本の動向に対して、どう組み立ててくるか注目だろう。
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【久留米競輪レポート・プレイバック】
2022年4月第5回大阪・関西万博協賛競輪G3
優勝:橋本壮史
2022年10月熊本記念in久留米G3
優勝:郡司浩平
2022年6月久留米記念G3
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2021年10月熊本記念in久留米G3
優勝:嘉永泰斗
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優勝:吉田拓矢
2020年10月熊本記念in久留米G3
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2020年6月久留競輪G3
優勝:清水裕友
2020年3月国際トラック競技支援競輪G3
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2018年10月熊本記念in久留米G3
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2017年10月熊本記念in久留米G3
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2017年6月久留競輪G3
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