久留米G3(最終日)レポート

2019/06/30(日) 18:19

久留米G3(最終日)レポート

2019年6月30日

久留米G3(最終日)中野カップレース

【12R=S級決勝】

1/三谷竜生(SS・奈良101期)
2/中川誠一郎(S1・熊本85期)
3/平原康多(SS・埼玉87期)
4/神山拓弥(S1・栃木91期)
5/松浦悠士(S1・広島98期)
6/櫻井正孝(S1・宮城100期)
7/木暮安由(S1・群馬92期)
8/杉森輝大(S1・茨城103期)
9/山﨑賢人(S1・長崎111期)

号砲から1周回半で並びは整う。
地元・九州地区2車が前受け、92・1・5・8374・6で周回を重ねる。

赤板周回を合図に5番手から杉森が踏み込み、平原ー木暮ー神山も続く。

関東4車に単騎の櫻井も続き、九州2車を抑えたところで打鐘。

残り1周回、杉森がに逃げる。
1度は車を引いた山﨑も踏んでいくが、木暮の牽制で外に浮く。

内をすくって中団を取った三谷もこの煽りを受け、関東4車が主導権を握ったまま最終第2コーナーを通過。

最終BS手前から中川、松浦が一気に踏み込む。
ここで平原も番手捲りを放っていく。

平原、木暮が出切ったところを外から中川、松浦が追う。

最終第4コーナーで松浦が中川をかわす。
直線勝負は平原、木暮、松浦、櫻井の混戦に。

だが、ここは平原が押し切って、1着でゴール。
2着に木暮、3着は松浦となった。

平原は昨年5月の京王閣記念以来、通算19回目のG3制覇。
(*京王閣記念後、9月の高知G2共同通信社杯での優勝あり)
これからの後半戦、年末のKEIRINグランプリを見据えて、いよいよギアを上げてきた。

優勝/平原康多(SS・埼玉87期)
色々と試行錯誤している中で、前回(岸和田G1)で落車はあったんですけど。
決勝にも乗ることはできていたし、今回も身体はちゃんと動いていた。
そういう部分では自信を持って臨めました。
悪いコンディション(雨)だったんですけど、関東4車は気合が入っていて、良いレースができたと思う。
杉森君とは同級生、彼が「前をやる」という強い気持ちに感謝、後ろにも固めて貰っての優勝です。
久留米は何度も斡旋をいただいていたのに、そこで失格だったり(苦笑)。
諦めずに走って、ようやく優勝できましたね。

【6R=S級企画レース・ブロックセブン】

1/吉本卓仁(S1・福岡89期)
2/河村雅章(S2・東京92期)
3/上田国広(S2・三重89期)
4/安部貴之(S1・宮城92期)
5/黒田淳(S1・岡山97期)
6/佐川翔吾(S2・大阪94期)
7/長田祐弥(S2・神奈川87期)

地元の吉本ー黒田の2車が前受け、15・7・63・24で並びは整う。

赤板周回、後団の河村ー安部の東2車が上昇。

そして、河村が吉本ー黒田を抑えたところで打鐘となる。

打鐘後、すぐに車を下げていた佐川がカマシていく。

残り1周回、佐川が1人で出切って、上田は東2車の後ろの4番手に収まる。

佐川が逃げるが、まずは最終第2コーナー過ぎに5番手から吉本が捲る。
番手の黒田も続き、単騎の長田もこれに乗っていく。

佐川の後ろから河村も踏み込んでの捲り合戦。

最終第4コーナー、吉本が安部を飲み込み、河村も射程圏内に。

最後の直線、吉本が河村をかわしたが、その外から番手の黒田も伸びてくる。
ゴール線間際、黒田が追い込んで1着。
2着は吉本、3着は吉本ー黒田のラインを追走した長田となった。

1着/黒田淳(S1・岡山97期)
もう最終BSでイッパイ、イッパイでしたね。
前の吉本さんも強かったし。
自分の自力とはタイミングやコースの取り方も違うし。
本当のマーク屋だったら、もっと前の車との距離を詰めるんでしょうけど。
そこはやっぱり、自分の感覚もあるんで。
でも、勝つことができて良かったです。

(P-Navi編集部)

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