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【理事長杯は脇本雄太が勝利】第34回寛仁親王牌G1(初日)レポート【ローズカップ進出の9名が決定!】

2025/10/23(木) 19:35 0 0

2025年10月23日 前橋競輪場
第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントG1(初日)

本日開幕した第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメントG1。初日メーンレースの「日本競輪選手会理事長杯」は捲りで脇本雄太が勝利。そして理事長杯1着から5着までの5名が2日目のローズカップ進出を決めた。また、第10R、第11Rの「特別選抜予選」は、それぞれ菊池岳仁山口拳矢が1着。特選からは4名が勝ち上がり、準決勝フリーパスとなるローズカップに出走する9選手が決定した。

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【12R=日本競輪選手会理事長杯】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/眞杉匠(SS・栃木113期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/松浦悠士(SS・広島98期)
5/新山響平(SS・青森107期)
6/雨谷一樹(S1・栃木96期)
7/岩本俊介(SS・千葉94期)
8/吉田拓矢(S1・茨城107期)
9/脇本雄太(SS・福井94期)

◆レース展開

誘導以下、5新山、3郡司-7岩本、9脇本-1古性、2眞杉-8吉田-6雨谷、4松浦で周回。まず青板から眞杉が脇本の横まで上昇すると、最後方の松浦が一気に踏んで青板バック過ぎに新山をかわして先頭に立つ。2番手になった新山は赤板から踏んで松浦をかわすと、新山の後位は内の松浦、外に郡司で並走になる。打鐘で松浦が落車のアクシデント。新山が逃げて、2番手は郡司、その3番手は内に岩本、外に眞杉で並走。眞杉は外並走から仕掛けるが、不発で後退。最終1コーナー過ぎから7番手の脇本が捲りを放つと、逃げる新山と捲りに出た郡司の争いを直線でとらえて1着ゴール。郡司マークの岩本が2着、最終BSで眞杉マークの吉田が切り替えて外から伸びて3着に入線した。なお、4着入線した郡司は押圧により失格となり、4着の古性、5着の雨谷までが2日目のローズカップ進出となった。

◆12R=日本競輪選手会理事長杯・結果
2車単9-7 7,160円(30番人気)
3連単9-7-8 56,330円(198番人気)

1着/脇本雄太(SS・福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
(青板BSは)眞杉(匠)君が外で止まったのを見て勝負だと思ったのですが、郡司(浩平)君が上がったり、イレギュラーなことが起こり対応が遅れてしまったと思います。(最後は)眞杉君の外をかわすか内に潜り込むか迷ったところもあり、判断ミスがありながら行けるところで行った感じでした。腰をいたわりながらウォーミングアップや過ごし方を考えていますが、その他にも調整しなければいけないと思うところがあるので、しっかり考えていきたいと思います。

(ローズカップは)寺崎(浩平)君に任せます。

2着/岩本俊介(SS・千葉94期)
初手は意外な形になり、新山(響平)君が、スイッチ入りそうな雰囲気があったので。脚を使いましたが、最後もしっかり踏み直せました。1走するとリラックスできる傾向にあるので、日に日に良くなっていく感じがします。

(ローズカップは)自分で頑張ります。

3着/吉田拓矢(S1・茨城109期)
初手で新山(響平)さんが前を取ったので、嫌な感じがしました。ずっと外をまわっている感じで消耗しました。シューズを変え、それが良くなく、力んでいる感じがするので、明日いつものシューズで臨めたらと思います。練習で使った感じは良かったのですが…。最後の伸びも感触としては良くないのですが、1走していい刺激が入ってくれたらと思います。

(ローズカップは)菊池(岳仁)君の番手を回らせてもらいます。

4着/古性優作(SS・大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
周回中の感触は悪くないと思います。弱かったですね。気合いを入れて頑張ります。

(ローズカップは)近畿の3番手。

5着/雨谷一樹(S1・栃木96期)

レースの流れは見えていたので、余裕はありました。意外に走れていましたね。最後も、意外に行けた感じです。状態はいいと思うので、頑張ります。

(ローズカップは)関東の3番手。

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【10R=特別選抜予選】
◆レース展開
赤板前に岸田剛松井宏佑をかわして先頭に立ち、先行態勢に入る。番手は同県の寺崎浩平が続き、3番手は単騎の川口聖二が続く。岸田の先行で一本棒となり、打鐘過ぎから8番手の清水裕友が仕掛けるが、寺崎がけん制して、最終1センター付近から寺崎は捲りで抜け出す。最終HS過ぎから8番手の菊池が捲り、先頭の寺崎に迫ると、ゴール前で寺崎をかわして1着。2着に寺崎、3着に菊池マークの金子幸央が入線した。

◆第10レース結果
2車単1-3 8,770円(29番人気)
3連単1-3-8 38,560円(119番人気)

1着/菊池岳仁(S1・長野117期)
初手で前を取り、そこから形を作れたらと思っていました。一度突っ張ることを考えていましたが、松井(宏佑)さんがいいスピードで来たので行かれてしまったので、流れを見て行けるところでしっかり行こうと思っていました。(最終HSは)清水(裕友)さんが仕掛けたので、そこでしっかり行かないとダメだと思ったので、気持ちを入れて行けて良かったです。行き切れているので、感じはいいと思います。

(ローズカップは)自力です。

2着/寺崎浩平(S1・福井117期)
岸田(剛)君はすごくかかっていたし、僕は脚が溜まらなかった。残り1周で清水(裕友)君が来た時にあわてて行った分、タイミングが良くなかったです。1着を取らないといけない流れでしたが…。感触としては、あまり良くないですね。前橋バンクは独特、サドルまわりに違和感があったので修正してみます。

(ローズカップは)自力。

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【11R=特別選抜予選】
◆レース展開
まず犬伏湧也が上昇して青板バックで深谷知広をかわして先頭に立つ。村田祐樹が仕掛けて、赤板で犬伏を叩いて主導権取りに出る。村田には山口拳矢、さらに単騎の内山慧大も3番手で続く。犬伏が4番手、深谷は7番手で打鐘を通過。打鐘後の深谷の捲りは不発に終わり、最終2コーナーから犬伏が捲りを打つと、山口は番手から捲りで抜け出す。抜け出した山口がそのまま押し切り1着。捲った犬伏が2着。山口を追った内山が3着に入線した。

◆第11レース結果】
2車単1-3 2,510円(13番人気)
3連単1-3-6 78,560円(200番人気)

1着/山口拳矢(S1・岐阜117期)
初手は、一番いい形になったかなと思います。ハイペースだったので、村田(祐樹)君はキツかったと思います。深谷(知広)さんは見えていなかったですが、犬伏(湧也)君の動きは見えていて、スッとくる感じではなかったのですが、村田君と詰まってしまった。下手でしたね。(最終BSは)犬伏君の上を深谷さんが来るかと思い前に踏んだ感じです。踏んだ感じは、さほど良くなかったです。

(ローズカップは)単騎。どこかで自力が出せればと思います。

2着/犬伏湧也(SS・徳島119期)
レースは、後ろ攻めは覚悟していました。しっかり深谷(知広)さんを切ってからだと。村田(祐樹)君がいいスピードで来たので出させ、詰まったところで仕掛けられたらと思いました。(最終HSは4番手から踏み出し)(山口)拳矢君に合わせられたのですが、落ち着いて外並走でへばり付きながらいけたので、良かったかなと思います。体の感じは悪くないです。ローズカップに進出したことは有利になると思うので、しっかり生かして準決勝、勝負できたらいいなと思います。

(ローズカップは)自力。

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2025年10月24日 前橋競輪G1
【12R=ローズカップ】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/吉田拓矢(S1・茨城107期)
3/岩本俊介(SS・千葉94期)
4/山口拳矢(S1・岐阜117期)
5/脇本雄太(SS・福井94期)
6/雨谷一樹(S1・栃木96期)
7/犬伏湧也(SS・徳島119期)
8/菊池岳仁(S1・長野117期)
9/寺崎浩平(S1・福井117期)

並び想定は
9寺崎-5脇本-1古性
8菊池-2吉田-6雨谷
3岩本(単騎)
4山口(単騎)
7犬伏(単騎)

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【過去のローズカップ・レポート】
2024年10月弥彦
1着:脇本雄太
2023年10月弥彦
1着:古性優作
2022年10月前橋
1着:松浦悠士
2021年10月弥彦
1着:新田祐大
2020年10月前橋
1着:新田祐大
2019年10月前橋
1着:松浦悠士
2018年10月前橋
1着:中川誠一郎
2017年10月前橋
1着:金子貴志

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◆今開催の勝ち上がり
・2日目
【二次予選B 6R〜8R】
1着〜2着が準決勝
【二次予選A 9R〜11R】
1着〜4着が準決勝
【ローズカップ12R】
1着〜9着が準決勝

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◆今開催のレポート
・前検日(理事長杯)前検日(予選・特選)

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【寛仁親王牌世界選手権記念トーナメント・チャリロト特集ページ】
加藤慎平さんの展望や開催データなど情報満載!
◆特集ページはこちらからご覧ください。

(P-Navi編集部)

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