2024/12/29(日) 17:00 0 2
2024年12月29日 静岡競輪場
KEIRINグランプリ2024シリーズ
「KEIRINグランプリ2024」GP(前検日)
いよいよ明日(12月30日)、静岡競輪場において「KEIRINグランプリ2024」が開催されます。今年も数々の激闘が繰り広げられてきた競輪界。ファンの思いとともに、9選手は富士山バンクでの日本一を決める頂上決戦を迎えます。
今年はチャリレンジャー(弊社スポンサード選手)から、古性優作選手、郡司浩平選手、北井佑季選手、脇本雄太選手(枠番順)の4名が出場権を獲得しました。
今年の優勝賞金は1億4000万円(副賞込み)。最高峰の舞台で最高のレースを展開し、その頂点に君臨するのは果たして……。大一番に挑む、9選手の前検日(28日)と前日の公開練習後(29日)のコメントを合わせてお届けします。
***************
【最終日・11R=KEIRINグランプリ2024】
1/古性優作(SS・大阪100期)
2/平原康多(SS・埼玉87期)
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
4/眞杉匠(SS・栃木113期)
5/岩本俊介(SS・千葉94期)
6/清水裕友(SS・山口105期)
7/北井佑季(SS・神奈川119期)
8/新山響平(SS・青森107期)
9/脇本雄太(SS・福井94期)
***************
1/古性優作(大阪100期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
4年連続4回目の出場
GP優勝:1回(21年静岡)
【今年の優勝】
G1オールスター競輪、G1寛仁親王牌
G3=4回
◆前検日
昨年のグランプリが終わって、G1を全部獲ると言ったのですが、2つしか獲れていないですし、昨年に比べても3つから2つに落ちているので良くないですが、寺崎君や窓場君が近畿を背負ってくれる選手になってきた、なってくれないといけないと思っていますし、そういう選手が出てきてくれて、めちゃくちゃ嬉しいですね。
(競輪祭の準決勝は)寛仁親王牌決勝で寺崎君に迷惑かけたし、その分も走りで、そういう姿を見せないといけないと思いましたが、空回りしてしまって、お客さんに申し訳なかったです。
ケガをしないように祈りながら、攻めながらトレーニングして、体調管理もしっかりしました。(静岡は)走っていて気持ちがいい、相性もいいと思います。
(グランプリは)脇本さんの後ろです。
◆公開練習後
公開練習は、楽しかったです。初めて(グランプリを)優勝した時と同じ感じで刺激を入れています。良くなっていってくれたらいいなと思います。
2/平原康多(埼玉87期)
2年ぶり14回目の出場
【今年の優勝】
G1日本選手権競輪
◆前検日
日本選手権の6日間は体調が良くて、でもそれ以外はいいところが無かったという感覚です。3場所連続で落車して、ダメージは当然あって、1カ月は短かったですが、立て直してきた感じです。
12月前半は身体と自転車がマッチしていない感じでしたが、バンクが使えず、街道に行く時間がすごく長くて、それで自転車と向き合う時間も長くて、思い出せたこともあり、ようやく身体がなじんできた感じ。あとはケアできれば走れるかなという状態まで来たのかなと思います。
前回までのフレームは落車して流れも良くないし、ダービーくらいで使っていた昔のフレームで行こうかなと。(静岡は)バンク自体、クセは無く走りやすいですが、前回走った時は風が強いイメージがあります。
(グランプリは)眞杉君の後ろです。彼は天才なので、自分がどれだけ付いていけるかが課題ですね。
◆公開練習後
公開練習を走り、だんだん(グランプリ)らしくなってきた感じです。(グランプリは)なかなか経験できることではないので、噛み締めて。昨日の夜(練習で)乗った時は、身体が冷えていてとてつもない重さでした。今日の朝と公開練習も乗り、変な重さはないので、だんだん状態が上がってきていると思います。
3/郡司浩平(SS・神奈川99期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
2年ぶり5回目の出場
【今年の優勝】
G1全日本選抜競輪
G3=2回、F1=3回
◆前検日
いいスタートは切れましたけど、全体的には良くも悪くもという感じで、もう少し結果も、内容も突き詰めていきたいなという思いはありました。ケガはケアをしてよくなったので、練習もすぐできましたが、フレームがダメになってしまったので、新しいものを2週間前に届いたので導入して、今回はそれで来ました。
自分なりには充実して過ごせた、いい1カ月でしたし、体調面もばっちり合わせられたので、不安なく臨めると思います。静岡にも2日間、入らせてもらって、夕方の時間にも乗れて良かったです。
北井さんの番手で、岩本さんも3番手を回ってくれて、心強いですね。僕はお任せで、車番も外なので、戦法的には考えにくいですが、3人で意思疎通して、いいレースがしたいです。
◆公開練習後
公開練習は、雰囲気だけ味わいました。昨日、今日と過ごし順調だと思います。明日に備えます。
4/眞杉匠(SS・栃木113期)
2年連続2回目の出場
【今年の優勝】
G2サマーナイト、G2共同通信社杯
G3=1回
◆前検日
(今年は)良くも悪くもいい経験ができたと思います。今まで大きなケガもなくやってきましたが、前半はケガと向き合って、ケアや体の使い方を勉強しながら過ごしてこられたかなと。マッチしてきた部分はありますが、やりたいことと噛み合っていないことも多いので、来年はそこを修正していきたいと思います。
やりたい練習ができて、沖縄で(小林)泰正さん、同県の岡部(陸斗)、群馬の蕗澤(鴻太郎)さんの4人で合宿もしました。競走用のフレームで練習して、だいぶ感じも良くなってきたと思います。静岡は7車立てでしたが優勝を2回しているので、イメージはいいです。(グランプリの雰囲気は)昨年と変わらず、楽しみですね。
(平原と)2人でしっかり力を出し切って、ワンツーが決められれば最高かなと思います。
◆公開練習後
昨日の夜と今朝乗った感じは重かったのですが、公開練習に乗った感じは大丈夫そうだったので。明日が、楽しみです。夜の練習で、刺激を入れます。
5/岩本俊介(SS・千葉94期)
初出場
【今年の優勝】
G3=1回、F1=3回
◆前検日
本当にすごい結果を残したり、その結果に押しつぶされそうになったり、いろいろな経験をさせていただいた1年でした。とにかく練習だけを続けた1カ月は、長かったですね。やることは一気に変わらないので、地味な作業から、いつも通りの練習をしてきました。
2人にお世話になっているので、3番手を固めさせてもらって、総力戦で頑張りたいと思います。
◆公開練習後
公開練習は、テレビで見たことあるやつだと思いました。明日本番ですが、どうなるか分かりませんが、ワクワクしています。感触は、昨日の練習では思ったよりも感じがよく、今日はいつも通りくらいに戻ったので、明日はちょうどいい感じになるのではと思います。
6/清水裕友(山口105期)
2年連続6回目の出場
【今年の優勝】
G3=3回、F2=1回(全プロ記念競輪)
◆前検日
今年後半は失速したので、結果は悔しい1年でした。体調が思うようにいきませんでした。競輪祭も全くいいところが無かったので。ケガはたいしたことなかったですが、それ以外の体調面で苦労することが多かったです。
(前走後は)しっかり練習して、やれることはやりました。自転車は違うものでいきます。練習の感じは良かったです。
静岡は重たい印象がありますが、今年の記念は結果も良かったので、悪いイメージはないです。
新山さんがいるんですけど、いろいろ考えて、やっぱり単騎で(笑)。イメージすればするほど、頭の中で悪い着しかないので、でたとこ勝負で行きます。
◆公開練習後
公開練習は、普段ない感じで楽しかったです。感じは、悪くない。風がすごく強いですが、皆一緒なので。
7/北井佑季(神奈川119期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
初出場
【今年の優勝】
G1高松宮記念杯競輪
F1=5回
◆前検日
うまくいった部分と、そうでなかった部分と、大きく分かれた1年でした。前半戦はそれなりの結果を残せましたが、後半戦はG1で決勝に乗れず、勝ちもそう多くなかったのかなと思います。(大垣記念を走ったのは)グランプリまで12月前半に走っておきたいと思ったから。結果はあまり良くなかったので、身体も動き切っていなかったのかなと。練習はここに向けてしっかりやって、体調もグランプリに向けて上がっていっています。
フレームは今まで使っていなかったもので、大垣でも使っていないものに変えます。もともと新しいフレームをどんどん作っていますし、乗ってみて、新しいフレームが自分としては良かったので、今回はそれを使おうかなと思います。
静岡は今回ここに来る前に、練習で使わせてもらいましたが、特にクセはないバンクかなと思います。
僕は自力、先頭で頑張ります。まずは初手の位置がどうなるか分からないので、いろいろなパターンを考えているところです。
◆公開練習後
グランプリを走る実感が湧くような公開練習でした。状態は、いつも通りです。
8/新山響平(青森107期)
3年連続3回目の出場
【今年の優勝】
G3=1回
◆前検日
結果はあまり出せなかったのですが、内容は自分なりにこだわってやってきた中で、まあまあ納得できるものにはなりました。やってきたことが、決勝に乗るという結果として出ましたが、それはラインのおかげかなと思います。(広島記念in玉野を走ったのは)レース勘が鈍ったりしないように。その分、落車のリスクはありますけど、それをとっても出ておきたかったので。競輪場に来るとモチベーションが上がるので、その維持にも繋がりました。
やりたいことをやって、やり残したことはないかなという感じ。静岡競輪場で1日、入らせてもらいました。良い感じで練習できたと思います。
単騎で、自力で頑張ります。何通りかを考えて、レースの流れで体が動いたところで行こうかなと思います。
◆公開練習後
自分をしっかり持って走ろうと思います。昨日より疲れも取れたし、疲労が抜けてきているので良い感じだと思います。明日の方がいいと思います。
9/脇本雄太(福井94期)
※チャリレンジャー(スポンサード選手)
3連続6回目の出場
GP優勝:1回(22年平塚)
【今年の優勝】
G1競輪祭、G2ウィナーズカップ
G3=2回
◆前検日
昨年のケガから前半は引っ張ったかなと思いましたが、後半は少しずつ良かったり、良くなかったりを繰り返して、全体的には苦労した1年でした。競輪祭が終わって、翌週に古性君と近畿合宿で練習させてもらって、そこから先は地元で練習しましたが、福井は天気がずっと悪く、満足の行く練習はできませんでしたが、やれることはしっかりやってきた感じです。現状、練習した感じは違和感なかったので、いいかなと思っています。
(静岡は)2018年のグランプリ以来。改修工事もしているので、感触は実際乗ってからかなと。
いつも通り、自分が前で頑張りたいと思います。(レースプランは)考えていることはありますが、指定練習に乗ったら変わるかもしれませんので。
◆公開練習後
公開練習では、思ったよりも風が強かったですね。雰囲気は、グランプリだけあって、すごい盛り上がりだと思いました。いつもグランプリに出ている過ごし方と同じ感じで過ごしています。最終調整で、今日の夜(夜間練習で)もがき切って感触を確かめたいと思いますし、風が強くていつもと感覚が違うと思ったので、しっかり調整したいと思います。
***************
KEIRINグランプリ2024シリーズの特設サイト公開中!!
チャリロト・オールスターズによるグランプリシリーズ大予想も掲載中!
特設設サイトはこちらから
***************
【過去のKEIRINグランプリ・プレイバック】
KEIRINグランプリ2023(立川)
優勝:松浦悠士
KEIRINグランプリ2022(平塚)
優勝:脇本雄太
KEIRINグランプリ2021(静岡)
優勝:古性優作
KEIRINグランプリ2020(平塚)
優勝:和田健太郎
KEIRINグランプリ2019(立川)
優勝:佐藤慎太郎
KEIRINグランプリ2019(静岡)
優勝:三谷竜生
KEIRINグランプリ2018(平塚)
優勝:浅井康太
(P-Navi編集部)