立川G2(2日目)レポート

2019/12/29(日) 20:18

立川G2(2日目)レポート

2019年12月29日

立川G2(2日目)ヤンググランプリ2019

【11R=S・A級混合ヤンググランプリ2019】

1/南潤(S1・和歌山111期)
2/野口裕史(S2・千葉111期)
3/松本貴治(S1・愛媛111期)
4/藤根俊貴(S2・岩手113期)
5/森田優弥(S2・埼玉113期)
6/上田尭弥(S2・熊本113期)
7/宮本隼輔(S2・山口113期)
8/河合佑弥(S2・東京113期)
9/松井宏佑(S2・神奈川113期)

号砲から内枠を活かして、南が飛び出していく。

全員が自力型、単騎を選択というレアなレース。
南・松本・森田・藤根・野口・松井・上田、宮本の並びとなる。

青板第4コーナー、8番手から地元・河合が上昇。
南はスンナリ引いて、河合が先頭に。

しかし、第2コーナー手前、6番手の位置から野口がスパート。

下り坂を利用してのスピードも加わって、野口が主導権を奪ったところで打鐘。
この動きに対応した森田が野口の番手に収まった。

野口の先行態勢は変わらずに残り1周回。

野口が逃げ、2番手の森田が車間を切りながら後続を牽制。

最終BS、4番手に収まっていた松本が河合の内を掬う。
河合の外からは宮本が捲っていく。
そして、森田、松本、宮本は着実に野口との差を詰める。

最終第4コーナーを過ぎ、野口も必死の粘りを見せる。
だが、直線勝負で森田が野口を追い込んでいく。
さらに森田の後ろから松本も猛追。
ゴール線直前で、松本が森田を差し切って1着。
伸び負けの森田が2着に。
3着は上田であったが、内側追い抜きにより失格に。
8番手から捲り上げた松井が繰り上げ3着となった。

優勝/松本貴治(S1・愛媛111期)
前々でレースを進めようと思っていた。
初手で南君が何かしら動くだろうと、その後ろ、良い位置が取れました。
展開が向き、ラッキーでしたね。
野口さんとの差を詰めるように、脚に余裕がありました。
最終BSでも誰もきていない感じで、踏み込んでからもズーッと、脚は軽い感じだった。
今年はG1とかでも予選をなかなか勝ち上がれなかった。
でも、こういう一発レースを勝てたことは大きな自信になる。
来年は先行基本で、四国の先輩方から信頼して貰えるような選手になりたい。
賞金の使い途は……獲れると思っていなかったので、これから考えます(笑)。

表彰式後、中四国勢からの祝福の胴上げ。
競輪界のこのあたりから松本の表情が柔らかくなっていった。

(P-Navi編集部)

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