2024年10月13日　川崎競輪
第10回大阪・関西万博協賛競輪G3（3日目）
全国都市緑化かわさきフェア開催
川崎市制100周年記念

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【10R＝S級準決勝】
赤板過ぎに谷和也が大川龍二を抑えると、7番手から藤井侑吾が仕掛け、打鐘過ぎ2センターで谷を叩いて、中部3車が先行態勢に入る。4番手に谷、7番手に大川で最終HSを通過。大川は最終2コーナーから捲りに出るも、前団には届かず。逃げた藤井の番手から山口富生が差し切り1着。2着に藤井、3着に3番手を固めた石毛克幸でラインの上位独占が決まった。

1着／山口富生（S1・岐阜68期）
今回成績：特3・二2・準1
G3優勝：8回（10年5月大垣）

スタートで車番的に後ろだと思ったんですけど、（藤井）侑吾がうまく中団を取ってくれた。そこから侑吾もハイペースだったから、キツかったと思います。大川（龍二）が気になったけど、あまり進んでいる感じでもなかったし、ほかのレースを見てると、外が伸びている感じだったので、4コーナーから残し気味に、思い切り踏ませてもらいました。うまく決まって良かったです。周りの皆が頑張ってくれていますね。
G3決勝は（2016年の）平塚以来で8年ぶり。決勝も侑吾に。

2着／藤井侑吾（S1・愛知115期）
今回成績：特4・二2・準2
G3優勝：0回
G3決勝：3回目（23年10月京王閣以来）

（初手は）皆が出ていったので、後ろかなと思ったのですが、谷（和也）が外線を外していたので、行けると思って入りました。あの並びで決まった感じですね。タイミングが来たらどこでも行く感じで、出切るまで踏んで、ペースを入れました。後半伸びると思ったら、バックの風が強くて、なかなか伸びなかったですね。ラインで決まったのは良かったです。（山口富生さんは）対策されているし、やっぱり強いですね。（1着は）明日に取っておきます。
（決勝は）自力。連日長い距離を踏んでいるので、しっかり休んで明日に備えます。

3着／石毛克幸（S2・千葉84期）
今回成績：一2・二3・準3
G3優勝：2回（08年6月富山）

まずは3番手でしっかり付いていって、あとは前の人に任せてという感じですね。最後もかぶっちゃったかなと思いましたが、良かったです。風も強くて、前もキツいかなと思っていました。川崎は直線も長いので、何とかなりました。（感触は）そんなに悪くなく、追走もキツイわけでもないですね。
（決勝は）地元の後ろ、4番手。

10Rレース結果

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【11R＝S級準決勝】
誘導後位に入った北津留翼に対して、和田真久留が上昇するも、北津留は突っ張る。打鐘から稲毛健太が巻き返しを図るが、北津留はペースを上げて九州ラインが主導権取り。3番手で続いた和田は、粘る北津留をゴール前で差し切り1着。2着に北津留、3着に北津留マークの山口貴弘が続いた。

1着／和田真久留（S1・神奈川99期）
今回成績：特5・二1・準1
G3優勝：2回（20年8月小田原）

取れた位置からでしたが、警戒していたら切るのが中途半端になってしまいましたね。（近畿勢が）降りてくるかもと思って、2コーナーで捲りの間合いが取れなかったです。終始、北津留さんがかかっていく感じで強かったですね。ラインで決めきれなかったのは残念。腰痛あけでそこまでですが、展開だったり、恵まれているかなというところ。川崎自体、相性が良くないイメージだったので、決勝に乗れて良かったです。
（決勝は）ケアして備えて、しっかり自分の仕事をしたいです。佐々木君の番手。

2着／北津留翼（S1・福岡90期）
今回成績：特7・二1・準2
G3優勝：6回（22年6月久留米）

全然、先行する気はなかったのですが、先行になってしまった感じでした（苦笑）。車番が外だったので切りに行ったら、和田真久留君が切るかどうか分からず、そのまま前に踏んで。橋本選手がすぐ来るかと思ったらいなかったので、これは逃げないといけないなと。バックは向かい風だったので逃げたらヤバいと思っていましたが、何とか山口（貴弘）さんのおかげで粘れました。（感触は）いつも通り、良くも悪くもないです。（初日よりは）疲れは取れてきていると思います。
（決勝は）自力です。

3着／山口貴弘（S2・佐賀92期）
今回成績：一3・二3・準3
G3決勝：初

北津留が突っ張ると思わなかったです。めちゃめちゃ強かったですね。最後は抜けるかなと思ったけど、抜けなかったし、外から食われてしまいました。（今開催前は）意外に忙しくて、準備ができていなくてギリギリだったのですが、G3は初の決勝。特に修正点はないです、決勝に乗れているので。
（決勝も）北津留に。

11Rレース結果

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【12R＝S級準決勝】
赤板で先頭の山岸佳太を佐々木眞也がかわすと、纐纈洸翔がスパートして、佐々木を打鐘過ぎに叩いて先行していく。3番手に佐々木、山岸は6番手で最終HSを通過。最終2コーナーから山岸が捲りを打つと、最終3コーナー付近で佐々木も捲りで抜け出しを図る。山岸マークの諸橋愛が直線鋭く伸びて、佐々木をゴール前でかわし1着。2着に佐々木、3着に佐々木マークの福田知也が入線した。

1着／諸橋愛（S1・新潟79期）
今回成績：特2・二2・準1
G3優勝：8回（21年4月四日市）

（山岸が打鐘過ぎに8番の）内を差していたのが痛かったですね。なければ、ホームくらいでワンチャンスあると思いますが。1番（佐々木眞也）だけ飲み込めれば、何とかなるかなという感じはしていたんですけどね。（直線は）久しぶりに伸びました。でも川崎ならではじゃないですかね。今日一番、朝起きて（体が）軽かったし、ローラー乗っても軽かったので、絡まれなかったら、自分自身はワンチャンスあるなと思っていました。
（決勝は）単騎。展開で、あまり考えず、いつも通りの感じで。絡まれず4コーナーを回れたらチャンスあるかなと思います。

2着／佐々木眞也（S1・神奈川117期）
今回成績：特6・二2・準2
G3優勝：1回（24年9月青森）

纐纈君が来たので、入れた感じです。あとは先に山岸（佳太）さんよりもいけるように、という感じでした。もう1回いけると思ったのですが、タイミングが遅くなってしまいました。ちょっと（前の動きを）見てしまったので…。まずは最低でも決勝にいきたいという気持ちだったので、そこは良かったのですが、あとはもっと強い気持ちを持っていければなと思います。
また決勝も頑張りたい。自力です。

3着／福田知也（S2・神奈川88期）
今回成績：一2・二1・準3
G3優勝：1回（22年10月松山）

中団を取って切ってから考える、作戦通りでした。でも、僕がどうこう言えることではないですが、川崎のメインで走っているから、行ってほしいところで行ってくれたら3人で決まっていたと思います。（最後の直線は）山岸（佳太）にフタされた感じになって、狭いとことを踏む感じでしたが、うまく前の動きを見ながら。4番（安部貴之）もいたので、何とか3着で良かったです。前のおかげですね。
（決勝は）地元の3番手。神奈川3人で盛り上がると思うし、石毛さんと4人で連携して南関はひとつというものを見せたい。（決勝進出で）目標は達成できましたが、欲を言えば、4日制なので競輪祭に行きたいですね。
12Rレース結果

※G3優勝回数の（　）は前回G3優勝開催
※G3決勝進出の（　）は前回の優出開催

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【最終日・12R＝S級決勝】
1／佐々木眞也（S1・神奈川117期）
2／藤井侑吾（S1・愛知115期）
3／北津留翼（S1・福岡90期）
4／山口貴弘（S2・佐賀92期）
5／山口富生（S1・岐阜68期）
6／福田知也（S2・神奈川88期）
7／諸橋愛（S1・新潟79期）
8／石毛克幸（S2・千葉84期）
9／和田真久留（S1・神奈川99期）

注目の並び想定は
1佐々木-9和田-6福田-8石毛
2藤井-5山口富
3北津留-4山口貴
7諸橋

決勝は佐々木を先頭に、神奈川3車に加えて、石毛が4番手を固める南関東3車。
藤井には山口富がマークし、今開催3回目の中部連携。
北津留には準決勝と同じく山口貴が続く九州2車。
諸橋は単騎のレースとなった。

唯一4車連携となった南関東ライン。先頭は先日の青森記念を制した佐々木で、ラインの長さも生かした仕掛けで、上位独占をもくろむ。佐々木マークの和田は腰痛あけではあるが、2日目から連勝で勝ち上がっており、地元G3優勝の好機だろう。 だが、初日特選で主導権を握った藤井が積極策を見せれば、再び混戦になることも。そうなれば、一発魅力の北津留や、準決勝の動き軽快だった諸橋の強襲も十分か。別府ナイターと同日程で開催されているダブルG3開催。デイレースの川崎決勝は第12レース、16時40分発走予定。

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【過去の川崎競輪グレードレース・プレイバック】
2024年4月川崎記念G3
優勝：嘉永泰斗
2024年1月川崎記念G3
優勝：郡司浩平
2022年4月川崎記念G3
優勝：郡司浩平・松浦悠士（同着）
2021年8月アーバンナイトカーニバルG3
優勝：吉澤純平
2021年4月川崎記念G3
優勝：郡司浩平
2021年2月全日本選抜競輪G1
優勝：郡司浩平
2019年8月アーバンナイトカーニバルG3
優勝：山岸佳太
2019年4月川崎記念G3
優勝：郡司浩平
2018年8月アーバンナイトカーニバルG3
優勝：荒井崇博
2018年4月川崎記念G3
優勝：小原太樹
2017年8月アーバンナイトカーニバルG3
優勝：深谷知広
2017年4月川崎記念G3
優勝：郡司浩平

(P-Navi編集部)