2019/04/21(日) 23:55
川崎G3(最終日)桜花賞・海老澤清杯
【12R=S級決勝】
1/三谷竜生(SS・奈良101期)
2/郡司浩平(S1・神奈川99期)
3/吉田拓矢(S1・茨城107期)
4/岩本俊介(S1・千葉94期)
5/平原康多(SS・埼玉87期)
6/志佐明(S2・神奈川107期)
7/松岡貴久(S1・熊本90期)
8/吉田茂生(S2・岐阜98期)
9/松井宏佑(S2・神奈川113期)
まず三谷、松井が飛び出すが、中団以降の並びはなかなか整わず。
単騎の吉田茂が外に浮き、最終的には車を引いて最後方へ。
号砲から1周回半を過ぎ、926・17・4・35・8で並びは整った。
青板BS手前から吉田拓が上昇、これに吉田茂も乗る。
赤板で吉田茂が前を取り、車間を空けて、17・35・4・926と続く。
第1コーナー、吉田拓が前へ踏み、三谷もペースを上げる。
だが、第1センター過ぎに最後方から松井が一気にカマしていく。
激しい主導権争い、松井が吉田拓を抑えたところで打鐘。
地元3車が出切って、残り1周回。
第2コーナーから郡司が番手捲り。
平原も切り替えて、郡司の後ろを固める志佐を追走。
その後ろには三谷も続く。
最後の直線、平原が外から猛追。
しかし、郡司が押し切ってゴールラインを駆け抜けた。
2着に志佐、3着は平原となった。
郡司は2年前の2017年4月以来、川崎記念2回目の優勝。
また、昨夏の小田原記念以来、通算5回目の記念競輪Vとなった。
優勝/郡司浩平(S1・神奈川99期)
プレッシャーが大きかったんで、本当に最高です。
レース後は喜びが爆発してしまった。
地元の声援が凄かったので、とても力になりましたね。
そして、3走続けて、前の宏佑(松井)がよく駆けてくれたおかげ。
今日も宏佑が垂れている感じはしなかった。
ただ、別線もとても強い、きてから出ると苦しくなるから前へ踏ませて貰った。
すぐにダービー(松戸G1日本選手権競輪)もあるし、年末のグランプリを見据えて頑張りたい。
それに再来年、川崎でG1全日本選抜競輪の開催も決まった。
地元・川崎でのG1レースに、競輪人生のピークを持っていくのも目標。
計画的に頑張っていきたい。
【6R=S級企画レース・ブロックセブン】
1/勝瀬卓也(S1・神奈川84期)
2/水谷好宏(S2・大阪93期)
3/松本大地(S2・熊本81期)
4/今野大輔(S2・愛媛111期)
5/村上卓茂(S2・愛知84期)
6/小坂敏之(S2・栃木74期)
7/小松崎大地(S1・福島99期)
43・716・25の3分戦でレースは進んでいく。
赤板に入り、まず最後団から水谷が徐々に上がっていく。
そして、第2コーナーからスピードを上げ、今野を抑えたところで打鐘となる。
しかし、打鐘の直後に小松崎も一気に踏み込んで、すぐに主導権を奪った。
小松崎の先行で東3車ラインが出切ったところで残り1周回。
小松崎はスピードを緩めず。
最終BS、勝頼と小坂もシッカリ小松崎を追走。
最終BS手前から6番手の今野が捲りを放つ。
直線勝負、東3車ラインに猛追するも小坂に捌きで捲り切れず。
ゴール線手前、小松崎の番手から勝頼が抜け出す。
まさに“チョイ差し”で勝頼が1着に。
2着は小松崎、3着には今野を捌いた小坂。
東3車ラインのワンツースリーとなった。
1着/勝瀬卓也(S1・神奈川84期)
恵まれましたね。
自分が頭を取らなきゃいけなかったんだけど。
小松崎君があれだけ駆けてくれたので、後ろからの捲りは届かないと確信していた。
あとは自分が小松崎君を追い抜くだけだって。
ギリギリだったけれどもね(苦笑)。
(P-Navi編集部)