【川崎記念G3】郡司、松浦が1着同着優勝!

2022/04/17(日) 20:59

【川崎記念G3】郡司、松浦が1着同着優勝!

2022年4月17日川崎競輪

開設73周年記念「桜花賞・海老澤清杯」(最終日)

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先週の平塚競輪に続き、神奈川県下である川崎競輪で開催された開設73周年記念「桜花賞・海老澤清杯」G3。S級S班がその力を誇示するかのようなレースコントロールで、4名が決勝進出するなど順当な勝ち上がりを見せてファンの期待に応えた。
同開催3連覇のかかる地元のエース郡司浩平はプレッシャーを跳ね返す好走で決勝進出。レース巧者ぶりを発揮する松浦悠士、力強い競走の吉田拓矢や、記念決勝初進出の小森貴大ら、好メンバーでの決勝となった。
大注目のレースは、先行する小森の3番手で外並走を凌いだ松浦と、後方から強烈に捲り追い込んできた郡司がゴール前の大接戦を演じ、1着同着での優勝。一歩も譲らない両者の劇的な結末に、スタンドはどよめいた。

3日目のレポートはこちら

【最終日・12R=S級決勝】
1/郡司浩平(SS・神奈川99期)
2/吉田拓矢(SS・茨城107期)
3/守澤太志(SS・秋田96期)
4/小川勇介(S1・福岡90期)
5/東口善朋(S1・和歌山85期)
6/小森貴大(S2・福井111期)
7/松浦悠士(SS・広島98期)
8/恩田淳平(S2・群馬100期)
9/松谷秀幸(S1・神奈川96期)

【レース展開】

誘導以下、6小森-5東口、7松浦-4小川、3守澤、1郡司-9松谷、2吉田-8恩田で隊列が整う。まず郡司が動いて赤板で前を抑えると、吉田が郡司をかわし、さらに小森が切って近畿ラインが打鐘から先行態勢に入る。3番手は内に吉田、外に松浦で並走となる。最終BSでは東口が番手捲りを打つと、松浦も外並走から捲りを仕掛ける。直線で松浦が抜け出しを図るが、8番手の郡司も最終2コーナーから捲りで前団に迫り、直線で松浦に並びかける。松浦と郡司の接戦ゴールとなり、写真判定の結果、1着同着での優勝。3着は東口が入線した。

【川崎記念G3・決勝結果】
2車単1-7 330円(1番人気)
2車単7-1 400円(3番人気)
3連単1-7-5 3,630円(23番人気)
3連単7-1-5 4,670円(33番人気)
決まり手 捲り―捲り


優勝(同着)/郡司浩平(SS・神奈川99期)
今回成績/特着1・二2着・準1着・決1着
次走出場予定/日本選手権競輪(5月3日~8日)

並走状態の外が松浦(悠士)だったので、簡単に飛ばないですし、単騎の守澤(太志)さんの動きも気になり、ホームで引き切るタイミングずれ、最後届くか、届かないかになってしまいました。松谷(秀幸)さんにもチャンスのある仕掛けができれば良かったし、最後なんとか届いたというだけ。スッキリした終わり方ではなかったかもしれませんが、結果を残せたので、反省を次のダービーに繋げて走れたらと思います。


優勝(同着)/松浦悠士(SS・広島98期)
今回成績/特2着・二1着・準1着・決1着
次走出場予定/武雄記念(4月23日~26日)

初手の並びで前から2番目、小森(貴大)さんがすごくやる気満々だったので、付いていてもいいかなと。外並走から捲ろうかなという感じでした。脚もたまらなかったし、上手い並走ではなかったですが仕掛けられる脚力はありました。昨日セッティングを調整していなかったら、優勝できていなかったと思います。今回がだいぶ良かったので、引き続きという感じで、武雄記念とダービーを迎えられたらと思います。

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\最終日注目レース・ピックアップ/
【最終日・8R=S級選抜】

自力を出しラインで決着
1着/松本秀之介(S2・熊本117期)

スタートで根田(空史)さんが前に行ったので、1回前に出たところを薦田さんに仕掛けられると厳しくなるので、抑えるところからスピードを緩めずにと考え仕掛けました。身体と自転車がマッチしなくて、3日間自力を出せなかったのですが、今日は周回中から呼吸も楽で長い距離を踏める感覚がありました。最終日にしっかり自力を出してラインで決められたのは良かったです。次の競走もいいイメージを持ったまま走れたらと思います。

【最終日・11R=S級特別優秀】

戦法チェンジを考え
1着/瓜生崇智(S1・熊本109期)

ウィナーズカップで、自力ではやっていけないと感じたし、戦法をシフトチェンジしていく時期なのかなと考えていたので、こういう戦い方(競り)を取らせてもらいました。道中、深谷(知広)さんと並走しても苦ではなく、余裕もあったので、悪くないと思います。しっかり九州を盛り上げていきたいです。(P-Navi編集部)

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