2025/12/05(金) 06:00 0 0
3日に最終日を迎える取手競輪「レジェンドカップ・サンスポ賞(FI)」。12RではS級決勝が行われる。
初日特選組が半分以上敗退するなどやや波乱含みの今開催。ただ、そんな中でもシーズンリーダー・深谷知広はしっかりと勝ち上がりに成功。
しかし南関勢の仲間は不在、初日、2日目と連係した関東勢も4人が勝ち上がったため単騎戦となるかと思われたが、吉澤純平、武田豊樹、山下渡、岡田征陽の4人は深谷知広に前を託すことを選択した。
深谷と吉澤は初日特選でも連係し、その際は深谷が打鐘から果敢にカマシを放ち、見事にワンツーを決めている。
また、原田研太朗、林慶次郎ら強敵が揃った準決勝12Rでは深谷と武田・山下が連係しているが、初日と同様に深谷が地元勢を背に男気溢れる先行勝負を敢行する。3コーナーで林慶次郎が良い回転で前へと迫り、深谷を捲る勢いだったが、これを武田が好ブロックでシャットアウトし、ラインで上位を独占した。
S班クラスの深谷に関東の実力者4車が付くとなれば鬼に金棒。最後まで“平成の怪物“は主役を譲らない。
しかしそれを簡単に許すまいと立ちはだかるのが河端朋之だ。初日こそ5着に沈んだが、単騎で車番も悪く、最終バックで7番手に置かれる厳しい展開だったため度外視できる内容だろう。
2日目準決勝では橋本智昭に蓋をされる展開となるが、赤板バックで先頭を走る野田源一と山本紳貴の即席コンビが内を空けた隙に、スルリと内を抜けて先頭へと躍り出る。
最後方に置かれた橋本が最終ホームで河端を叩きに来るが、この仕掛けを封じて、そのまま最後の直線を迎える。河端、橋本が踏み合い、野田が展開絶好となるが、その野田の猛追をも封じて河端がそのまま押し切り、見事に柏野智典とのワンツーを決めた。
深谷とも互角に渡り合えるだけのスピードは持っている河端。展開は厳しくなりそうだが、十八番の鋭いカマシ・捲りで東日本5車を打ち砕くことが出来るかどうか。
★取手競輪12R・S級決勝は16:00発走!
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また、11RのA級決勝には127期・在校1位の尾野翔一が登場する。
直近4か月の決まり手は逃げ4本、捲り13本と捲り主体で戦う尾野だが、今開催は初日、2日目と先行勝負で連勝を挙げている。特に目を引く内容だったのは準決勝。打鐘から果敢にカマシ先行を敢行し、3番手以降を突き放すと、最後の直線でも番手に付いた前期S級の東矢昇太を振り切る圧巻の走りで完全優勝に大手。
S級特昇が懸かっていた前走の久留米競輪決勝では3着に敗れて仕切り直しとなったが、A級に収まる器ではないことは間違いない。まずはここで3連勝を決めて、一刻も早く次のステージへと進みたい。
★取手競輪11R・A級決勝は15:25発走!
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