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netkeirinリリース記念特別連載 高木真備グラビア&インタビューvol.1

2020/12/15 (火) 13:55 34

netkeirinリリース記念として、ガールズのトップ選手である高木真備選手のグラビア&インタビューを3か月にわたって連載します。

第1回目は、高木真備の現在(いま)。今年のレースの結果やガールズグランプリに向けての意気込みを語ってもらいました。

ーー今年は、コロナの影響でレースができなかった時期もありました。ステイホーム期間は、家でご家族と過ごす時間も多かったと思いますが、何かハマっていたことや新しく始めたことはありますか?

高木 料理を始めました! 母が作ってくれる煮込みハンバーグが好きで、この機会に一緒に作ってみようかなと思ったのがきっかけです。あと、ガールズケイリンの先輩が焼き鳥を作ってTwitterに上げていたので、「美味しそうですね」とコメントしたら、「どうせ真備は食べる専門でしょ」と言われてしまって(笑)。それじゃあ、私も作れるところを見せようと思って作ってみたら、結構上手にできたんですよ。

 レースが再開してからはなかなか落ち着いて料理ができていないんですけど、また落ち着いたら得意料理を増やしていきたいですね。

ーー昨年は、ガールズグランプリの出場を逃すなど、悔しい思いもしたことと思います。今年に向けて、どんな風にモチベーションを保っていましたか?

高木「一昨年までの私は、出場するだけで精一杯で優勝できるような実力が備わってなかったんだ」と気づきました。特に初めて出場が決まった年はうれしいという気持ちばかりで、優勝を自分から取りに行く準備ができていなかったなぁと。実力をつけて次回こそ優勝を目指すためにも、それに気づけたことは大きかったと思います。

ーー今年の快進撃は、そんな強い思いが結果にでたからなんでしょうね。ご自身では、今年の強さの秘訣をどんなふうに分析していますか?

高木 今年に入ってから、スピード練習を増やしたのですが、その方法が自分によく合っていたんです。この練習法が好調の要因かなと、自分では分析しています。

 メンタル面でも成長があったと思います。ガールズグランプリは、出場できれば誰にでも優勝のチャンスがあると思っていたんですけど、そういう気持ちで出場しても怯んだり、思うようなレースができなかったりと、力を出し切れませんでした。だから、次に出場する時には、勝ちにいける自分を作ろうと思ってこの1年間レースに打ち込んできました。

ーーいよいよガールズグランプリが近づいています。1年ぶりのレースへの参加ですが、意気込みを教えてください。

高木 一昨年まで3年連続で出場させてもらっていたので、去年は出る立場から見る立場になって、「出場できないのは出場して負けるよりも悔しいんだな」と痛感しました。緊張感はあるけれど、次は絶対に優勝するぞ! という気持ちが強くなっていて、今はとても楽しみです。

ーー最後に、ガールズグランプリをまだ見たことがない人に向けて、見どころを教えてください。

高木 賞金争いも、わずか何千円という僅差で、上位組は実力が拮抗しているんです。そんな熾烈な戦いを征して勝ち取ったグランプリ出場権だから、みんな負けられないと思っています。

 1年のなかで、出場選手全員の思いが最も強いレースでもあるので、譲れないという意地と意地のぶつかり合いが見られるのが、グランプリの醍醐味です。私自身も、絶対に勝ちたいと思っているので、ぜひ真剣勝負を見ていただきたいです!


「vol.2 高木真備の過去」は2021年1月中旬に公開予定。 可愛らしい衣装に身を包んだ高木選手をお届けします。

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