2021/01/17 (日) 11:00 7
こんにちは、ヤマコウです。
大宮競輪開設72周年記念東日本発祥倉茂記念杯も決勝を迎えました。ライン順に紹介します。
④森田優弥(113期・埼玉)ー①平原康多(87期・埼玉)ー②佐藤慎太郎(78期・福島)
③清水裕友(105期・山口)ー⑥合志正臣(81期・熊本)
⑦鈴木庸之(92期・新潟)ー⑧河野通孝(88期・茨城)
⑨岩本俊介(94期・千葉)ー⑤東龍之介(96期・神奈川)
の9選手です。
このレースも平原康多が人気になるでしょう。前の森田優弥が先行意欲強いでしょうし、昨年のGP、平原が4角から清水裕友を止めに行ったことで、今節の関東の選手はどこかピリッとした雰囲気を感じます。
ただ、和歌山GIIIの才迫開(101期・広島)と違い、森田自身も4角勝負できる自力を出すと思います。
その一手とはホームかまし。
森田が死に掛けをしない理由の一つは、関東が2つに分かれたこと。準決では、平原が番手に付いても4角かましで3着に残れました。これは自信になったと思います。また、レースを簡単にあきらめないことも森田の長所です。彼は初手をしっかり考えてレースに挑むでしょう。①平原と②佐藤がラインなので、前から2番目を取れたら4角かましが狙えます。
では、森田ラインの後ろは誰になるのか? 私は、③清水が有力だと思います。
山口幸二
Yamaguchi Kouji
岐阜県大垣市出身。日本競輪学校62期卒業の元競輪選手。1988年9月に大垣競輪場でデビュー、初勝利。1998年のオールスター競輪で完全優勝、同年のKEIRINグランプリ'98覇者となる。2008年には選手会岐阜支部の支部長に就任し、公務をこなしながらレースに励む。2011年、KEIRINグランプリ2011に出場。大会最年長の43歳で、13年ぶり2度目のグランプリ制覇を果たし、賞金王も獲得した。2012年12月に選手を引退、現在は競輪解説者としてレース解説、コラム執筆など幅広く活動する。父・山口啓は元競輪選手であり、弟の山口富生(68期)、息子の山口聖矢(115期)・山口拳矢(117期)は現役で活躍中。