2025/04/03 (木) 08:00 5
桜の開花が発表され、いよいよ本格的に春本番。スギ花粉も峠を越えて下火になり、ようやくラクになってくる頃だ。先日、下見を兼ねてタケノコ掘りに行った。前々から「誘え」とうるさい幼馴染を連れ、一人だと億劫だし従兄弟も誘って。だが……! 冬が寒すぎたせいか、タケノコが顔を出していない。しかもイノシシが掘った後で、山はあちこちズタズタに荒らされていた。手探り、いや足の裏で探してみるが、さっぱり見つからない。出発前にあろうことか「任せろ」と大ボラを吹いた手前、焦り始める始末。
「オイオイ話が違うぞ」、「お前が掘れるって言うからついてきたのによ」と幼馴染が捲し立てる。コラムには載せられないような“不適切な言葉”をガンガン浴びせてくるってわけよ。オレも負けじとやり返すが、傍から見れば口汚く罵り合っているように見えるだろうな。昔からこんな感じのオレたちは慣れっこだが、他の人が聞いたらケンカしているように聞こえるに違いない。
結局、タケノコの神様に見放されノーホーラ!“タケノコ掘りのヒデ”のプライドはズタズタ、幼馴染の口撃にも負け、仕方なく道の駅で高価なタケノコを買わされて帰路についたってわけだ。自宅に戻りカミさんにビニールに入ったタケノコを手渡すと、「あれれ、しくじったね」とニヤリ。「こんなこともあるよ」と返し、風呂でサッパリ。風呂上がりに買ったタケノコを肴に一杯。最初のビールはクーッと喉と腹に染み渡り“至極の一杯”だ。「次はリベンジ」と決意新たに酒をあおれば、疲れも手伝ってグデングデンのバタンキューだったよ!
さて、高知記念は「よさこい賞争覇戦」のメンバーを見ていこうかね。眞杉匠、脇本雄太、古性優作、清水裕友、犬伏湧也のS班に加えて、新田祐大、松井宏佑らの超豪華メンバーが集結。激戦ムードがプンプン漂っているよ。ただ、「上位陣を脅かすような波乱の要素はあるのか?」を考えたが、この中から優勝者が出ることになるだろう。
ただ妄想枠だと、特昇を決めた新潟の121期の治田知也が気になるところだ。初の9車立てに翻弄され、本来の力を出し切れない不安はあるが、積極果敢に攻めて全国区に名前をアピールしてもらいたい。また、同期の日高裕太が目を引く。主導権を取ることに意識を向けているようだが、まだ野口裕史の域までには至っていない。あの領域までたどり着く日を期待したいが! そうなれば南関勢にとって強い味方になるはず。
さらにベテラン佐々木則幸が元気だ。宇都宮FIでは良い伸び脚が光り、地の利を生かしての強襲シーンもあるはず。4日間通して見ていきたいね。それと山本奨も良い。自在戦だが縦脚が光る。ライン違いも演出しそうで面白い存在になるね。
初日の妄想狙いは第11Rにしてみる。堅く決まる要素があるが、「もしかして?」の望みもある。並びを整理しながら推理を膨らませてみるべ! ①取鳥雄吾-⑦田尾駿介-⑨佐々木則幸で中四国ライン、④金子哲大-②柴田洋輔-⑧鰐淵圭佑の関東ライン、③村田祐樹-⑤山内卓也-⑥吉田健市で中部ラインの三分戦となっている。
初手は取鳥がスタートを決め、前受けから。枠なりで金子ライン、後方は村田ラインになる(⇐①⑦⑨・④②⑧・③⑤⑥)。
勝負どころで村田が押さえ、金子が叩く。取鳥がダッシュ良く素早く巻き返し前団を飲み込み田尾の流れ込み①-⑦が本線になる。ところが佐々木と柴田の縦脚が鋭く、侮れない。“いいとこ獲り”ボックス車券①②⑦⑨も一考かも。
だが、まくりを主戦法とする金子が先に切って村田を出させれば、地元2人を背負う取鳥がドッカリ構えるとは思えない。そうなると村田を叩きに行って“もがき合い”になる。脚をためた金子がまくり、柴田との直線勝負の②=④。取鳥に乗り、強襲する田尾との②-⑦に村田を使う山内への②-⑤を妄想〆にしておく。
吉井秀仁
Yoshii Hidehito
千葉県茂原市出身。日本競輪学校第38期卒。選手時代はその逃げるスピードの速さから「2週半逃げ切る男」と称され人気を集める。1978年競輪祭新人王戦を制し、翌年も小倉競輪祭の頂点に立つ。1980年の日本選手権は完全優勝、1984年オールスター競輪でも覇者となり、選手としての一時代を築き上げた。現役引退後はTV解説者やレポーターとして活躍、競輪場での予想会イベントやYoutubeのライブ配信なども精力的におこなっている。ファンからは「競輪客のような解説者」と親しまれており、独特のひらめきによる車券戦術を数多く披露している。