ーー7月に126期としてデビュー。今はナショナルチームにも所属していますね。

ナショナルチームでもまだ練習生。128期の酒井亜樹さん、小原乃愛さん達と一緒に練習をしています。(養成所を)卒業してすぐ伊豆に拠点を移しました。

ーー競技経験がない中でデビューをして、そこから練習生でもナショナルチームでの練習。競技の方で大変だなと思うところはありますか？

ケイリンは現行競輪とあまり変わらないですが、スプリントは全くやっていなかったので、やっぱり難しいですね(苦笑)。12月1日付けでBチーム所属になるので、そこで結果を出せれば佐藤水菜さんがいるAチームに上がれる感じです。

ーー大変なことも多いかと思いますが、伊豆での練習はいかがですか？

ブノワさんが東京オリンピックに向けて伊豆を拠点にして、先輩達が確立してくれた環境なので感謝しかないです。いい環境で練習をさせていただいているし、チームに参加してからもこれだけ通用するとは思わなかった。力がついているなと実感しています。

ーーそれでは話を現行競輪の方に移しましょう。養成所から圧倒的な力を見せつけて、デビューをしてからも結果を出しています。デビューしてからはどのようなことを意識しながら走っていますか？

最初は戸惑うこともありましたね。打鐘でこんなにペースが緩むのかとか、フタをされて焦る部分もありました。でも、走るごとに慣れてきているのかなと思います。

ーー仲澤選手のレースを見ていると、早めの仕掛けが多く見られます。しっかり自力を出そうという意識はありますか？

やっぱり自力が通用しないと、競技の方でも通用しないので、力で勝たないといけない。流れに乗って何でもできるようにならないと。

ーーご自身の中で理想はありますか？

理想…。そうですね、何でもできるタイプになりたいですね。やっぱり自分は自転車の経験が少ない分、レースを覚えていきたい。ナショナルチームの先輩方はそれぞれ持ち味が違うけど、いずれは先輩方みたいな走りができたらいいなと思っています。

ーーデビューしてからすぐに結果を出しているので、大きい舞台を走る機会も見えてきますね。

オールガールズ(クラシック)は賞金での選考なので厳しいけど、パールカップは競走得点なので走れるかもしれないですね。GIで決勝に乗るというのが今の目標です。

ーーちょっと余談なのですが、仲澤選手の気分転換方法はありますか？

気分転換…。アイスを食べることですかね。あとはお菓子を食べたり。食べ過ぎるってことはないのですが、抑えないといけない時期も来ると思うので、気を付けないと(苦笑)。

ーー今回の松戸は初出走のバンクですよね。デビューしてそんなに経っていないので、初めて行く競輪場も多いかと思います。初めて行くところというのはどうですか？

移動はあまり好きではないんです(苦笑)。でも、新しい土地を感じるのは好きな方です。

ーー今回は同期で同斡旋の平子結菜選手(三重)と一緒に泊まってから来たみたいですね。楽しそうに平子選手が話していましたよ。

私の家に泊まってから来ました。やっぱりなかなか同期と会う機会がなくなってしまったので、会えると嬉しいですね(笑顔)。

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